56801.(商品やサービスで)何か気に入らないことがあるなら、自分でやれ。しかも、もっとうまくやれ。(そうすれば、ビジネスになる)

56802.この瞬間から、あなたは全く別の人間になれます。それは愛と理解に充たされ、あらゆる考えや行動に対し、両手を広げて、意気揚々と、前向きに取り組む人間です。

56803.「いまの悩みは明日もまた続くだろう」などと不安に思わないことだ。今日と明日はまったく別の日なのだ。「こんなにつらいのは今日だけだ」と思ってほしい。そう思ったほうが、悩みをブレークスルー(突破)しや……

56804.何であれ、一つとして一つで完璧なんてものは無いのかもしれない。だからこそ、補うモノが引き寄せられるように生まれ、側(そば)で対を成して初めて少しでもよい方向へ近づけるのだと思う。

56805.料理というのは、とことんまで芸術に近い世界でありながらも、芸術になってはいけないものである。

56806.生まれた時から豊かさに恵まれ、あまりにもぬくぬくと育った若者たちは、最初から世の中を甘く見、考えるのではないか。

56807.企業が健全に成長していくためには、経営の状態を一目瞭然に示し、かつ、経営者の意志を徹底できる会計システムを構築しなくてはならない。

56808.理想的なクリスマスというものはありません。クリスマスとは、あなたの価値観、願い、愛情、伝統をどう映し出すかなのです。

56809.人生の本当の喜びは、諸君より劣った連中と一緒に生活することだ。

56810.憎悪は人生を混乱させるのに対し、愛は人生に調和を与える。

56811.動機が善であり、実行過程が善であれば、結果は問う必要はない、必ず成功する。

56812.イノベーションは、利権主義の社会では生まれない。

56813.(常に)正しい判断ができるようになるためには、「ものさし」となるべき、誠実な人生哲学を持たなければなりません。その哲学とは「人間として何が正しいか」に基づくもので、公正、正義、やさしさ、思いやり、……

56814.君らにとって変えたいと思う部分こそ、君らを輝かせる個性なんだ。

56815.人の死を悲しんじゃいけない。

56817.緊張とは、自分の世界で起きていることに対して自分が反応した結果である。自分を緊張させるのは、自分を取り巻く状況や他人ではなく、他ならぬ自分なのである。

56818.問題は常にある。問題は常に内にある。問題は自己にある。それがわかることが仏法に入る門である。

56819.絶え間ない繰り返しが、人生そのものと同じく芸術においても成功する条件である。

56820.自由で物の豊かな現代でも、人生には必ず多くの困難が待ちうけている。耐えることを知らない人は、そんなとき、腹を立てたり、投げやりになったり、大切なときに自分を見失ってしまう。

56821.貧しい場合にも、その人の才能を伸ばすことを妨げる要素はたくさんあるはずだし、どんなに豊かな家にだってその人の伸びることを妨げる要素がたくさんある。結局、環境にとらわれてはいけない。境遇というものか……

56822.幸いなるかな、義に飢え渇く者。その人は飽くことを得ん。

56823.ささえることで、人をしり、ささえられて、人となる。

56824.のんびりやろうが、普通にやろうが、急いでやろうが、とにかく10年という持続性があれば、かならず職業として成立します。面白くても面白くなくても、コツコツやる。必死で頑張らなくったっていいのです。

56825.“女老外”、女性と老人と外国人の感覚が求められている。女性にとって大事な“美しさ”、お年寄りにとって大事な“安心と安全”、それから外国人にとって大事な“わかりやすさ”ですね。

56826.人が人に与えるもので、最も力が強いのはお金。

56827.(数学)理論の結果が美しいとされるのは、数少ない条件から広範囲の対象に関わる一般的な結論が得られることである。また、数学的な帰結が美しいとされるのは、その中で簡潔な推論によって目覚ましい数学的事実……

56828.行動を起こすから、その先に何かが生まれる。変化は突然ではなく、小さな努力の積み重ねから生まれるんです。

56829.職場の人間関係に悩むより、結婚の方がラク。

56830.私は銭湯が好きである 銭湯にはいっていると 自分が世のなかの 他の大勢の ひとりであることがよくわかる

56831.話術の一つの要諦は、言葉を「粒」のように話すことである。

56832.実はイマジネーションは、お金になるのです。イメージをイメージのまま終わらせなければ、それはビジネスになるし、最終的には実益に結びつきます。

56833.役に立つならウソもつけ。

56834.ここに居て喜べず ずい分 よそを捜したが ここをはなれて 喜びは どこにもなかった

56835.自分の情念だけで血を騒がせるのは、人間の危険な特権である。

56836.不自由なるも不自由なりと思う念を生ぜず、不足も不足の念を起こさず、不調も不調の念を抱かぬを、佗(わ)びなり。

56837.不運だ、ついてない。そう嘆いていると、その言葉や思いがその人にまとわりついて、余計に不運を呼び寄せます。

56838.「詩」もことばだと思ってはいるが、やっぱりことばではないのではないか、と思うことがある。詩はことばに毒されてはいるけれども、素朴に言えば、イマジネーションの世界なのである。

56839.そう考えない自由が私にあるのだ。

56840.わがまま(自己本位)と不平によって、心はゆがめられたり曇ったりするように、愛はその喜びによって、視覚というものを明確なものにすると同時に、また鋭敏なものにするのです。

56841.食わず嫌いは、あれこれ理由をつけて「こんなことは自分に向かない」と決めつけたがるが、議論しているより、実際にやってみるほうが話は早い。

56842.馬というのは、真ん中に乗っては具合が悪く、両端に乗っては危険な動物である。

56843.本当の理想をもつ人は、断然どんな場合があっても、自分以外の人間や、あるいは神や仏というものを頼りにしません。

56844.「神の愛」とか「愛の神」を口で語るのはやさしいのだ。苛酷な現実に生きる人間は神の愛よりもはるかに神のつめたい沈黙しか感じぬ。苛酷な現実から愛の神を信ずるよりは怒りの神、罰する神を考えるほうがたやすい。

56845.ひとに憩いを与え、光明を投げてやるような作品を書くのに、才能だけではいけないようです。(=人生経験も必要だということ)

56846.もし、子育てをやり直せるなら、間違いを直そうとばかりしないで、子どもともっと心を通わせます。

56847.はじめに言葉ありき。言葉は神とともにあり。言葉は神なり。よろずのもの、これによりて成る。(ver.0)

56848.天才に性別などない。

56849.主人は好んで病気をして喜んでいるけれど、死ぬのは大きらいである。死なない程度において病気という一種のぜいたくがしていたいのである。

56850.至誠は天地を揺るがす。


56851.上(かみ)目を用ふれば、下(しも)観を飾る。上(かみ)耳を用ふれば、則ち下(しも)声を飾る。

56852.目になれし山にはあれど 秋来(く)れば 神や住まむとかしこみて見る

56853.終生の業(ぎょう)は、その日その日の義務を完了するより外(ほか)にない。

56854.いい料理人になるコツは、自分の料理のすべてを捧げたいと思えるような、そんな女と出会うことだぜ。

56855.丸谷才一の『文章読本』を読め。とくに、第二章「名文を読め」と第三章「ちょっと気取って書け」の二つの章を繰り返し読むがよろしい。これが現在望み得る最上にして最良の文章上達法である。

56856.目の前に見ているのに、「違う!」と否認するのは、これはコドモにはできない。オトナの器量が要(い)る。

56857.自分の成績さえ良ければ……では、幸せになれませんよ。友だちの喜びを自分の喜びとしていかなくては。それは国同士でも同じなんです。

56858.状況の奴隷になってしまうと、状況が悪いことを理解し、自分の夢が非現実的であったという結論を出すだけになってしまいます。

56859.死んだら、死んだのよ。このリスは、そのうち、土にかえるでしょ。やがて、その土から木がのびて、その木の上で新しいリスたちがはねまわるわ。それが、そんなに、悲しいことだって思う?

56860.「もうこれ以上のものはない」と確信できるものが完成するまで努力を惜しまない。それが創造という高い山の頂上を目指す人間にとって非常に大事なことであり、義務ですらあるのです。

56861.ものを欲しいとおもわなければ こんなにもおだやかなこころになれるのか うつろのように考えておったのに このきもちをすこし味わってみると ここから歩きだしてこそたしかだとおもわれる なんとなく心のそ……

56862.諸共(もろとも)に住めばかしまし諸共に すまねば寂しうたて妻子(めこ)ども

56863.“自”と“他”を区別するところから、迷いが生まれる。

56864.いつしかに 情(じやう)をいつはること知りぬ 髭(ひげ)を立てしもその頃なりけむ

56865.ほら、人生を歩いているとサ、学生でもサラリーマンでも必ず、後ろから疾走してきて追い抜いていく奴があるだろ。それでサ、先のほうから後ろ振り向いて、アカンベエなんかされることがあるじゃないか。これをや……

56866.事業というやつは、抜け目がないとか、しっかりしているとかいう人間ばかりでは成功しませんな。真に創造的な人間はオッチョコチョイかもしれないね。とにかく常識のワクを破らなくちゃいけないんだから。

56867.殺人──一人の人間が他の一人の人間のために殺されること。殺人には四種類ある。すなわち、兇悪(きょうあく)な殺人、恕(ゆる)すべき殺人、正当と認め得る殺人、賞讃に値する殺人、この四種類である。だが、……

56868.イエスの生涯をつらぬく最も大きなテーマは、愛の神の存在をどのように証明し、神の愛をどのように知らせるかにかかっていたのである。

56869.乱れた頭では器用な手に命令を与えられない。散らかった乱雑な仕事場ほど頭が痛くなるものがあるだろうか? これほど入りたくないところがあるだろうか?

56870.人は所詮(しょせん)一人で生まれ、一人で死んでいく孤独な存在です。だからこそ、自分がまず自分をいたわり、愛し、かわいがってやらなければ、自分自身が反抗します。

56871.昔の人はうまいこといったもんだ。「酒も飲まなきゃ煙草もやらない、女も買わずに100まで生きたバカがいる」ってね。つまらない人生送るより、自分のやりたいことをやる、思ったようにやる、これだな。

56872.時も状況も異なったところからスタートした成功者の真似をしても成功はおぼつかない。

56873.勝者の本質「楽観、熱中、希望」、敗者の本質「楽観、冷笑、絶望」。

56874.自分の居場所とは、自分にとって「いい場所」だと感じられる場所のことです。自分の居場所を見つけることが幸せにつながります。

56875.間違った。と思ったら、未練を残さず出直せ! そのときは失うものがいかに大きくとも、出直しによって今後得るものに比べれば、何ほどのこともなかろう。常にそう肚(はら)をくくっていなければならないのが経……

56876.ため息をつくたびに、幸せが逃げていく。

56877.ほめるコツ──その場でほめる。何よりもタイミングが大事である。その場その場でほめるのが一番だ。あまり時間がたってほめられても有難みがなく、場合によっては、「自分のことなどどうでもいいから、忘……

56878.一切の不幸は欠乏から来るのでなくてむしろ過剰から来る。

56879.気をつけるがよい。もし互いに噛み合い食い合っているなら、あなたがたは互いに滅ぼされてしまうだろう。争い事はお互いに滅びを招くだけである。

56880.お金というのは、お金を所有したいと切望したとたん、お金に支配されてしまう。

56881.戦争。日本の戦争は、ヤケクソだ。ヤケクソに巻き込まれて死ぬのは、いや。いっそ、ひとりで死にたいわい。

56882.今は一年の高潮のとき、引き潮で攫(さら)われた人生の一部は、楽しげな泡の満ち潮とともに戻ってくる。

56883.大部分の人にとって、仕事はおもしろいはずだし、少なくとももっとおもしろくなるものだ。

56884.いいかい、君の感情や振り付けや曲への個人的な考えを押しつけないでくれ。音楽がどうしたがっているのか、音楽に語らせてくれ。

56885.一般に数学とは、自明な物事についての基本的な科学である。

56886.幸運はある種の能力であり、能力であるからいくらでも改善できる。

56887.(勉強が得意なら)頭が破裂するほど勉強して学者になれ、日本一の! それがいじめたやつを見返す事につながる!

56888.人生ではやり直しがきかない。出遅れたら、追い込むしかないのだった。

56889.「もうダメだ」というときが仕事の始まり。

56890.とうていかないそうもない壮大な理想を掲げ、一途(いちず)にその実現を目ざして生涯を捧げるような青臭い生き方もよいものだと思う。

56891.文士にとって文学とは生きた人間の心の葛藤であり、暗い孤独の追求なのだ。

56892.時間を気にすることをやめる最上の方法は、時間割をちゃんと作ることである。

56893.給料を上げないなら納得できる理由を示せるか。こういうことをすれば給料が上がるというキャリアパス、サクセスストーリーを明快に示せるかどうかです。

56894.(※女の)イライラして気持が荒れる老い、というのは、「老い」ではなく、ただ、「お婆(ば)ンくさくなる」というヤツである。

56895.自分の趣味を相手に伝えることで、そこから話題を広げることも可能ですが、相手がそれと気づかぬうちに胸襟(きょうきん)を開かせるためには、まずは、相手の趣味や興味の中に話題を見つけるべきでしょう。

56896.人間、そう簡単に自分の生き方はこうだと決めつけたり、型にはめたりしないほうが、人生、豊かなものになるのではないでしょうか。

56897.一大事業をやりかけていることは、長命を保つ方法である。

56898.どんな困難に直面しても、「ここから始まるのだ」ととらえ直すことができれば、私たちはかならず前進できます。

56899.亭主や女房や。と特別な仲みたいにいっても、所詮は、他人。合わせモンは離れもん。

56900.無事これ名馬


56901.日日のいろんな出来事は この永劫の海の 寄せる波 どの波も 何かしみじみ尊くて

56902.自分自身の問題や、自分の思い通りに事が進まないということばかり考えていると、まったく前進できない。

56903.ピンチを一緒に切り抜けたら、その先には大きな前進がある。

56904.お上品なサロンは、人間の最も恐るべき堕落だ。

56905.読書の効用の1つに疑似体験ということがあります。本を読むことであたかもストーリーに描かれていることを自分が体験した感覚になる。

56906.何度も何度も繰り返しトライしているうちに、ふっと可能性の扉が開く瞬間があるものなのだ。それまで絶対に不可能だと思い込んでいたようなことも、その瞬間に、するりとブレークスルーしたりする。

56907.宴が甚(はなは)だ乱れかけて来たならば、躊躇(ちゅうちょ)せず、そっと立って宿へ帰るという癖をつけなさい。何かいい事があるかと、いつまでも宴席に愚図愚図とどまっているような決断の乏しい男では、立身……

56908.現代では、虚構と現実が二元的に対立している訳ではありません。両者は、わかちがたく結びついているのです。

56909.牛飼いが歌よむ時に世のなかの 新しき歌大いにおこる

56910.学問とは、不思議、疑問、問題点を見つけ出し、調べ、何が正しいかを自ら考えていくこと。

56911.社員に胸襟を開かせるには、話を聞くのが一番だ。どんな方法でもかまわないから、地位に関係なく誰でも経営陣に直接ものが言え、話を聞いてもらえ、何らかの形で返事がもらえるようなシステムを作ることが大切で……

56912.東京を古里にしている人がある。東京は言う迄(まで)もなく日本の首都である。併(しか)し私のような田舎者にとっては、植民地に過ぎない。

56913.世に最も哀れなる者は、自分の夢を金や銀に変えてしまう人間だ。

56914.時を得る者は栄え、時を失う者は滅ぶ。(ver.0)

56915.私の奥底には 色もかたちもない 泉があって 私が邪魔しなければ 尽きずに 涌くようです

56916.言わなくてもいい。にじませればいいんだ。

56917.人間の本性が邪悪だからといって、その自由意志を制限することが許されるのか? 自由意志のない者を人間と呼ぶことができるのか?

56918.「パレートの法則」(80対20の法則)を適用するなら、全体の2割の商品で、8割の消費者の需要を満たすことができる。つまり、最初から、「お客は消費者の8割でよい」と割り切りさえすれば、全体の2割の商……

56919.結婚? 私はそれを、それ自体で考えたことはなかった。永遠に愛せる女(ひと)を見つけたらと夢見たことはあったが、結婚のための結婚は考えたことがないのだ。

56920.小骨のない魚なく、欠点のない人間なし。

56921.クリスマスの生き方をすることこそ、クリスマス的な最善の与え方。

56922.ベンチャー事業で成功するということは、ファーストペンギンになるということだ!

56923.笑うのが好きな方には、できるだけしょっちゅう笑うことが健康に良いとアドバイスしよう。笑うのが嫌いなら、薬だと思って笑おう。

56924.愚痴を聞いてくれない友人、愚痴を言ってくれない友人、つまり、互いに愚痴を言い合えない友人同士は、見せかけの友人である。いや、見せかけの友人ですらない。

56925.良い人生を送り、栄えよ。

56926.虚栄心の強い人間ほど自由を好む。その言葉の甘美な響きは、弱者を惹きつけるんだ。

56927.面壁九年(めんぺきくねん)(ver.0)

56928.どこまでも自分を作りかえていくという心で、真理を聞いた以上、真剣に実施していかなければならない。よいことは真似しなさい。たった一分か二分あれば出来ることではないか。

56929.事実をありのままに見つめれば、死も無常ではない。

56930.殺人を喜ぶような人は、人生の目的に達することはできない。

56931.平和は平和より来たる。

56932.悔いにみちた人生ではあるが、それが私にとって私の人生なのだ。私としては精一杯生きてきた人生である。それと違った人生を、はたして私が持ちえたかどうか。

56933.ふざけんなよ、俺がサイコーなんだっていつも胸を張っていたいだろ? 本当は誰だってそうなんだ。OK、そうと決まったら、誰に相談する必要もない。もう君は世界で最高の音楽をやってるイカレた野郎になったん……

56934.かなしみと わたしと 足をからませて たどたどとゆく

56935.ひたいに汗して働くという、汗の結晶という、汗にも頭をつかった挙句(あげく)にかくあぶら汗やひや汗というのもある。前者の汗は体にいいが、後者の汗は体に悪い。しかし、この双方の汗をかいてからでない……

56936.自分は醜いから、ひとに愛される事は出来ないが、せめて人を、かげながら、こっそり愛して行こう、誰に知られずともよい、愛する事ほど大いなるよろこびは無いのだと、素直に諦めている女性こそ、まことに神の寵……

56937.私は難局に立たされた場合、まず心静かに時の至るを待つ。そして冷静に風の行方(ゆくえ)を見きわめてこれの処置をとる。

56938.新しいことに挑戦する時は、失敗したら……という不安がつきまとう。自信があるように見える人でも、不安は感じているものだ。そんな時、「君ならできる」「お前だったら大丈夫だよ」と言われたら、「よし!やっ……

56939.愛さなければ、愛する気持ちはわからない。

56940.これからの時代、子どもたちに身につけてほしいのは、誰にも負けない自分の才能の尖った部分、つまり“エッジ”を見つけて磨くこと。

56941.恋は愚か者を賢くし、賢い者を愚かにする。

56942.政治は数だ。数は力だ。

56943.生命の所有が短くなればなるほど、私はこの所有をますます深め、ますます充実させなければならない。

56944.最後まで自分の犬を信じろ。女を信じるのは最初の裏切りまでだ。

56945.赤ん坊はことばを知ることにより知識を広げ、思考を深めていく。このレベルでは学習と遊びの区別はない。取り入れやすいものをどんどん取り入れていく。興味の趣く先を手がかりにして、その周辺のことばを知り、……

56946.物語を読むのはたのしい。物語とは出会いだからだ。物語のなかで未知の人に出会う。読んでゆくうちにその未知の人がいつのまにか、よく知ったごく身近な仲間のように、もう一人の自分のように思えてくる。

56947.豊饒は物質的所有のみにあるのではなく、強欲でない精神にあるのだ。

56948.人生やり直せねぇ、なんて言う奴はな、やり直す気のねぇヤロウか、結果を急ぐせっかち野郎だけだ。

56949.(雑談で)身近な自分の体験を相手とやりとりしているうちに、アイデアはたまたま生まれます。こういうアイデアが最も強いのです。ウンウンうなってつくったアイデアは弱いです。

56950.自由とは何も持たないこと。高価なものは何もないけれど自由。


56951.バランスのいい自己愛、自尊心とは、自分の限界を知り、自分が完全でも万能でもないことを認め、欠点のある自分自身を肯定的に受け入れることである。

56952.老齢者には老齢者だけが持ち得る美しさのあることを知る人は、知恵のある人である。

56953.情報産業は、企業内のコミュニケーションが(特に)大事である。

56954.なすようにならないで、なるようになる。

56955.たとえ絶望の底に突き落とされたとしても、そこからはいあがれる蜘蛛の糸があるのなら、あきらめずにその糸をつかむ。僕ら人間は、その強さを持っている。つかむかつかまないかは、本人次第だがな。

56956.ミュージシャンのアルバム数が少ないというのは、ミュージシャン本人にとっては残念なことかもしれない。だが、ファンにとっては、むしろ喜ばしいことである。なぜなら、全アルバムをそろえることが金銭的に可能……

56957.はじめは身振りだけの愛の挨拶(あいさつ)であっても、次第に、そこから本当の愛が滲(に)じんで湧いて来る事だってある。

56958.強引、図々しい、厚顔無恥と言われようが、強烈な押しでやらなきゃ、営業なんてできない。断られて簡単に引き下がるのは、必死さが欠けてる証拠。

56959.渦のなかに溺れて死んでいくのが彼女のただひとつの悦びで生き甲斐なら、どうして止められます?

56960.ほんとうに、人間、淋しくなると思わず、「お母さぁん」と言うんですよ。お父つぁんとは絶対に言わない。子供という奴は、おっかさんだけだね。だから、おっかさん。しっかりしなきゃ駄目だぜ。

56961.欠点は直すより、それが秘めた長所を引き出すこと(が大事)である。

56962.不平不満、グチ、未練は、価値のない世迷いごとです。もっといえば自己中心的な利己的な人(のすること)です。

56963.諦めなさんな。諦めないことが肝心だよ。

56964.今どきレコード評なんか読んでる奴はいやしないさ。評論家が書いてることなんて、もう誰も相手にしないぜ。

56965.名画の条件はいくつかあげられよう。@は、いいストーリーの緻密な運び。Aは、映像の緊密さ、均斉、つや(明暗)、つよいスムーズな流れ。Bは構成の規模のゆたかさ。Cは、試みの新しさ。

56966.壁のところへいって じぶんのきもちにききいっていたい

56967.私は平和を望まないわけではないが、平和の名に包まれた戦争を怖れる。

56968.グループのメンバー全員にやる気を出させる簡単な方法は、それぞれに独自の役割を与えることだ。

56969.子供のとき、グリム童話をはじめ、ドイツの怖い童話をたくさん読んだ。もちろん、ディズニーもそうだ。それが今も僕の中で生きている。大人だって自分の中の子供の部分を失ったらつまらない。(ver.0)

56970.子どもに「これ、読め」なんて言うとぜったい読まない。だけど「見てはいかん」と言えば、こっそり見に来て「案外おもろいやないか」。

56971.金銭、権力、名声はいいことばかりではない。だからそれを求めて心をかき乱されてはいけない。結果として得られれば感謝すればいい。得られなければ、同時にそれに伴う悩みも避けられたのである。

56972.反省だけなら、サルでもできる。

56973.金剛石(ダイヤモンド)も磨かずばの例えどおり、社内に人材がいても経営者が積極的に仕事を任せ育てることを知らなければ期待にこたえてはくれない。

56974.波瀾万丈の 世の中を ふりかえれば なにごともないように ほのぼのと光

56975.よく性格の不一致と言いますが、そもそも性格の一致なんてあるわけがない。不一致であたりまえなの。

56976.憂事に直面しても、これを恐れてはならない。しりごみしてはならない。「心配またよし」である。心配や憂いは新しくものを考え出す一つの転機ではないか。

56977.他人と同じこと(=仕事)をやっているだけで満足できる人は、おそらく仕事は「楽しむ」ものではなく、「こなす」ものだと思っているのではないでしょうか。

56978.世の人は自我というものにとらわれすぎるから、ものごとの好き嫌いが甚(はなは)だしく、さまざまな悩みが尽きないのだ。

56979.人間なんて弱いもんですよ、愚かでもある。力んでみてもしようがない。淡々と平常心でやればいい……という諦観(ていかん)です。が、そこにとどまってはいかん。

56980.公園にはありふれた不思議がある。そこへゆくと、思いがけなく、子どものころのじぶんに出会うことがある。もう一人のじぶんに出会うこともある。

56981.(尊敬する者を真似る)行為は己が成長するための過程だ! 己を偽るための衣として使うな!

56982.現実の世界はわれわれが恐れているほど敵対的ではないし、われわれが期待しているほど友好的でもない。基本的にはつねに緊張している必要はない。

56983.つらいこともたくさんあったわ。本当にひとり立ちしたい人は、何か育てるといいのよね。子供とかさ、鉢植えとかね。そうすると、自分の限界がわかるのよ。それからが始まりなのよ。

56984.世の中で一番素晴らしいものは若者のエネルギーだよ。こりゃあ進歩の原動力だ。社会ってのは常に有為転変するものだ。若い連中はそれに合わせて、ちゃんとやっていけるけど、年寄りはそうはいかない。

56985.自分の気持ちに正直なら、困難にだって立ち向かえる。

56986.インディアンの若者は、だんじて労働をしてはいけない。労働をする人間は、夢を見ることができなくなるからだ。叡智(えいち)は、夢をたどって訪れる。

56987.ためになる。それが何だ。おいしいものを、所謂(いわゆる)「ために」ならなくても、味わなければ、何処(どこ)に私たちの生きている証拠があるのだろう。おいしいものは、味わなければいけない。味うべきである。

56988.心に未解決な問題があると、どうしても他人に対する警戒心が強くなります。

56989.いつでもどこでも、今すぐ幸福になる方法、常に幸福感を味わえる方法があることはあります。それは簡単なことです。つまり、どんなことでも何でもよいから、〈感謝すること〉を自分の中に、まわりに探して見つけ……

56990.もともと人の話は、その人だけが知っていることでない限り、すでに世に出た情報である。だから、人の話を聞いてから考え、行動したのでは、どうしても後れをとることになる。

56991.原因なしに大喧嘩するときは、二人の関係は深刻です。

56992.他人の長所を伸ばすには、ほめることと励ますことが何よりの方法だ。上役から叱られることほど、向上心を害するものはない。

56993.ともかく私共は若くて 絶えず変じ絶えず新たに層より層 変てこな偶像を自分で壊しては進み 創って誤ったことに気が付いたときは 立派に焼き棄(す)て 勇ましく愉快に進みましょう。

56994.勝つとは、すなわち、負かす事、蹴落とす事、つまずいたヤツを踏みつぶす事、ドブに落ちたイヌを棒で沈める事、ぱっくり開いたキズ口に塩をすり込む事。勝ち残るとは、屍を越える事だ。決して美しい事じゃない、……

56995.愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。(ver.0)

56996.あなたの目標、あなたの計画、あなたの人生に関わるあらゆる決断は、それによってあなたがとても良い気持ちになるような決断でなければいけない。

56997.見える、聞こえる、話せる、食べられる…。身近にいくらでもあるそのありがたみを見逃すと、不平不満、不幸になる。不幸の数と同じほど幸福はあるのです。

56998.徳はそれ自体が報いである。

56999.できることなら、あのイヌワシのように生きてみたいと思う。イヌワシのように生きる資格のひとつとして、おれはまず第一に決して群れないことをあげたい。

57000.自分自身を動かすことで、運命だって変わってくる。


57001.恐れず、驕(おご)らず、侮らず。

57002.本の世界に没頭している時だけ、自分が何者なのかを忘れられる。

57003.難しい文章を書くのは概して頭の悪い人に多い。頭のよい人は物事をそしゃくして、わかりやすく書くものである。

57004.人間に生まれ この煩悩にくもる目で 無限を覗(のぞ)く たのしみを教えられ

57005.慎重さとは、求めるべきものと、避けるべきものを知ることである。

57006.借り手は立っているが、貸し主はひざまずく。

57007.故郷(ふるさと)っていうのは、土地じゃなくて人間なんだ。

57008.人からの幸せの「出前」はありません。自分が食べたいものは何なのか、好みや満足感は、自分にしかわからないのですから。

57009.気分本位ではなく、目的本位で生活しなさい。

57010.健康は体のコンディションの問題ではなく、心の問題である。

57011.年(とし)常に春ならず、 酒を空(むな)しくすること莫(なか)れ。

57012.(教え子を)ホッカリと祈りをこめた眼で──。

57013.三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵。

57014.なあに、あたしはこれでいいのよ。いつだって、結構ひとりでやっていけるんだから。

57015.家族だろうが周りの人だろうが関係なく好かれる人間でなければ、家の人間にも好かれないということなんだ。

57016.(衣服において)大事なのは、機能性と独創性。この2つの調和です。着る人のことを考えなければなりません。

57017.限界は天高くに。

57018.いいねでは命は救えません。お金で救えるのです。

57019.手は人間である。ちょうど羽が鳥であるように。

57020.また しくじった 分かっている 知っているという思いが この耳に蓋をして 頑張っていた

57021.生者の国と死者の国があり、その懸け橋は愛、唯一の遺物、唯一の意味だ。

57022.人に言われてやめるのではなく、自分で実際に直面して肌で感じとり、それでできないと思ったらやめ、できると思ったらやるべきではないか。

57023.数学の場合、一度証明された命題はいつまでもその正当性を保ち続ける。もちろん、それが補足されたり言い換えられたり、その命題の重要性に対する評価が変わったりすることはしばしばあるが、それが正しいことに……

57024.誰に理解されなくてもいいのだ。私の愛は純粋の愛だ。人に理解してもらう為の愛では無い。そんなさもしい愛では無いのだ。

57025.万葉集の昔からずっと海を見ること、寄せては返す白波を見つめることはこの世の有様に思いを致すということでもありました。

57026.愛がさめ始めた時ほど猜疑(さいぎ)にかられることはない。その時、人はもはや愛する者を信用しなくなるが、それは自分自身がいかに信じることのできないものであるかを、漠然と感じているからである。

57027.朝 起きて水をつかい 夜 電灯を消して寝るまで 世の中の 無数の人のちからに 助けられている私である

57028.世の中というものは、自分のためばかり考えていると、結局は自分のためになっていないことが多い。人のためだと思ってやったことが、まわりまわって自分のところに帰ってくるものだ。

57029.一緒に仕事をしていく社員に、経営者としての誠意を理解してもらわなければならない。そのためには、経営者自身が会社や社員のために誰にも負けない努力を重ねていくことがもっとも大切になる。

57030.悩むことは悪いことじゃない カッコわるいことは悪いことじゃない 悲しいことは悪いことじゃない 気が小さいことは悪いことじゃない そのまんまでいいんだ ぜんぶ愛すべき自分の人生なんだもん

57031.怒りがこみ上げてくると、「もうすぐ怒りが爆発する」と感じる段階が来る。怒りの爆発を防ぎ、冷静さを取り戻すためには、気分を切り替える何らかの行動をするといい。たとえば、深呼吸する。その場を離れる。反……

57032.【回文】 ドッカン!勝つど! (どっかんかつど)

57033.人を救うつもりもなく、悪い奴をやっつけているなら、それは暴力だ。正義ではない。(中略)忘れるな。やっつけるより助けようとする気持ちが大切なんだぞ。

57034.悩みはつねに暗い影となって、自分につきまとうている。所詮、自分を滅してしまうほかには、悩みの影と別れきることができないと覚(さと)るとき、悩みを全く払い去ろうとすることの、徒労であることを知る。

57035.正しく清くはたらくひとはひとつの大きな芸術を時間のうしろにつくるのです。鳥はうしろにみなそのあとをもつのです。おんなじようにわたくしどもはみなそのあとにひとつの世界をつくって来ます。それがあらゆる……

57036.世の中の変化がこれだけ大きかったら、その変化に対応できるよう、自分を変えていかないといけない。時には失敗するかもしれないが、変化しないよりは知見や情報が集まる分だけましだと思う。

57037.人間判断の場合には、それを法律機能的にだけ考えてもダメだし、中途半端なところで倫理観を入れたり正義感を入れたり、良心の問題を入れると、まちがっちゃうよ。

57038.タベモノなんて少ない目にあるほうが、うまい気ィするのんとちがいますか。

57039.わたしはね、小学生のときから馬鹿だの低脳だのと言われたんですよ。(中略)でも頑固に好きなことしかやらなかった。親も先生も、みんなを呆(あき)れさせたんです。そうすると、朝寝ていても叱られなくなる。……

57040.知らないことは「知らない」といい、はじめて聞いて「えっ。ほーんと」とおどろく、素直な顔、それから、何かに興趣をもったり関心や欲望を持つと、トライしてみようと早速、モリモリとエンジンのかかる顔──そ……

57041.弓は、使うときだけ引き絞る。絶えず引き絞っていたら、つるが切れてしまうだろう。人間の場合も変わらない。いつもまじめ一方、勤勉一方で、冗談や馬鹿げたことには一顧も与えずにいれば、知らず知らずのうちに……

57042.センスとは相手の気持ちを読みとること、ただそれのみだ。

57043.女は敏感を第一の美徳とする。

57044.この日本にはヤングと老人ばかりのようだ。オトナはどこへいっているのだろう?

57045.世界がきみを悲しくさせ、青空が灰色の空に変ろうと、どうだというのか。苦しみのあとに、もっと笑えるようにならなくてはいけないのだ。ホワイ・ウォリー(Why worry)。なぜなやむのか。

57046.起こってしまうと、必然だったように見える。

57047.一般に、人は、好きな人の長所を好きになり、嫌いな人の短所を嫌いになる場合が多い。

57048.教育作業とは、動きが脇にそれたと分からせること。しかも正解を教えることではない。疑いの余地を残し、教師は承知していても、学生自身に発見させなければならない! 教育者はつねに己れを問い直し、新鮮で純……

57049.オレには限界と妥協はない。

57050.自分は 自分のものだぞ


57051.大海を知らぬ者がどうして王となれる。世も知らず、人もみえず、まして親の心もわからぬ者が…。

57052.人間関係は化学反応である。

57053.「のぞみはもうありません」と面と向かって言われ、私は絶句した。ところがその人が言った。「のぞみはありませんが、光はあります」 なんとすばらしい言葉だと私は感激した。このように言ってくださったのは……

57054.敵の害を防ぐの友の害を防ぐより易しい。

57055.死者は、たとえば背広のポケットに入る位(くらい)の大きさで充分だ。なぜなら、死者は最早(もはや)、ただの〈ことば〉に過ぎないのだから。

57056.「愛」がないのではない。愛の出しかたが下手なのです。

57057.思うに、この世で一番ばかげた風景は、自転車に乗っている男だ。彼はその両足をできる限り懸命に働かせて、自分の乗り物が自分を運んでいるのだと思い込んでいる。

57058.至りてかたきは 石なり 至りてやはらかなるは 水なり 水よく石を穿(うが)つ

57059.人はなんでも平和を愛せばいいと思うなら大間違い、平和、平静、平安、私は然(しか)し、そんなものは好きではない。不安、苦しみ、悲しみ、そういうものの方が私は好きだ。

57060.他人に同情を感じない者はいずれ正気を失う。

57061.八方美人は、愛に飢えています。

57062.自然が人類として自分を生んだという真正の自覚が孤独である。少なくとも人間は孤独になる他、本当に自然を見る事は出来ない。本当に人類と交渉する事は出来ない。自分の孤独に祝福と感謝を感じている。

57063.人は“安心できる”人のところに集まる。

57064.大砲──国境を修正するのに用いられる道具。

57065.常に前進し、深く掘り下げ、しかも心をひらいたままでいる、そんなことが可能でしょうか。あるいは心の奥底で先が見えないと感じたら、そこで立ち止まるべきなのでしょうか。劇場は、そのような問いを問い続ける……

57066.注意力の欠乏は、無知にまさる害を及ぼす。

57067.資本主義の歪(ゆが)みを正すのは、労働運動と消費運動である。

57068.たとえ博学で、物事をよく知っていても、自分自身を知らないなら、物事を知らないのと同じである。

57069.食味の基本をよく知り、心を込めてつくった料理こそが、最大、最良の人間形成をうながすのだと存じます。

57070.子どものきみは、ある日ふと、もう誰からも「遠くへいってはいけないよ」と言われなくなったことに気づく。そのときだったんだ。そのとき、きみはもう、ひとりの子どもじゃなくて、一人のおとなになってたんだ。

57071.文章から立ち去る読者があとに舞い戻るとしたらそれは、文章のなかみとの再会を期するためではない。リズムにまみえるためだろう。

57072.あなたに豊かさを実現してくれるものは、すべて富です。

57073.探している限り、答えは出てくる。

57074.いつの時代にあっても人びとにとってのもっとも大事なことが、きまって本というかたちをとって表され、伝えられてきたというのは、宗教も、法律も、文学も、それが基本で、すなわち基は本だからです。

57075.失敗もせず問題を解決した人と、十回失敗した人の時間が同じなら、十回失敗した人をとる。同じ時間なら失敗した方が苦しんでいる。それが知らずして根性になり、人生の飛躍の土台になる。

57076.「好き」とか「愛してる」とか「結婚しよう」とか、そういう言葉を口にするときは、映画のワンシーンになるくらいの形がないとね。もちろん、カッコよくなくてもいいのよ。惨めでも、カッコ悪くても、それが映画……

57077.自分の小さい運命は何ら特別なものでも、残酷な例外でもないこと、彼が幸福だと見ていた人たちも、のがれがたい運命の支配を受けていることを、彼は突然さとった。

57078.口とスプーンの間に、大きな邪魔者が割り込んでくる。

57079.きっと嵐って、朝日が、そのあとにのぼってくるためだけに、あるんじゃないかなあ。

57080.昔から、「若者文化は馬鹿者文化」と決まっている。年配者から見てまとも(普通)で、おかしなところが何ひとつないというほうが、むしろおかしいのである。

57081.お客様の怒りを感じて、痛みを味わい、それに流されることなく、冷静かつ迅速に対処する。それが、お客様相談室だ。

57082.難しいと言っていたら何もできない。

57083.わしなんかは、自由思想の本家本元は、キリストだとさえ考えている。思い煩(わずら)うな、空飛ぶ鳥を見よ、播(ま)かず、刈らず、蔵に収めず、なんてのは素晴らしい自由思想じゃないか。

57084.人生は登山である。大きな目標に挑戦する人は、人生の登山家である。雄大な山にあこがれて登ろうとする人と、最初からあきらめてしまう人、遠くから眺めるだけで満足してしまう人がいる。

57085.人は恥じるものが多ければ多いほど、模範的人物だということになる。

57086.数学者の厳密な演繹的推論は、スケッチの基本的技法にたとえることができる。一定の程度までこの技法を身のつけずには、よい芸術家になれないのと同様に、相当な程度の正確さをもって議論を進める能力を持たなけ……

57087.愛が白熱状態の時には、自分に不利なことや、不都合なことでも、相手が喜ぶ顔が見たくて進んでする場合がままある。それはもう、自分にとっては快楽なのであって、無償の愛とはいえないのだ。

57088.世の中にモノを書くひとはたくさんいますね。でも、そのたいていが手の先か、体のどこか一部分で書いている。体だけはちゃんと大事にしまっておいて、頭だけちょっと突っ込んで書く。それではいけない。体ぜんた……

57089.本当に有能な人は、むしろ無能に見える。

57090.困難に打ち克つには、エネルギーを集中させ、人間の潜在能力を引き出さなくてはなりません。それが人々を成功へと推しすすめていくのです。

57091.平等主義は因習的不平等・独断的特権・歴史的不正を除去した後、次には、功績・能力・徳性の不平等に対して謀反を起こした。

57092.芸術の上の良心なんて、結局は、虚栄の別名さ。浅墓(あさはか)な、つめたい、むごい、エゴイズムさ。

57093.人間は、自分がいつ死ぬのか、余命があと何年・何ヶ月・何日なのか、わかったほうが、充実して生きられるような気がする。

57094.人は、自分ができる事をする。それでよいのです。

57095.どーせなら、好きなことで、苦しもう。

57096.若い人がコンプレックスを抱く原因の中には、明らかに経験不足が作用していることもある。新人営業マンは、先輩の営業ぶりを見て、自分にはとてもこんな才能はないと自信を失うケースが多い。だが、先輩と新人の……

57097.生きている以上は有意義に生きなきゃだめだよ。幾つになろうとも、自己を向上せしめるっていう意欲を失ってはいけませんぜ。

57098.(コーチが)日本一の理論を持っていても、その使い方を間違えれば、選手は動かない。

57099.むなしさの中で、欲求は肥大化します。

57100.世に処するに一歩を譲るを高しと為す。


57101.(キャラクターは)何も言わず、表情も変えず、ただじっとそばにいてくれる。そばにいて、ただじっと見守ってくれる。そして、自分が悲しいときは悲しい気持ちでいてくれる。このように、残念ながら人間にはなか……

57102.物事の判断にあたっては、つねにその本質にさかのぼること、そして人間としての基本的なモラル、良心にもとづいて何が正しいのかを基準として判断をすることがもっとも重要である。

57103.信じるとは、永遠の真理に生きることである。それが信仰であり、あなたの信仰の程度に従って、あなたにその成果がもたらされるのである。

57104.明るい性格は、財産よりもっと尊いものである。(ver.0)

57105.あなたの頭の中に出先基地を持つ敵と戦うのは難しい。(ver.0)

57106.古来の大人物は、すべて腕力が強かった。ただの学者、政治家と思われている人でも、いざという時には、非凡な武技を発揮した。小才だけでは、どうにもならぬ。武術の達人には落ちつきがある。この落ちつきがなけ……

57107.父母ともに存(そん)し、兄弟故(こ)なきは一の楽しみなり。仰(あお)いで天に愧(は)じず、俯(ふ)して地には(は(=立心偏に乍という漢字))じざるは二の楽しみなり。天下の英才を得てこれを教育するは……

57108.関西は、正直の文化。ほんねをさらす。自分を笑ってみせる。そんな関西風のライフスタイルを知らず知らずのうちにぼくも身につけたように思う。詩を書くときもそうである。

57109.若くして社会の改造を叫んだ人たち、又(また)は老いてなお愛の福音を説いた人たち、それらの人たちの一生は、必ずしも恵まれたものではなかったが、悲しい失敗によってますます力づけられたその理想は、却(か……

57110.金は知り合いはもたらすが、友達はもたらさない。

57111.これだけは伝えたい。絶望してはいけない。君たちには力がある。人生を自由で美しく、素晴らしい冒険に変える力が! 戦え!自由のために。

57112.頑張ってる姿は誰かが見てる。

57113.天から貰った自分の実力で米塩の資を得る事は、必ずしも富をむさぼる悪業では無いと思います。俗といって軽蔑するのは、間違いです。お坊ちゃんの言う事です。いい気なものです。

57114.恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳。

57115.神は自(みずか)ら助くる者を助く。

57116.おなかがすいてくると、人間、ネガティブになるんだよ。

57117.目標に関する決定的なことが一つあります。目標はおおむね自分自身の胸の中に秘めておいてください。目標が達成できたら、誰にしゃべってもかまいません。それ以前は黙っていてください。人に話せば、(疑い・気……

57118.これ(潜在意識に考えを送り込むこと)を確実にやる非常に簡単な方法は、暗示の対象となる考えを圧縮して、すぐ記憶に刻み込まれるような簡単な文句にまとめ、それを子守唄のように何度も何度も繰り返すこ……

57119.人間はなあ、たとえ無駄話でも、日々誰かと会話しないと、心が陰(いん)にこもっていくもんじゃ。

57120.自分というものに 光をあて お知らせいただく そのほかに 宗教というものが あろうか

57121.服装や態度が人を作るのではない。出来た人は、自然とその見かけも大いに改善される。

57122.「こんなに辛いならもういいや」と思えば、あなたの人生はそれまで。

57123.雨上がりの緑の木々くらいうつくしいものはないと感じるのは、どうしてだろう。木の葉から落ちる水玉に魅せられるのは、どうしてだろう。

57124.真の快楽は節制に伴う。

57125.君子は事来(きた)って心始めて現れ、事去って心随(したが)って空し。(君子、事来而心始現、事去而心随空)(ver.0)

57126.妻というものは、相手(=夫)が黙っていると、こちら(=自分)の理の当然に、相手が屈服していると思う種族である。

57127.私は戦後二十年ぐらい、人にあまり同情しなかったんです。戦争で死んだ人間が一番かわいそうだと思ってたからです。(中略)戦死した人間はものすごく生きたかったんです!死にたくなかったんです!

57128.私が旅に出て風景にも人情にも、あまり動かされたことのないのは、その土地の人間の生活が、すぐに、わかってしまうからであろう。素直に、風景を指さし、驚嘆できる人は幸いなる哉(かな)。

57129.自尊心を失う十八の心得──10.いたずらに自己批判し、自責の念におぼれる。ミスや失敗をすると、自分は駄目だと思い、自分を痛めつける。

57130.本来、民主主義というものは女くさいものである。

57131.贅沢な体験は、心を豊かにする。それから、本物の強みを教えてくれる。本物を知っていれば、感性や発想は自然に本物を求めるようになり、やがて、人となりまでが本物の輝きを放つようになるものなのだ。

57133.何か大きなことを成し遂げようと思ったら、まずは大きな夢を見なければ始まらない。

57134.何千、何万って人が困ってる。ここで頑張らないでいつ頑張るんだい!

57135.【ブスの25カ条】 25.存在自体が周囲を暗くする

57136.建て前を排し、本音をぶつけて燃焼し尽くせ。

57137.人間は、自分の能力にふさわしい対価を得ているときがいちばん幸福なのだ。それ以下でもそれ以上でも不幸になる。分相応がいい。

57138.恋愛というのは、相手を所有したいと思ったとたん、相手に見事に支配されてしまう。

57139.ノーベル賞を受けたということで、特別な頭を持っていると思われるかもしれないけれど、持っているわけではないんです。努力はしましたが。

57140.現象には必ず理由がある。(ver.0)

57141.この線路は ここから 無限につづいているが 途中の駅で いちど乗り換える

57142.天下になくてはならぬ人となるか、あってはならぬ人となれ。(ver.0)

57143.相手を思いやる心がキャッチボールの中にある。

57144.現実に対して目をつむることはできても、記憶に対して目をつむることはできない。

57145.目を開けて、見るだけでよかった。耳を澄ませて、聴くだけでよかった。どこにでもない¥。この世の目ざましい真実は、いつでも目のまえの、ありふれた光景のなかにある。

57146.私たちがふたたび騙されて戦争にまきこまれないためには、よりいっそう巧妙に仕組まれてくる新しいからくりを見破るだけの眼力をそなえなければならない。

57147.政府がちょっと手を貸せば、どんなに馬鹿げたことでも大多数の国民が信じるようになる。

57148.大きくなるのは素敵だけれど、大人になるのは悲しいことだ。

57149.迷っている間は、まだすべき時ではない。

57150.孤独とは他人を拒否することではなく、他人を他人として受け容れること。だからこそ、愛することのありのままの姿は、孤独なんだ。(ver.0)


57151.幸福感を育てなさい。ユーモアのセンスを磨きなさい。それは人として最も魅力的な長所です。

57152.見ることと感ずることを知る者は、至る所に常に賛美すべきものを見出すだろう。

57153.浪費家はサタンの兄弟である。

57154.生くることにも心せき、感ずることも急がるる。

57155.最初の事業に固執することなく、時代に対応して正しく変化し続ける、こういう企業が生き残るのだ!

57156.反省している間はものごとは前に進んでいかない。

57157.疑いを持つことから、知恵や知識が広がる。

57158.弟子を知ること師に如(し)かず。

57159.私たちに必要なのは規律ではなく、自律なのである。

57160.大人の無邪気は邪気ですよ。

57161.俺が目指してきたのはファインプレーではなく、スーパープレーだったね。

57162.男は気持ちで年をとり、女は容貌で年をとる。

57163.親の姿勢は子供の生きた教科書である。

57164.未熟ということは大切なんだよ。僕だって未熟。天狗になったらおしまいだよ。

57165.「たかが骨のために、なして、ひとは高いゼニ出して墓を建てるんじゃろうのう……」 「忘れられたくないからだよ、たぶん」 「人間いうんは弱いもんじゃのう」

57166.問題解決の失敗は、因果関係が存在しないにもかかわらず、存在すると錯覚して手段を構じるときに起こる。

57167.肉体と霊魂ということについて、僕が考えていたのは、肉体があって、そこに霊魂とか心とかが発生するというものではなく、霊魂が肉体という衣を着る、というものだった。(中略)だから、霊魂が虫という衣を着た……

57168.あなたは牢獄から出ている、鳥かごから出ている。あなたは翼を広げることができるのだ。そうすれば、空全体があなたのものだ。

57169.借り手は貸し主の奴隷になる。

57170.良い怒りとは、自分のモチベーションにつながる怒り。自分を高めようと発奮する動機付けですね。悪い怒りは、恨み辛みなど、他人を貶めようとする怒りです。

57171.幸せな者は寛容を、不幸せな者には哀れみを。

57172.妻は、子供たちが手に負えなくなると、夫を教育し始める。

57173.駄洒落上手は踏んづけるほどいる。この種の虫は、国内どこへ行こうと、雨あられと降ってくる。しかし、本当の洒落の達人となると、稀少の逸材である。そのように生まれついた者でも、役柄を長くつとめるのはきわ……

57174.自分は最も幸運な人間だと思う。もし、生きて戦いの最後を見届けられなくても、自分には達成感がある。自分や仲間たちは架け橋としての役割を果たしたのだから。ひどい過去から、ひどいことがもう二度と起きない……

57175.目的を見つけよ。手段は後からついてくる。

57176.(雑談で)話をする時、印象に残るいい話をしようとすると、雑談ができなくなります。雑談は、頑張るとできなくなるのです。まじめな人ほど力んで、雑談ができなくなります。

57177.(効率の良い働き方に変えることよって)残業代が減って浮いたお金は、成果を上げた社員で分ければいいんですよ。残業代が減って、「コストが下がった」と喜んでいる経営者は愚かとしか言いようがない。社員の立……

57178.もし人が、財布の中身をすべて頭の中に移し替えるなら、誰もその人から取り上げることはできなくなる。自分の知識に投資することこそが、常に最大の利益を生み出すのである。

57179.つる草は ひょろひょろしながら いのちのままに つるのばす

57180.今日にしてやっと若い世代の本離れ、活字離れが社会的にひろく云々(うんぬん)されるようになってきたというのは、むしろようやく本という文化が社会的に成熟の兆しをみせて、ともすれば若い文化としてし……

57181.笑いは元気のエンジンだ。

57182.友人を待っていて、ああ、あの足音は? なんて胸をおどらせている時には、決してその人の足音ではない。そうして、その人は、不意に来る。足音も何もあったものではない。全然あてにしていないその空白の時をね……

57183.生きていくには、いやが応でも社会の約束という紋切型を守ってゆかねばならぬ。足で歩くのが紋切型でいやだといって、逆立ちをして歩けば狂人扱いされるのだ。

57184.人が笑ってほしいときに、笑いません。自分が笑いたいから、笑います。

57185.生命とは終わりのない展開です。あなたの人生旅行は絶えず前進し、向上し、神に向かっているのです。

57186.言葉で自分をどうゆたかにできるか、ではなく、自分は言葉をどうゆたかにできるか、なのです。

57187.恋は人間を変える。男はおかしくなり、女はまともになる。

57188.君の価値を楽しもうと思ったら、君は世の中に価値を与えなければならない。

57189.擬人化という言葉があるが、あれは全く逆で、我々人間に残っている動物的な面を動物が見せてくれているのである。

57190.名詞とは逆に、動詞がだんだん貧しくなっている。ありあまる名詞ばかりの世にはばかる動詞は、一つだけだ。名詞の次に「する」をくっつけた動詞だ。つまり、名詞があらわしていることをするという動詞だ。言葉の……

57191.片手だけでは、音が出ない。

57192.企業は社会善(共通善)のために存在する。

57193.人生はタマネギに似ている。人は皮を一枚一枚むいていき、時々涙を流す。

57194.平和を実現させるより、戦争を起こすほうが易しい。

57195.私は本当の芸術というものは、二つあると思うのです。一つは言葉では言い表せないもの。もう一つは他人がやったものじゃない、自分だけのものを生み出すことです。

57196.女とは、「でもね」で結論をひっくりかえすものである。

57197.英単語の“LISTEN”(聴く)を並べ換えると“SILENT”(静かな、黙っている)になるのは、決して偶然ではない。

57198.知識は詰め込むものではない。吸収するものなのである。

57199.人生の目的には、レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、人生の究極の目的の一つである。

57200.毎晩眠りに就く前に、今日一日の自分をふり返る時間を持ちましょう。たった5分でも、今日できたこと、できなかったこととその理由をふり返るのです。これを毎晩続けていくと、あなたは確実に変わります。