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1401.
「ああ、よかった」と言えば、本当にすべてがよくなっていく。
（ 斎藤茂太 ）
1402.
「ありがとう」の一言は、どんな心もやわらげる。
（ 斎藤茂太 ）
1403.
自分で「もうトシだから」と言うことは厳禁だ。
言えば言うほど、心が老けていってしまう。
（ 斎藤茂太 ）
1404.
トシをとりたくないのなら、トシを言い訳にしないこと。
（ 斎藤茂太 ）
1405.
苦しみは自分を振り返るチャンス。
冷静に自分を振り返ることができれば、つぎにどうしたらいいのかがわかってくる。
（ 斎藤茂太 ）
1406.
小さなことでもほめ合う夫婦には、何物にも代えがたい豊かさがある。
（ 斎藤茂太 ）
1407.
失敗のフォローはむずかしい。
しかし、それをみごとにやり遂げることができれば、あとはどんなむずかしい仕事もたいていはこなせるようになるのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1408.
母親の愛は、人間形成の源。
（ 斎藤茂太 ）
1409.
人間関係はスルメのようなもので、噛めば噛むほど味が出てくるものだ。
最初に拒絶していたら、味が出てきたときのおいしさを知らないでいるようなもの。
（ 斎藤茂太 ）
1410.
どんなに苦しいことも、一生、つづくことはない。
（ 斎藤茂太 ）
1411.
友だちをつくれる人とつくれない人の最大の違いは、自分から扉を開く人と、けっして他人を内側に入れようとしない人の違いではないか。
（ 斎藤茂太 ）
1412.
友だちづくりの極意は、「この指止まれ」にある。
大好きなものを楽しむ仲間を「この指止まれ」と集めてしまえばよい。
（ 斎藤茂太 ）
1413.
人間、どこかいいかげん気味ぐらいのほうがいい。
「いいかげん」で語弊があるなら、「１００点をとらなくても自分を許せる人」といい換えてもいい。
そんな人は「１００点をとらない他人」も許せる人である。
（ 斎藤茂太 ）
1414.
仕事でも趣味でも、すぐに別のもののほうがよかったと思えてしまう人は、休んではまた始め、もう少しだけ、もう少しだけ、と気を取り直し続けていくことをおすすめする。
それを繰り返しているうちに、しだいに、おもしろみがわかってくるはずだ。
（ 斎藤茂太 ）
1415.
幸福は心を若返らせ、不幸は心を老けさせる。
（ 斎藤茂太 ）
1416.
なんであれ、新しい体験をしたり、人がしないこと、人ができない体験をすると、まず「トクをした」と考える。
（ 斎藤茂太 ）
1417.
笑われるということは、それだけ関心を集めていることではないか。
誰も関心を抱かないような人なら、無視されるだけだ。
無視こそ笑われるよりもっと悲惨なのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1418.
人間関係は、まず種をまくことから始めないと、花も実もつけない。
（ 斎藤茂太 ）
1419.
できれば、失敗をした場合さえも、人はできるだけほめるほうがよい。
誰だってほめられてイヤな人間はいない。
それどころか、ほめられているうちに自信がよみがえり、その自信が新たなやる気を引き起こしていくものなのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1420.
聞き始めたなら、（けなしたりせず）最後まで聞くこと。
（ 斎藤茂太 ）
1421.
自分のやりたいことをやっている人、好きでやっている人は、精神的にも強いのだ。
多少のことではあきらめない、粘り強さを自ら発揮することができるのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1422.
失敗や間違いは大いにけっこう。
どんどん失敗しなさいといいたい。
なぜなら、人は成功よりも失敗や間違いから学ぶことが多いからだ。
失敗から立ち直る、もう一度挑戦してみる。
そのことだけでも大いに意味がある。
（ 斎藤茂太 ）
1423.
まずいものでも、「うまい、うまい」といいながら食べていれば、不思議に苦ではなくなってくるのだ。
本当に、おいしくも感じられてくる。
何事も、心がけしだいなのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1424.
死も、別れも、人の一生には避けて通れない。
愛別離苦。
釈迦はこれを、人のどうしても受け入れなければならぬ悲しみと説いている。
（ 斎藤茂太 ）
1425.
志だけは高くもっていなければ、自分の中から浮揚力は湧いてこない。
（ 斎藤茂太 ）
1426.
心配してもしょうがないことは、お忘れなさい。
（ 斎藤茂太 ）
1427.
「感情は自分の力ではどうすることもできない」という神話は、論理的に破綻している。
大前提：私は自分の思考をコントロールできる。
小前提：私の感情は私の思考から生まれる。
結論：私は私の感情をコントロールできる。
（ ウェイン・ダイアー ）
1428.
あなたが、自分を価値ありと思うまでは、自分の時間についても価値ありとは思わないでしょう。
あなたが、自分の時間を価値ありと思うまでは、その時間で、何でもやろうとはしないでしょう。
（ M・スコット・ペック ）
1429.
愛される年寄りになるのは、いつでも「ありがとう」がいえる人。
（ 斎藤茂太 ）
1430.
成功は、しばしばあっけなくもたらされるように見えることがある。
だが、水面下には、必ず、累々とした失敗体験が潜んでいるはずだ。
（ 斎藤茂太 ）

1431.
人間関係は化学反応である。
（ 斎藤茂太 ）
1432.
（夫婦）二人の間にある「どうせ」とか「ほとほとうんざり」という感情を封印する。
そのかわりに、ともかく「ありがとう」とつぶやく。
感謝の気持ちで相手を眺めると、相手がなにを考えているか、どうしようとしているかがわかってきます。
そうすると以前のように、愛情をもって相手を見ることができるようになってきます。
（ 斎藤茂太 ）
1433.
いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう。
（ 斎藤茂太 ）
1434.
（夫婦が）やり直すのはごく簡単。
まず、相手に対する批判や否定の気持ちを捨てること。
これだけです。
（ 斎藤茂太 ）
1435.
人を最も卑しくするのは羨望だ。
（ 斎藤茂太 ）
1436.
うまく話そうとするとうまくいかない。
普通に話そうとすればうまくいく。
（ 斎藤茂太 ）
1437.
根性でお金を稼げ。
品性でお金を使え。
（ 斎藤茂太 ）
1438.
問題は解決できませんでした、課題をあきらめました、という場合だって、それはトラブルが解決したことだと私は思う。
なぜなら、「その課題は解けない」という答えを得たことになるからだ。
（ 斎藤茂太 ）
1439.
元気に楽しく、エネルギッシュに生きることは、まわりの人間にも元気や楽しさ、エネルギーを振りまくことになる。
（ 斎藤茂太 ）
1440.
お金は多くの扉を開くが、心はすべての扉を開く。
（ 斎藤茂太 ）

1441.
怠け癖解消の手っ取り早い方法は、ライバルをつくることでしょう。
（ 斎藤茂太 ）
1442.
親の背中は大きくたくましく、大人の貫禄(かんろく)を感じさせるものであってほしい。
そうした背中を見るからこそ、子どもは大人になることのあこがれと覚悟を固めながら、自分なりの大人のなり方を探り当てていくのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1443.
人を妬(ねた)んだところで何も生まれてこない。
妬むぐらいなら大いに悔しがり、それを起爆力にして、自分も飛躍するエネルギーにしよう。
（ 斎藤茂太 ）
1444.
失敗は笑い飛ばしてしまったらいい。
そして、次に同じような失敗をしないような対策を講じればよいだけのことだ。
（ 斎藤茂太 ）
1445.
何度も何度も繰り返しトライしているうちに、ふっと可能性の扉が開く瞬間があるものなのだ。
それまで絶対に不可能だと思い込んでいたようなことも、その瞬間に、するりとブレークスルーしたりする。
（ 斎藤茂太 ）
1446.
人は失敗する動物なのである。
失敗したマイナス体験から多くのプラスを学習し、次の一歩につなげていくのだ。
そのステップから逃避してどうするといいたい。
（ 斎藤茂太 ）
1447.
コンチクショーと思うようなときも、あえて唇の端を引いて、無理にでもニコッと笑ってみる。
そうすると、さっきまで腹を立てていた自分がバカバカしく思えてきて、ニコニコ顔が定着する。
顔で笑って心で泣いているうちに、心まで笑ってくる。
（ 斎藤茂太 ）
1448.
相手が気持ちよく話しているとき、決してそれをけなさないこと。
誰でも、自分が好きなことを話題にしているときは愉しい。
しかし、それだけに反論されると、かえって不快感が増す。
心の扉はあっという間に閉じられ、下手をすると恨みさえ残す。
（ 斎藤茂太 ）
1449.
実は古来、人を最も確実に追い詰めるのは、孤独刑なのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1450.
家族をもつことは、一生分のわずらわしさの種を背負い込むことのようにも見えるが、それに見合うだけの、いや、お釣りがくるほどの喜びを手にすることができる。
（ 斎藤茂太 ）

1451.
仕事は雑に考えると、雑事になってしまう。
（ 斎藤茂太 ）
1452.
きれいな立ち居振る舞いは最もむだのない立ち居振る舞いなのだ。
（ 斎藤茂太 ）
1453.
面白くないのは、面白くやろうとしないからじゃないか。
（ 斎藤茂太 ）
1454.
人はみな得意なものを持っているはずです。
人から見れば、それは「得意なもの」とは思えないかも知れません。
しかし、それはそれでいいのです。
たとえ、それで経済的に支えることができなくても、それがなんなのかを知る必要があるのです。
そして、それを「得意なこと」と見なし、練習できるときに練習することです。
本当にそれが得意であれば、いずれは自分自身にも社会にも役立つものになるでしょう。
（ アン・ウィルソン・シェイフ ）
1455.
喧嘩をした後、いちばんよいのは、さりげなく振る舞うこと。
謝るのも、「昨日はごめん」ぐらいでよいと思う。
大仰(おおぎょう)に詫びられたら、詫びられたほうが身の置きどころがなくなってしまう。
（ 斎藤茂太 ）
1456.
ひとたび決断を下し、あとは実行あるのみとなったら、その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
1457.
隣人を愛するというのは、神がそれを要求するがゆえに正しいのではなく、むしろ、それが自然として正しいことであるからこそ、神がそれを要求するのである。
（ ブレンターノ ）
1458.
占星術は、途方もないナンセンスが何千年も生きながらえていることの貴重な証人である。
大昔の馬鹿な人類が生んだもので、あらゆる時代の馬鹿に、これほどぴったりするものはない。
（ ガイヤー ）
1459.
人はステンドグラスの窓のようです。
太陽が現れるときらめき輝きますが、暗闇が訪れると、内部に光のある人だけが、その本当の美しさを現すのです。
（ エリザベス・キューブラー・ロス ）
1460.
幸福であろうと思えば、「こうでさえあったらなあ」という言葉をやめて、その代わりに、「今度こそは」という言葉に変えなさい。
（ スマイリー・ブラントン ）

1461.
人は神の存在の中に精神的安らぎを固く信ずるとき、神の観念は歓びと安心の時を与え、それを正当化する。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
1462.
親のいない生活くらい、その人の環境、特にその子どもに心理的に強い影響を与えるものはない。
（ カール・ユング ）
1463.
我々が「進歩」と呼んでいるのは、一つの厄介事を別の厄介事に置き換えることに他ならない。
（ ハヴェロック・エリス ）
1464.
自分自身のすべてを受け入れなさい。
すべてです。
あなたはあなたであって、それが最初で最後です。
いかなる謝罪も悔恨も必要ありません。
（ ムスターカス ）
1465.
相手に欠点がないように思われ、何もかもうまくゆくのだったら、その人とつきあうことは当然であり、利己的に言っても価値のあることだから、別に愛などという必要はないかもしれない。
（ 河合隼雄 ）
1466.
心のなかの勝負は５１対４９のことが多い。
（ 河合隼雄 ）
1467.
どんなに上がったり下がったりしようと、どんな人間の経験にも、かならず意味があります。
どんな経験も、ほかでは決して学べないことを教えてくれます。
神様は人間に、必要以上の試練をあたえたりしません。
（ エリザベス・キューブラー・ロス ）
1468.
自信を持って生きたいのなら、まず第一歩を踏みだすことである。
人と対等に話したければ、他人から話しかけられるのを待っているだけでは問題は解決しない。
日常の挨拶やお天気の話などから始めて、積極的に他人の中にとびこんで行くことである。
（ 大原健士郎 ）
1469.
感覚は、何かがあることを教えてくれる。
それはその物が何であるのかは伝えないし、その物にまつわる他のことを伝えてもくれない。
ただ何かがあることのみを知らせるのである。
（ カール・ユング ）
1470.
セックスは医学的には苦痛なんです。
心臓は高まるし、息は切れるし。
（ 日向野春総 ）

1471.
自我（エゴ）と自己（セルフ）。
自我は変革可能だけれども、自己は無限の可能性みたいなものだ。
（ 河合隼雄 ）
1472.
小さな手間を省かないことが、大きなイライラを防ぐコツ。
（ 斎藤茂太 ）
1473.
あなたが今感じていることは、今この瞬間のあなたの思考の結果です。
（ リチャード・カールソン ）
1474.
人は認知の食い違い（不協和）に直面すると、変え易いほうの認知を無意識に変えて解消しようとする。
（ 下條信輔 ）
1475.
「敵」や「ライバル」の存在は、能力を向上させる効果がある。
もっと成績を伸ばそうと互いに切磋琢磨するからだ。
（ 樺旦純 ）
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