63201.探検家は、まず第一に、やるかやらないかという決心をする前に調査をするよりも、やるという決心をしてから調査をします。決心をしてから後にやる調査というのは、いかにして失敗のリスクを減らすかということに……

63202.夢はあなたの潜在意識の劇化であり、あなたの問題に象徴的に答えたり、差し迫った危険について警告したりします。

63203.意識をすると、現実が動き始めます。

63204.社員や子供に自尊心を持たせるということはまた、安心感を持たせるということでもある。つまり、はねつけたり批判したりせず、自由に発言させるということだ。そうすれば、リスクを恐れなくなる。またそれによっ……

63205.次にやりたいことは、私たちには決してできないと(人から)言われていることだ。(ver.0)

63206.潜在意識の導きを受ける時は、最も簡単な方法が最善の方法である。その解答はトースターからパンが出るように、ぴょんと出てくる。

63207.経営における判断は、世間でいう筋の通ったこと、つまり「人間として何が正しいのか」ということにもとづいて行わなければならない。

63208.美に対する女性の感受性は、凡庸でなければならなかった、機関車を美しいと思うようでは女もおしまいである。

63209.採算を向上させていくためには、売上を増やしていくことはもちろんであるが、それと同時に製品やサービスの付加価値を高めていかなければならない。

63210.死んでから仏になるのはいらぬこと。生きているうちによき人になれ。

63211.部長は重役の仕事をしろ、課長は部長の仕事をしろ。

63212.すべてのことに「けじめ」がなくなっている。むかしの日本人が教育のあるなしにかかわらず持っていた人間の「けじめ」である。

63213.放心について──森羅万象の美に切りまくられ踏みつけられ、舌を焼いたり、胸を焦がしたり、男ひとり、よろめきつつも、或(あ)る夜ふと、かすかにひかる一条の路を見つけた! と思い込んで、はね起きる。走……

63214.女の値打ちは、物の塩梅(あんばい)を知る事。男の値打ちは、事の軽重を知る事。

63215.若い人はがんばれっていう言葉がとても好きだけど、がんばれって言い過ぎると、がんばる気がなくなっちゃうものなんだ。

63216.すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべて誉(ほま)れあること、また徳と言われるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさ……

63217.コノ世ノモノハ ミンナ食べモノ コノ世ノモノハ ミンナダレカノ食べモノヨ アタシダッテ、アナタダッテ……

63218.そんなつもりはなくても、人はね、誰かに“生きる勇気”を与えるために生きてるのよ。誰かに勇気をもらいながら。

63219.酒は口から 恋は目から

63220.トップにノーと言うのは勇気がいることかもしれないが、言うべきノーを言わなければ会社はやがて危機に陥るだろう。

63221.マス・メディアの報道は、@世に影響を及ぼすと同時に、A一般大衆の思考や感情の習慣を示す指標になっている。 制作側は、一般大衆の思考や感情の習慣にあわせて番組をつくっていると考えられるからだ。

63222.誰も傷つけないものを書こうとして凡庸な作品を生み出してしまう、私はそれを最も恐れる。表現者とは、自身の中のゴミや泥や宝石や、それらを吐き出さずにはいられない心の持ち主のことを言うんじゃないかな。

63223.そもそも自分の目標を立てるに当たり、その目標を他人に見せる必要はありません。誰かに言われて目標を立てるものでもありません。自分が達成したい目標を、自分だけが分かる方法で、自分のタイミングで作……

63224.幸せは音も立てずにやって来て、音を立てて去っていく。

63225.現代人は悪しき合理主義、知性、言語主義という左脳に閉じ込められてしまっており、「愛の脳」という非常に大切な自然の生命活動と深い関わりのある右脳の働きを忘れてしまっている。

63226.人は、男・女性に関するさまざまなことを、さまざまな経験によって知るのではなく、情緒的に、すでに知りつくしていることを、単に経験によって、具体的に知るだけのことなのです。

63227.(地球は)道場となれば、つらいのはあたりまえ。決して楽のできるところではありません。

63228.今日という日は、もう二度と得られない大事な日かもしれません。愛を伝えることのできる(最後の)日として……。

63229.善意と思い込んでる無神経は一番かなわない。

63230.運命とは結果だ。やれるだけやったあとに語るものだ。

63231.此(こ)の花は真(まこと)の花にはあらず、ただ時分の花なり。

63232.ままならない時間が過ぎていく中で、或る日、天空を仰いで眼を細めて安堵する瞬間があったら、そのときが幸福ではないのかな。

63233.尺取虫は すらすらと進めない 屈んでは伸び

63234.本当の書物とは網のようなもので、言葉がその網の目の一つ一つを作っているのである。網の目がどのようにできているかは、どうでもよい。大切なのは、漁師が海の底から引き上げる生きた獲物、網の目の間に光って……

63235.頑張れるときは 頑張ったらええ 頑張れんときは 頑張らんでもええ

63236.神は存在するか、という問いは、自分が存在するか、という問いと同じである。

63237.生まれるに時あり、死ぬに時あり。

63238.とことんやるだけで、勝手に自分らしくなる。

63239.どんな仕事においても、待歯石(まちばいし)のようなものが、その仕事を続けるための十分な根拠となる。それゆえ、前日の仕事の中に自分自身の意志の刻印を認める人は幸福である。

63240.既成概念にとらわれない素人(しろうと)の発想の中にこそ、革新的なものがあることがある。

63241.運とか偶然とかめぐり合わせなどというようなものは存在しません。あなたはあなた自身の大望の高みまで上昇するか、あなた自身について描く最も低い概念にまで降下するかのどちらかなのです。

63242.私には「死ぬための生き方」などない。それも「死ぬための生き方」の一つかも知れないが、いい加減にしかものを考える能力のない者は、それなりに生きればいいと思う。

63243.いまおとなは、自分のほんとうのよろこびとは何かを考えるとき、大きな状況ばかり想定する。(中略)それがかえって心をちいさくする。

63244.心のありようが外側に反映する。

63245.同性を好きになる人は、じつは左利きの人と同じくらいいる。

63246.部下は上司の後ろ姿に学ぶ。

63247.モノの豊かさでは、心の喪失感は補えません。

63248.己の欲に従えば、必ず犠牲が生じる。快楽は犠牲の上に成り立つのだから。

63249.貧乏には美徳などひそんでいない。それはほかの多くの心の病気と同じく、一種の病気である。

63250.生かされているという宿命の中で、せいいっぱい生きたいと思っている。せいいっぱい生きるなどということは難しいことだが、生かされているという認識によって、いくらか救われる。


63251.(会社を)治すのではない。治す力を引き出す。

63252.欲しかった息子ができた。娘を奪った息子ができた。

63253.財布の許すかぎり、着るものに金を惜しむな。だが華美はいかん。上等で、俗っぽくないように。

63254.年齢が高いから経験が豊富というわけではない。歳をとっていても、密度のスカスカな人生を送ってきたヤツはたくさんいる。

63255.苦しみは変わらない、変わるのは希望だけだ。

63256.大衆を指導する者は、断じて、大衆に指導されることを拒否しなければならぬ。

63257.病、最も重きとき、人、最も善なり。

63258.どんなものでも、時間をかけて味わわなければ、その本当の良さは分からない。

63259.経営者にとっての最も重要な資質は逃げないことだ。嫌なことは誰でも好きではないのだが、人の上に立つ者が逃げてどうなるのだ!

63260.危険に身をさらさなければ、苦しみや、憂いは避け得ても、学び、変革し、成長し、愛し、生きていくことができない。

63261.離婚によってマイナスの影響を受けないのは、暴力とか不倫とか一方の決定的に不健全な行動による場合だけと言って過言ではありません。

63262.寝る際の心がけとして、「悲しいこと」「腹のたつこと」「気がかりなこと」…消極的なことは寝床の中に一切持ち込まない。明るく朗らかに、生き生きとして勇ましい積極的なことを連想する。

63263.人間にとっての究極の自由は、奴隷になっても自由な気分でいられることである。

63264.達成感が非常に大切なんです。腰を据えて一つひとつの仕事をやりきる。このやり遂げた積み重ねで、人は成長していきます。ですから必ず、どんな小さなことでもいいですからやりきってください。

63265.おそらくすべての芸術の根本は、そしてまたおそらくはすべての精神の根本は、死滅に対する恐怖だ。

63266.成功とは、自分の願望や目標を達成することである。

63267.人生にはいろいろなことがあります。しかし、悲しいことは忘れ、辛いことはじっと耐え忍んでいきましょう。それがこの四苦八苦の世を生きる唯一の方法ではないかと思います。

63268.寝ころんで待つのがいちばんだというときもある。

63269.働くを欲せざる者は、食うべからず。

63270.生のみが我等(われら)にあらず 死もまた我等なり

63271.みなさーん、勉強しなくても生きていける時代は終わりました。

63272.あなたの欲するものをはっきりとした形でとらえなさい。それがあなたの部屋の中にあるのを見なさい。

63273.見向きもされず、自分自身も何も考えず、ただ(山に)登るのが理想。

63274.上司に動いてもらうためには、「あなただけが頼りなんです」と言って頼りましょう。

63275.同業者がある程度増えて、お互いに宣伝をしあったほうが商売ははるかに大きくなるものだ。だからライバルは必要なのである。

63276.女は、一瞬間一瞬間の、せめて美しさのよろこびだけで生きているのだもの。明日は、どうなっても。

63277.はげ頭が櫛(くし)を拾う。

63278.他者との会話において、まったく否定語を使わずにコミュニケーションすることは困難です。そうした場合は、肯定語と否定語のバランスを七対三の割合にとどめるよう心がけると、聞き苦しくない程度におさえられます。

63279.自分の考えや、自分の周囲の考えを、世の中の共通の考え方だと思い込んでいる人は少なくない。

63280.言葉は八分(はちぶ)でとどめて、あとの二分(にぶ)は、むこうで考えさせるがよい。わかる者には云(い)わずともわかるが、わからぬ者にはいくら云ってもわからぬ。

63281.他人に手をさしのべれば、やっかいごとにまきこまれるかもしれない。(中略)しかし危険は冒さなければならない。

63282.人生というドラマにおいては、自分を主役にして脚本を書いた人と、目的意識もなく惰性で生きた人とでは、たいへんな違いができるのです。

63283.美徳がないところに栄光はあり得ない。

63284.悲しいのは 人を責める言葉 素晴らしいのは 人をほめる言葉 南無阿弥陀は 仏さまをほめる言葉

63285.ああ、人生のルールは、人が、それをたのしむためにあるのだ!

63286.心に生ぜし怒りは苦しみを生ず。

63287.心ある人に私(わたくし)あれども、心なき湯に私なし。譬(たと)へば、人密かに湯の中にて撒屁(おなら)をすれば、湯はぶくぶくと鳴りて、忽(たちま)ち泡を浮かみ出す。

63288.私が成功できたのは、他人より利口だったからではなく、広い人脈のおかげで、他人より多くのことを知っていたからだ。

63289.書物……一万語を軟禁してある紙の城。書物……重さ百グラムの愚者の船。書物……押し花の犯罪。書物……声を出さない雄弁機械。書物……瞑想の紙製飛行機。

63290.趣味というものは、むずかしいものでしてね。千の嫌悪から一つの趣味が生れるんです。趣味の無いやつには、だから嫌悪も無いんです。

63291.苦しみや悲しみを受け止めていける場所があるとき、苦しみや悲しみは消えないのですけれど、その苦しみや悲しみが広く大きな世界に開かれていく扉になることがございます。

63292.人間の道具と武器は、特殊器官の欠如を補って余りあり、その学習能力は、生来の技術と器官の適応能力以上のことを成し遂げた。

63293.空想は創造性の卵を孵(かえ)し、夢想、ビジョン、聖なる存在を見る幻視すらも可能にします。

63294.過去の何ものにも縛られず、次の瞬間からまったく新しい行動を起こしていい。

63295.目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。そのためなら警察に捕まってもいい。寿命が縮んでもいい。

63296.俺は体が弱いと思ってりゃ体が弱い。俺は長生きできないと思ったら長生きできない。俺は一生不運だと思えば不運だ。

63297.(軽い気持ちでマンガ家を目指せば)餓死です、そういう連中を待ってるのは。私はそういうヤツには「死にたければやれ」と言うんです。「死んでもいいです」と言ったところから、出発するんです。

63298.信心は、罪から人を救うと同時に、人間の罪の深さを知らせるのです。つまり、信心の智慧において、はじめて見えてくる罪の深さというものがある。同時に、わが身の罪の深さを知らせてくる、その光というものにう……

63299.私のウヌボレを 気づかせる材料を 次からつぎへ そっと並べてくださる 如来さま 無言のままで

63300.優しくするだけが優しさじゃない。


63301.名は公器なり、多く取るべからず。

63302.目標をきちっと定めると、それを達成するには何を学び、何を考えればいいかが、明確になってきます。

63303.貧乏人根性というものは、決していいものではない。貯金のたくさんある人には、やっぱりどこか犯しがたい雅操がある。個人の品位を保つ上にも貯金は不可欠のものである。

63304.事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。

63305.話を聞きたくなるような人が経営者の周りに何人いるかによって、企業が栄えるかどうかが決まってくる。また周りに話が聞きたくなる人がたくさんいる人は成功者になれる。

63306.安楽の都会を離れて、直感の荒野へ向かわなくてはならない。そうすれば素晴らしいものを発見するだろう。あなたが発見するものは自分である。

63307.(雑談では)相手が興味がないと思ったら、その話は捨てるのです。自分が話したい話をするのではなく、相手の興味のある話を提供していくのです。

63308.何とかして生きたい。

63309.言葉を少なくする者は、知識のある者。

63310.決断力を支えるものは、やはりカンとしか言いようがないと思う。

63311.私が疑うことのできぬ唯一の勝利は、種子の力の中に宿る勝利だ。黒い大地の中に蒔かれた種子は、すでにして勝者だ。しかし、小麦に宿るその勝利に立ち会うためには、時の流れが必要なのだ。

63312.どんな母親でもわが子が悪いとは決して考えない。わが子を悪くしたのは別の人間のせいだと必死で思おうとする。

63313.北風がふいて 木は葉を落とし 南風が吹いて 木はまた芽をだす

63314.時は流れる川である。流水に逆らわずに運ばれる者は幸せである。

63315.上の者に話を聞いてもらえるだけで、社員は満足するものだ。

63317.人は自分のまいたものを刈り取るのみ。

63318.主(しゅ)はわが命の力。わたしは誰も恐れない。

63319.友情は人生のワインだ。

63320.人間の迷いを 呼び覚ましてくださる仏教が 迷いの種となっている  この迷妄の深さよ

63321.「どうすれば、うまくアドリブを言えるようになりますか?」って、聞かれることがあるんだけど、その答えは、“今をしゃべる”ってこと。これができるようになると、日常会話がラクになる。

63322.あなたのやることに恋をしなさい。あなたのやっていることの価値を信じなさい。絶えず改善に奮闘努力しなさい。

63323.酒を多く飲んで飯を少なく食う人は命短し。

63324.好むと好まないとに関わらず、家は持ち主の個性を表す。

63325.人をとりまく状況はいつも変化しつづけるが、ことに幸福や楽しいこと、嬉しいことは変質しやすい。変質しないうちに辞去する、というのが理想的なときもある。

63326.理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない。

63327.子どものための小説と大人のための小説とのあいだに、筆者は本質的なちがいを認めない。子どもが夢中になって読む児童小説があれば、それは大人の読者にとってもきっとおもしろいはずだし、逆に大人が熱中する小……

63328.私は(人から)聞いた話をそのまま実行することはない。それが「ええ話やな」と思ったら、いったん自分の中に取り込んで、自分のものにしてから実行している。

63329.仏教では愛を「渇愛」と「慈悲」にわけている。渇愛は男女のエロスを伴った愛で、当然性的である。咽喉(のど)が渇いた時、水をむさぼり飲みたがるように、いくら愛されても、もっとほしい、もっとほしいと貪欲……

63330.セックスだけ求めている男は、男ではありません。唯の雄です。

63331.有る程の 菊抛(な)げ入れよ 棺の中

63332.死にたく思う苦しい夜々はあっても、夜のつぎには朝が来る、夜のつぎには朝が来る、と懸命に自分に言い聞かせて、どうにか生き伸び、努力している。

63333.大原則は、あなたより金を多く持つ者、少なく持つ者を相手に、金の話をしてはならないということだ。

63334.老人も中年も若者も、自分たちが一番正しいという誤った自信を捨て、無垢(むく)な感性を取り戻し、自分をもっと柔軟にしていけば、滑(なめ)らかな人間関係が生まれてくるはずです。

63335.その日その日に、先ず机に向かうとき、なんともいえぬ苦痛が襲いかかってくる。それを、なだめすかし、元気をふるい起し、一行二行と原稿用紙を埋めてゆくうち、いつしか、没入することができる。

63336.会社経営の原理原則は、売上を最大にして、経費を最小にしていくことである。この原則を全社にわたって実践していくため、組織を小さなユニットに分けて、市場の動きに即座に対応できるような部門別採算管理を行……

63337.しゃれた詩を書く 月曜日 しゃかりき推敲の 火曜日 いきなり消します 水曜日 白紙を見つめて 木曜日 むっつり無口な 金曜日 なんにも書けない 土曜日 どうどうめぐりの 日曜日 出口なし 長田弘 ……

63338.生と死とは対立関係ではなく、場所が違っているだけのこと。

63339.私の信仰は、私の行動そのものである。

63340.大善を称するよりは小善を積め。

63341.あらゆる戦争は悪だと思っています。戦争にいい戦争なんてありません。私たち老人は、そのことを語り継がなければなりません。

63342.不幸を耐え忍ぶより、人間にとって実は、幸福をしっかり受け止めることの方がずっと困難なのだ。

63343.ハリウッドには住みません。あそこに行くと、スターだけ目指して視野が狭くなる。

63344.偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを愛することだ。(愛せる仕事が)まだ見つかってないなら探し続けろ。落ち着いちゃいけない。まさに恋愛と同じで、見つかればすぐにそれとわかる。(ver.0)

63345.苦しんだり楽しんだりして自分を磨き、その結果幸せになってこそ幸福は長続きする。

63346.己自身を認めてやることができない奴は失敗する。

63347.仕事に生き、仕事に勝負し、仕事の中に死ぬ。

63348.ナマコを食べたことがない人に、ナマコを売りに行ったって売れっこない。

63349.金持ちより貧しい者の味方、強い人間より弱い人間の味方、多数より少数の味方になるのが私の信念です。

63350.一度なくした信用取り戻すのは、最初に信用作るより大変なんだ。


63351.人は無邪気だった過去の自分や、もう取り戻せない大切なモノに触れると、涙が出るものなのだ。

63352.物わかりのよい夫は、決して腹を立てることがない。暴風雨の真っただ中にいる船乗りと同じように、こういう夫は帆綱(ほづな)をゆるめるのである。様子を見ている。いずれそのうちに凪(なぎ)が来るだろうと思……

63353.イヤな言葉を受け流すと、立場が逆転する。

63354.やらなければだめだよ、何だって。やればできるんだから。

63355.何が幸福、ったって、昔のことはみな、「あの世のこと」(=前世のこと)に思えるなんてことほど、幸福な状態があろうか。それほど今の生活が充実している、ってことだもの。

63356.世渡り上手、才子、利口者の善行は、何かためにするところのある善行で、すべて偽善である。偽善の流す害毒は、不善よりもなおはなはだし。

63357.親の与えるメッセージで、子どもは自分の心の姿勢をつくります。

63358.賢者いわく。幸せとは、欲しいものを手に入れ、そして得た物に満足することである。

63359.人間において生きるとは、ただ単に生き永らえることではありません。何のためにこの命を使うか、この命をどう生かすか、そして、命を生かすということは、何かに命を賭けるということです。

63360.心に師と仰ぐ一人を持たないでは、自己の成長はおぼつかない。師なき心は我見我執に落ちやすい。

63361.死は私たちの賢いよい兄弟であって、潮時を心得ているのだから、安心してそれを待っていればよいのだ。

63362.君ひとりの、ごていしゅだ。自信を以(もっ)て、愛して下さい。

63363.大食漢は、歯で自分の墓穴を掘る。

63364.現在、お米を「銀めしだなあ」と思って食べているか。感謝に値するものがないのではない。感謝に値するものに気づかないでいるのだ。

63365.人のこころも まこと信じてもらうには 十字架に のぼらなければ なるまいか

63366.死んだイヌはイヌじゃない。イヌの形をした肉だ。

63367.子供が楽しいって思う作品は大人も楽しめると思うんです。やっぱり子供の目というのはすごく厳しくて、飽きるときは一瞬で飽きますから。

63368.家は、中に住むために建てるのであって、外から見るためではない。

63369.芸術の美は所詮(しょせん)、市民への奉仕の美である。

63370.幸せは、見つけるものではなく、感じるものである。

63371.失うものは何もない。守るものなどはじめから何もない。

63372.すべて相対するものがあるからこそ、価値がわかるようになる。寒いから暖かい部屋が歓びであり、まずい食べ物があるからうまい食べ物がわかる。みんな美人なら、美人の価値はなくなります。

63373.人生の意味とは、我々が人生の中で見つけたり、あるいは発見できるような何かしら隠されたものではなく、我々自身が自らの人生に付与しうるものであることを教えてくれています。

63374.賢人はしばしば、愚か者のようなそぶりをする。

63375.同じモノを食べてる夫と妻は、和合しやすく、仲よしになりやすい。

63376.まだ足りぬ 踊り踊りて あの世まで

63377.私は運命とともに歩んできたように感じている。私の過去の生活はすべてこの時、この試練に立ち向かうための準備だった、と。

63378.生きている このなんでもないことに 躓(つまず)かねば 幸せなんて わからないんだ

63379.妻ってな、夫にな、もし結婚してなかったらって思い浮かべられることほど、悲しいことないよ。

63380.聴く人の期待を裏切るにせよ、音楽をやるしかない。

63381.体験を言葉にしてゆこうとすればじぶんの(体験に対する)誤解をもとに体験にちかづいてゆくことの自覚がひつようだし、むしろそうしたみずからの誤解を引きうけ、そこをくぐりぬけてゆかないとどうしようもない。

63382.「言い負かされた」という言葉があるが、議論を勝ち負けで争うことだと勘違いしてしまうと、感情的な対立が生まれ、人間関係も気まずくなってしまう。互いにとって、よりよい状況にするために主張し合うのだ。

63383.まず社会的リーダーたる人々が人間として正しい確固たる哲学を持ち、それをベースに政治や行政や経営を実践していく必要がある。

63384.人は人を服で覚える。

63385.人に施してはその報(むくい)を責むることなかれ。

63386.部下を成長させるようにしてください。そのためには、一つずつ、仕事を具体的に評価して、方向性を示し、「よくやったね。これはこういう方向のほうがいいんじゃないですか」と言わなくてはいけません。

63387.若いときには、みんなから嫌だとかうるさいとか言われている人から、あえて逃げない。(中略)(むしろ、なるべくその人のところに行くの。) すると、まわりに誰もいないから、すごい面倒見てくれるもん。

63388.子をもつということは限りなくエゴを知ることだ。

63389.夫婦の誤りは、互いに相手の避け難い小さな欠点をあまりに気にして、いろいろのことがあるにもかかわらず残っている、ほんとうのよい性質を認めることができなくなる点である。相手の欠点は、全体のごく一部なの……

63390.愛に根ざし愛を基として生活すること。

63391.力を抜け、抜け。頭の力も、体の力も、手の力も、みんな抜け。

63392.人間は死ぬべきときに死なず、ただその時が来たら死ぬもんだ。

63393.金銭に不自由しない者は、身内にも不自由しない。

63394.凡才には 長生きの 一手しかない

63395.おなかすいたまま考え込むとね、嫌な答えばかり浮かんでくるもんだよ。

63396.卑下も自慢のうち。

63397.ああ、ジェラシィというのは、なんてやりきれない悪徳だ。

63398.仮説は実証して初めて真実になる。

63399.私は歴史はきらいで、思い出が好きであるが、それはどっちも、「過ぎ去った時代的苦痛」にすぎないならば、日付ではなく事物に執着したいと思うからである。

63400.人は死ぬ時には、血(=血縁者)にたよりたがる。


63401.あかあかと一本の道とほりたり たまきはる我が命なりけり

63402.読書好きな連中は、「いい文章を書くには本をたくさん読まなきゃダメだ」と主張する。だが、そういう人ほど、魅力的な文章が書けない。

63403.インテリは理屈ばっかりで、(※他人の)行動を阻害しよる。

63404.誰かを守るというのは、誰かの居場所を作ってあげること。誰かが笑って過ごせる場所を作ること。

63405.理想を求めるのはいいことだが、理想どおりでなければ真実ではないと思ってしまう心性は、このうえなく危険である。

63406.旅行の上手な人は、生活に於(おい)ても絶対に敗れることは無い。

63407.野球でもサッカーでも、最強のチームとは、(試合中は)監督が何もしないチームのことなの! 監督がいちいち細かいサインを出して、プレーを指示しているようなチームは勝てない。

63408.今日の失敗は明日の成功。

63409.人を大事にせよ──成功の基礎はチームワークだ。コーチや選手、経営者や社員の間で交わされる普遍的な問いが三つある。それは「おまえを信じていいか」「力の限り頑張るか」「自分を大事に思ってくれるか」と……

63410.脛(すね)に傷を持つ上司は、ストレートに部下を叱れません。正論を返されたら痛いからです。

63411.(将棋の世界では)一人前になるには50年はかかるんだ。功を焦るな。悲観するな。もっと根を深く張るんだ。根を深く張れ。(ver.0)

63412.(問題が起きたら)事実がどうなっているかを知ることが、解決のための第一歩です。

63413.暗い方面から、嫌な方面から人生を考えりゃあ、そら世の中に明るさ、何にもないわ。暗かったらたら窓を開けろ。光がさしてくる。

63414.人事異動は、人材成長の場である。

63415.女が男に情愛のこもった親しい付き合いを願い求めるのは、女が男に与える最高の尊敬の証である。女が男に友情を与えるのは、最低の関心の証である。

63416.勇敢であれ、ただ不作法であってはならない。

63417.人を知るは酒が近道。

63418.固く、高い壁と、それにぶつかって壊れてしまう卵があったなら、私はつねに卵の側につきます。

63419.悲観主義者とは楽観主義者と親しく付き合ってきた人である。(ver.0)

63420.世の中には、さまざまな能力がある。なぜかといえば、さまざまな能力が「必要だから」である。さまざまな能力が活動することによって社会は成り立っている。

63421.人生の問題の大部分は、代数の方程式にように、つまり、最も単純な形に導くことによって解くことができる。

63422.熊をしとめないうちに熊の皮を売るな。

63423.科学に相応して、慈愛、同情、平和、そして愛が増さなければ、科学そのものは、人間の生活に威厳を与えているもの、なんとか生きてゆけるようにしているいっさいのものを、破壊しかねない。

63424.守るちからは、はたからは、絶対に見えぬ。

63425.くるしさの、とても逃げられぬどん底まで落ちると、人は新しい勇気を得るものだね。

63426.組織の成員は等しく大事であり、どれひとつとして大事でない仕事はありません。

63427.喜びはみんなで共有すると増える。悲しみはみんなで共有すると減る。

63428.特別な人になるために、マジックは必要はない。あなたはあなた、すでに特別な人なのです。

63429.人為(じんい)で天下を治めようとするのは、海や河を歩いて渡ろうとし、蛟(みずち)に山を負わせようとするものである。

63430.私たちを殺すのは悲劇ではない。汚さだ。

63431.イロをつける、大目にみる、ふくみをもたせる、これはとてもたいせつだ。〈イロをつける〉心があれば世の中、スムーズにいくこと多し。そのつけかたに、オトナ度が出る。コドモではできない。

63432.逃げ道ってのは甘えの道だ。誰でも楽に歩けるかわり、どこにも辿(たど)り着けない。

63433.完全な男を求めるのは、身の程知らず。自分に欠点があるように、相手にも欠点がある。傷もの同士だと思えば楽なもんです。 当たって砕けましょう。

63434.退行欲求が満たされて、初めて本当の責任感が出てきます。

63435.やらずに満足するのと、やって満足するのとでは、断然後者を選ぶべきだぞ。

63436.「しんどい」と思い始めると、頑張れるものも頑張れなくなってしまう。「しんどい」と思ったとき、勝つ気でやってきたことに「勝てないかもしれない」という弱気にとらわれる。

63437.人前では、なるべく欠点は隠そうと、愛想をふりまき、いい人を演じようとする人がいるが、取り繕った不自然さが感じられ、かえって信用されないものだ。あとで短所や欠点を知られた時、イメージダウンにもなる。

63438.想像力が豊かな人の秘密は語彙の豊富さにあります。考えも知識も言葉で構成されていますから、想像力の限界は、その人の言葉すなわち語彙の限界でもあるわけです。

63439.優柔不断な上司の場合、決定権は周囲の人たちにある。

63440.私は23歳で結婚した。まわりは、早過ぎると驚いたもんだが、私の目標は愛だ、と信じていたので、自分の選択に満足していた。

63441.ステークホルダーの中でも、一番が顧客と取引先で、二番は従業員とその家族。三番が地域社会や国、世界、地球環境という広い意味でのコミュニティで、四番が株主。この順番が大切。

63442.結婚の相棒というのは、気楽な存在であるのがいい。気楽というのは、沈黙の責任をとらなくてもよいことである。

63443.(その人にとって)つらくなることがないほうが、その人らしく生きられる。

63444.おそらく(商品開発における)決定的な要因は、「当たり前」を超えて「狂信的に注意を払うこと」だ。細部に「取り憑かれたような関心を持つこと」だ。ケーブルやパワーアダプターといった普通は見過ごされること……

63445.人間は政治的動物である。

63446.人は一度権力を持つと、それを積極的に駆使して、相手とのパワー格差をさらに広げるように行動する傾向がある。

63447.徳をもって人を支配する者は王たり。力をもって人を支配する者は弱し。富をもって人を支配する者は貧し。

63448.精神を残して全部あげたから わたしのことはさん付けで呼べ

63449.いまの男の政治家は、うわべをつくろうのだけは好きだが、マジメ・律儀という根本の必要な部分は脱落欠落しているのが多い。(中略)政治こそ、女がやるに適した仕事であろう。

63450.生徒や学生達に自ら考えさせ、自ら学ばせることこそが、教師の最も大切な役割です。


63451.私の成功原論は、第一に、一生を息切れもせぬ自己のペースで行く。第二に、手前本意になりすぎぬよう。第三は、少しでも多く社会に貢献するとともに、周囲の人々にできるだけ幸福をもたらす心組みだ。

63452.仕事というのは自分の心の状態を映し出すものなんだよ。

63453.肝心なのは、自分に何が起こったかではなく、起こったことに対して何をするかである。

63454.愛があると思うのも錯覚、ないと思うのも錯覚。

63455.自分に対する相手の態度が悪いのは、相手に対するこちらの態度に原因がある。

63456.自分にとって好ましくない暗示とか予言を受け取った時は、ものごとを建設的に考えることによって、それが現実になってしまうのを防ぐことができるのです。

63457.他人のことをうらやんではいけない。辛抱して、将来、発展すればいい。いま苦しいのはむしろ幸せ、と思いなさい。

63458.人は一人で勝手に助かるだけ。誰かが誰かを助けることなどできない。

63459.戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます。

63460.古来「病は気から」といわれますが、それは医学的にみても正しいことです。しかし、その良い気分や悪い気分を決定づけるものとして、まず(使う)言葉の存在があります。

63461.衆愚に従えば、その仲間入り。

63462.潜在意識は私たちの中にある創造的能力であって、意識する心(=顕在意識)がその上に考え(=信念の表現)を印象づけ、潜在意識が印象づけられたものを実現するのです。

63463.人は理解してもらうために書くのではない。理解するために書くのだ。

63464.「遊ぼう。これから、遊ぼう。大いに、遊ぼう。」 「あまり遊べない人に限って、そんなに意気込むものですよ。ふだんケチケチ働いてばかりいるんでしょう?」

63465.誰かに手を差しのべるのに必要なものは、シンプルだぞ。何があっても、俺はお前の味方だって覚悟、お前を信じるっていう覚悟、それだけだ。

63466.人間は自分の値打ちを評価することだ。自分は良いことのできる性質を持っているのだから、自分を愛すべきである。

63467.小さいものが大きいものに、刻々と近づいていると思うとき、生きる悦びをかんずる。自然と人間が、知れば知るほど美しく見えるとき、生きる悦びをかんずる。

63468.負けて悔しいのは当たり前、また悔しくなければ次に勝つことはできない。大切なのは、負けて悔しい気持ちを(早く)断ち切ることです。

63469.自ら創造し得るもの以外には何ら正当な判断を下し得ないものである。

63470.人を用うるにはよろしく長を取りて短を捨つべく、みずから処するにはまさに長を忘れ短を勉(つと)むべし。

63471.政治や社会の動きには明るい。だが自分個人の関心や興味はどこにあるのかわからない。あってもそれに自信をもてない空気をみんなでつくりあげている。

63472.上(じょう)の人は、その力(=適性)に応じて仕事をさせる。よい給与を与える。病気の時は親切に看病する。珍しいものを分かち与える。また時々休養させる。

63473.物を識(し)ることは、(※女にとって)哀しいことである。物を識ることは、物がよく見えてくることである。夫の欠点や夫の甲斐性のなさが、額面通りにありありと見えてくることである。

63474.いつも「忙しい、忙しい」と言っている人は、「自分の時間」を優先順位のずっと下のほうに置いている。だから、一日二十四時間の中で配分していくと、結局自分の時間は持てないということになる。

63475.意義ある人生、価値ある人生を過ごすには、三勿(さんこつ)……怒らず、怖れず、悲しまず 三行(さんぎょう)……正直、親切、愉快 を実行すること。

63476.私にとっての経営の軸は何かと考えると、ビジョン、プラン、リーダーシップの3つで、これらが会社経営で最も大事なものだと思います。

63477.「女は家庭経営が天職だ」という女は、自分が家の中に引っ込んでいたいからそれを正当づけているにすぎません。

63478.海はどんな川も拒まない。(ver.0)

63479.先導しているつもりでも、誰もついてこなければ、散歩しているにすぎない。

63480.昨日は不渡りになった小切手、明日は約束手形、今日だけがあなたのキャッシュ(現金)──だから賢明に使いなさい。

63481.ほんものの幻滅は、人間を全く呆(ぼ)けさせるか、それとも自殺させるか、おそろしい魔物である。

63482.人のつかひ様(よう)は、人をばつかはず、わざをつかふぞ。又(また)政道いたすも、わざをいたすぞ。(ver.0)

63483.白髪は老いたしるしであり、叡知(えいち)をあらわすものではない。

63484.人間とは便利なものである。いまふり返ると、いい思い出しか浮かんでこない。ちょうど負けた馬券を覚えていないようなものである。

63485.(社員や部署の失敗やミスに対する望ましい反応は、)「だれがやったのか?」ではなく、「どうして、そんなことになったのか?」 「どうすれば事態を収拾できるか?」 「二度とそうしたことが起きないよう……

63486.十分な愛で橋渡しできない隔たりはない。

63487.誰かと結婚することは、別の人との結婚の可能性をゼロにすることです。独身の人がなかなか結婚に踏み切れないのは、このためでしょう。

63488.戦争は夏一つずつ遠ざかり

63489.スポンジのような吸収力を持った人間が、リーダーには望ましい。

63490.私は、経営者には、2つしか仕事がないと思っています。一番大事なのは教育すること。経営者は全員、教育の担当であり、人事の担当でないとダメ。それが一番大事です。もう1つが利益責任。利益がなければ誰も幸……

63491.人生はチャンスと変化に富んでいる。

63492.痩せたアイスクリーム売りを信用するな。

63493.恋をするにはエネルギーが要りますが、恋はすればするほどエネルギーを産んでしまう。

63494.兄弟にほほえみかけ、助けの手を差し伸べるたびに、それがクリスマスなのです。

63495.人々はローマが偉大であるからローマを愛したのではない。ローマは人々がローマを愛したから偉大となったのだ。

63496.誰にも目撃せられていない人生の片隅に於(お)いて行われている事実にこそ、高貴な宝玉が光っている場合が多いのです。それを天賦(てんぷ)の不思議な触角で捜し出すのが文芸です。文芸の創造は、だから、世の……

63497.将来の読みがすべて当たる悲観論者よりも、半分しか当たらない楽観論者でいたい。

63498.自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ。

63499.やめるのも始めるのもきめるのは自分です

63500.善意や親切だけで、この世界の苦しみが救えるものなら、そんな簡単なこともなかった。


63501.自分の考えをはっきり言うのと同じく、他人の考えもきちんと聞いて、チームワークを築いていくのはどの社会でも必要なことです。

63502.人の行いは孝より大なるは莫(な)し。

63503.口から出ていくものは、心の中から出てくるのであって、それが人を汚すのです。

63504.千回のアドバイスより一回の失敗。

63505.生まれた 愛した そして死んだ

63506.憂鬱で憂鬱でしょうがないというのが老人。

63507.人間とは、常に人間になりつつある存在である。

63508.人間、自分のやりたいことをやって、何処が悪いんだろ。

63509.芸人てえのはな、売れてるときはわがままでいいんだ。売れなくなったら、いくら八方美人をしていても捨てられる。

63510.死は人生の一部だが、非常に小さな一部にすぎない。

63511.どんよりと くもれる空を見てゐしに 人を殺したくなりにけるかな

63512.将来について知ろうとする者は、これまでの経緯を考慮しなければいけない。

63513.わたしたちが踊り子にあこがれるのは、彼女たちが柔かい肉体と、その肉体を自在に操る技術とで、束縛を飼いならしてみせる達人だからです。

63514.科学技術に優先するものは人間の正しい思想だ。技術を持つ人間が、それをどのように利用するか、世の中に貢献するか、しないかで、その価値が決まる。

63515.人間関係で一番大事なのは、腹八分ではなくて腹六分。夫婦、恋人、親子、仕事関係、すべて腹六分でお付き合いを。

63516.嘘っていうのは結婚を長生きさせる薬だよ。嘘がなくっちゃ即死だわ。

63517.経営者は常にチャレンジし続けなければならない。さらには、先頭を走る経営者が倒れても、その精神を継承した社員が、経営者の屍を乗り越えてチャレンジを続けていく。そのような企業風土を作らなければならない。

63518.プレゼントが全然愛情表現じゃないこともあるし、本当は愛がないのを隠すためにプレゼントを贈るってことさえありますよね。「いとおしむ」気持ちをプレゼントで表せるかもしれないけど、でもプレゼントは何も表……

63519.共有のロバは、いつも荷が勝ちすぎる。

63520.初めはどこから見ても疑いようがなかった考え方も、視点を変えてみることによって盲点があることがわかってくる。既成概念、固定概念とはそういうものである。

63521.強いからヒーローなんじゃない。喜ばせるからヒーローなんだ。

63522.料理人と酒蔵係が反目することはない。

63523.好きなように楽しんでごらん。何もしなきゃ何もおこらないし、何かやってりゃ何かおきる。

63524.数ある習慣のなかでも最も自覚しにくく、最も強く人生に影響を及ぼすものが、思考習慣、いわば考え方の癖です。

63525.下情には通ぜざるべからず。下事には即ち必ずしも通ぜず。

63526.私たちは、何かというと口癖のように「すみません」と言っています。「すみません、ご足労いただいて」「すみません、お時間をいただいて」という具合です。この「すみません」を「ありがとう」に置き換えること……

63527.しゃれが解らずに苦しむくらい情けないことはない。

63528.元気になると、同じ事でも気にならなくなります。

63529.一身を作り上げるにも、一国を作り上げるにも、決して一通りのことでゆかぬ。効果を数十年の後に期し、幾多の困難と障碍(しょうがい)とを排してゆく耐忍と根気とあって大業は始めて成就せらるるのだ。

63530.人生は実験なの。だれもがこの世界で自分がいるべき場所を探している。

63531.洗練された手腕は、巨大なものを圧縮してみせる。重大なことを、さらりと表現する。

63532.平凡な日々からなる人生が、それぞれにとっての歴史です。平凡なというのは、誰も素晴らしいと思っていない素晴らしいもの、という意味です

63533.あなたが挑戦されたものに勇気をもって取り組むならば、(潜在意識という)広大無辺な知恵がその答えをあなたに示してくれるだろう。山(障害)は海に入る(解決され視界から消え去る)だろう。

63534.賢妻は必ずしも男にとって良妻とは限らない。

63535.私は、不安と苦痛の窮極まで追いつめられると、ふいと、ふざけた言葉が出るのです。臨終(りんじゅう)の人の枕もと等で、突然、卑猥(ひわい)な事を言って笑いころげたい衝動を感ずるのです。

63536.私は誰かを批判する時は、ほめ言葉とセットにするというルールを必ず守っています。ほめ言葉というたっぷり厚く切ったパンの間に、批判という中身をはさむのです。

63537.母親を泣かすのは この世で一番いけないことなのです

63538.試みることによって、それだけ成長できる。

63539.証拠を示す責任があるのは、否定するほうではなく、肯定するほうである。

63540.本当の欲望というものはそんな苦しいものではない。本来楽しむためのものが欲望なのだ。それは欲しがれば欲しがるほど、どんどん自分を楽しくさせてくれるものだ。

63541.読書について言えば、答えを求めて読むのではなく、ひたすら読む。じっくり読む。耳を澄ますように、心を澄まして、言葉を読んでゆくほかに、読書のコミュニケーションはない。

63542.身体の痛みによって身体の異常に気づくように、心の痛みによって正しい道からはずれていることに気づくのである。

63543.夜の熟睡を死んだように眠るとたとえるのは、適切な表現かもしれません。人は夜、眠りの中に死んで、朝目を覚ます時は死から甦るのだと考えられるからです。「日々これ新たなり」ですね。

63544.己(おのれ)を空しくして他に尽くすだけの高邁な精神の持ち主こそが、政治を託し得る人なのだ。名誉や金に動く者が人気で政治をやりかねないところに、民主主義の危険が潜んでいる。

63545.彼のなさんとするところを、先んじて我なせば、勝たざることなし。

63546.人間や人生の事件、事物は素材にすぎない。それは解釈する人の心によってどんなにでも変わるのだ。

63547.幸運を望む男よ、お前が二つ結果を得る為に、十の事を為したら必ず、幸運は来るぞ。

63548.いい教師は生徒に答えを与えないものだ。道は示しても、その先の選択は生徒に託す。

63549.心は万境(ばんきょう)に随(したが)って転じ、転ずる処(ところ)実に能(よ)く幽(ゆう)なり。流れに随って性(しょう)を認得すれば、喜(よろこび)も無く亦(また)憂(うれい)もなし。

63550.いくさというものは、六、七分の勝利で十分である。八分の勝利は危うし。九分、十分の勝利は、味方の大負けの下作りなり。


63551.そうすべきでない不正な行為も、正しいとおもえば、いつでも正しい。誤ることなどありえないという正しい理由をいつでももっているのだ。

63552.当世のほまれは後世のそしりとなり、いまのそしりは後世のほまれとなる事、むかしよりためし多し。今の人はそしり候とも、道理あるにはしたがいたるがよく候。(ver.0)

63553.先延ばし主義とは、判断ミスの積み重ねを示す完ぺきな例である。この場合、ひとつひとつの判断ミスが小さな損失をもたらす。それらが時間とともに蓄積して大きな損失となり、最終的には大きな後悔へとつながって……

63554.地元の人が日々使ってくれる、品質を(高く)評価してくれる店、これが本物です。

63555.毎朝、自分で牛乳を沸かして甘くして飲みます。新聞やテレビのニュースを見ながら熱い牛乳をすする。ただそれだけのことです。でも、毎日、そうしていると、何だか楽しいの。今日のこの日があしたにつながるとい……

63556.冗談を言ったり、漫談のような話をしなくても、楽しませる話をしてくれるのが本当におもしろい人だ。

63557.失恋したからって泣いている場合じゃない。元気になって、キレイにして、次の恋を待つの。

63558.経営者は権限を譲ったような顔をしながら、相変わらずなんでも自分で決めてしまう。部下に言うんだ。「それはきみの責任だ。ただ、私なら……」とね。

63559.もしあなたが次に同じ苦しみに出合ったとき、その苦しみを回避できると思っているなら、あなたは自分の背後を見落としている。

63560.卑下も過ぎれば自慢となる。

63561.悦楽、奢侈(しゃし)──これが諸君の幸福と名づけるものである。だが私は何ものも欲しないこと、それが神々の至福であると考える。

63562.黒を知らないと白さも分からない。苦労を知ればささやかな幸せもありがたい。

63563.根性というのは人生のスパイスみたいなもので、ほんの少しあると人生をおいしくさせるが、そればかりドバッ、ということになると、すべての味を破壊してしまう。

63564.雪の結晶は、天から送られた手紙であるということが出来る。

63565.自分の現在は、過去の思いを潜在意識が実現した世界である。自分の現在の思いは、必ず未来に現れる。

63566.朝もよし 昼もなおよし晩もよし その合い合いにチョイチョイとよし

63567.あなたの理想について、他人と話すことが少なければ少ないほどよいのです。

63568.人の悪口を言うのは、自分に自信のない人。自分に自信のある人は、人の悪口を言わない。

63569.ふだん人を泣かせてばかりいる人は、死んだ時には笑われ喜ばれるのです。ふだん人を喜ばせ笑わせている人は、死んだ時には泣かれ悲しまれるのです。(ver.0)

63570.今日はこの世、明日はあの世。

63571.あなたなんか大好きです。

63572.(船の生け簀のなかに)同じ種類の魚ばかりだと、魚は緊張感を失ってしまい、港に着くまでの間に、生け簀のなかでぐんにゃりとなってしまう。ところが、敵意を感じる魚がまじっていると、いつ自分が食われてしま……

63573.掌中の雀のほうが、遠方に舞う鶴よりもましだ。

63574.今ある時代にむきあえるもう一つの言葉をもつことができなければ、そのもう一つの言葉の側から今という時間を新しく読みなおしてゆくということはむずかしい。

63575.時には思い通りにならないこともある。でもそのために、心と想像力があるのよ。

63576.少しでも興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは、結果はともあれ手をつけてみよう。幸福の芽はそこから芽生え始める。

63577.幼いころの記憶というのは、思いだすと懐かしく、そしてふしぎだ。肩車が好きだった幼い子どもは、かつての父よりおおきくなったいまも、幼いころの肩車の上の世界をはっきりと覚えている。

63578.人間が成長するということは、身体が大きくなるばかりじゃない。身体の成長につれて、内なる精神や魂も、一緒に大きくなる。

63579.カルチベートされた人間は、てれる事を知っています。

63580.死んだら死んだで生きてゆくのだ。

63581.あのね、読んで面白くない小説はね、それは、下手な小説なのです。面白くない小説は、きっぱり拒否したほうがいいのです。

63582.男と女が愛しあったあかしに妊娠し、その重荷は女だけに背負わされるというところに造物主のそもそものまちがいか、もしくは深慮があったのではないか。

63583.この世は涙の谷、嘆きの谷である、と孤児院時代に教えられました。だからつらいものは読みたくない。つらいものを超えるために笑いがある。

63584.持たなくてもいい重い荷物を、誰に頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。

63585.健全な精神にこそ、健全な肉体が宿る。

63586.心は、目に見えないものを感じ取る。

63588.「こう努力しましたが、うまくいきません。ほかの方法は無いですか」というのが相談です。

63589.上善(じょうぜん)は水の如(ごと)し。水は善く万物を利して、而(しか)も争わず。衆人の悪(にく)む所に処(お)る。故(ゆえ)に道に幾(ちか)し。(ver.0)

63590.一頭のライオンに率いられた羊の群れは、一頭の羊に率いられたライオンの群れにまさる。

63591.計画に失敗すれば、失敗を計画することになる

63592.熱中するものがほしければ、まず第一に自分が実際の自分より立派なふりを自分と他人にしないことである。第二に他人に迎合しないことである。第三に自分にとって、心理的に最も困難と思えることをやってみること……

63593.苦しみ多ければ、それだけ、報いられるところ少し。

63594.「(中流の)“中”以下の人がこれからどうなっていくか」をひとつ主眼にして、生きてる今を考え、それを広げて自分のやってることに関連づける。そこにほんとうのことが隠れているような気がする。

63595.ユートピアを歴史の外に仮想し、いつも「この世のほかの土地」へ想いを馳(は)せつづけているものにとって、時と距離とは「おのれ自身との結合」をあきらめ、おのれ自身とわかれてゆかねばならないことを予告する。

63596.不安が解消されると、今度は不満が出てくる。

63597.教育の意義は人々に知らざることを知るように教えることではなく、人々が日常の挙動を一新せしめることにある。

63598.恋しとよ君恋しとよ床しとよ 逢はばや見ばや見ばや見えばや

63599.愛されるためには愛さなければならないように、心をベースにした人間関係を築くには、素晴らしい心の持ち主に集まってもらえるような素晴らしい心を、自らが持たねばなりません。

63600.よしよしと言ってくださる人の前では決して自分に目覚めるということはないことであります。