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1.
人はだれでも孤独である。
自己の運命を思う時孤独である。
苦悩に出会う時、病む時、死を思う時、すべて孤独である。
（ 住岡夜晃 ）
2.
健康はケチの基本じゃないですか。
病気になれば金はかかるし、大切な時間が無駄になる。
（ 鳥井道夫 ）
3.
人間にとって一番辛いものは貧しさや病気でなく、それら貧しさや病気が生む孤独と絶望のほうだ。
（ 遠藤周作 ）
4.
人間は病の器。
（ 『ウダーナヴァルガ』 ）
（ 『法句経』 ）
5.
病いは気から──それで病気といいます。
（ 永六輔 ）
6.
病を忘れている間は、病ではない。
（ 俗言 ）
7.
「養之如春」（これを養う春の如し）──何事であれ、もの事を為すには、春の陽光が植物を育てるように為すべきだという意味である。
“これを養う”の“これ”には何を当てはめてもいい。
子供を育てることも、愛情を育てることも、仕事を完成することも、病気を癒すことも、みな確かに、あせらず、時間をかけてゆっくりと、春の光が植物を育てる、その育て方に学ぶべきなのである。
（ 井上靖 ）
8.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
9.
最大の病はハンセン病や癌や結核などではありません。
それは誰にも必要とされず、誰にも気に留めてもらえず、すべての人から見捨てられているという孤独です。
（ マザー・テレサ ）
10.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
11.
自分の病気をあからさまに名指し、容赦のない診断を下し、その治療法を見つけ出すだけの勇気が無いような政党は、尊敬に値しないだろう。
（ レーニン ）
12.
完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である。
（ エマーソン ）
13.
一病息災
（ 日本のことわざ ）
14.
真の実業人になるためには、長い闘病生活、長い浪人生活、長い牢獄生活の三つを経験しなければならない。
このうちの少なくとも一つを経験しなければ、実業人の端くれにもなれない。
（ 松永安左エ門 ）
15.
人はみな、“自分”という病気である。
その病気は一生治らない。
（ ながれおとや ）
16.
人間は病気で死ぬんじゃない。
寿命で死ぬんだよ。
（ 永六輔 ）
17.
人間にとって最も悲しむべきことは、
病気でも貧乏でもない。
自分はこの世に不要な人間なのだ
と思い込むことだ。
（ マザー・テレサ ）
18.
みなさんは本当の幸せって何だと思いますか。
実は、幸せが私たちの一番身近にあることを、病気になったおかげで知ることができました。
それは、地位でも、名誉でも、お金でもなく「いま、生きている」ということなんです。
（ 猿渡瞳 ）
19.
心に願うことがあれば、運良く病は忘れている。
雑事に煩わされずに描き続けて、この世とおさらばしたい。
（ 野見山暁治 ）
20.
人間は、死を予感する病気になったときと、罪を犯して牢獄に入ったときに、本当の自分を見つける最大のチャンスを手にする。
大きく成長する。
きっと、本当の豊かさを手に入れることができる。
貴重な経験だよ。
（ リチャード・H・モリタ ）
21.
すべてこの世の病には、
治す手だてがあるか、なし。
手だてがあるなら見つけよう、
手だてがないなら忘れよう。
（ 『マザーグース』 ）
22.
根のごとく枝葉は出る。
（ 作者不詳 ）
23.
自分より頑強な人と旅行せよ。
（ オマーンの格言 ）
24.
ポケットに重い財布があれば、病気も治る。
（ ユダヤの名言 ）
25.
体気弱く、飲食少なく、常に病多くして、短命ならんと思う人、かえって長生きする人多し。
是(これ)弱気をおそれて、つつしむによれり。
（ 貝原益軒 ）
26.
病気は身体の障害であるが、気にしない限り意思の障害ではない。
（ エピクテトス ）
27.
病むことにより、今までよく知らなかった自己がわかり、他人の問題が理解でき、思いやりの心が養われる。
（ 日野原重明 ）
28.
書籍は青年には食物となり、老人には娯楽となる。
病める時は装飾となり、苦しい時には慰めとなる。
内にあっては楽しみとなり、外に持って出ても邪魔にはならない。
特に夜と旅行と田舎においては、良い伴侶となる。
（ キケロ ）
29.
心の中からすべての悲しみや、憎しみ、恨み、いらだち、復讐心などを捨て去るまでは、内的な平安が訪れることはありません。
これらの思考は潜在意識の中に毒の袋をつくり、高血圧や心臓障害や、その他にも多くの兆候や病気をもたらします。
（ ジョセフ・マーフィー ）
30.
慢性の先延ばし病に苦しみながら、なんの手も打たない人たちは、目標に向かっていく努力や、目標の設定すら、難しくなっていく。
（ リンダ・サバディン ）

31.
医は能(よ)く病を癒(いや)すも、命を癒す能(あた)わず。
（ 中国の格言 ）
32.
病院で死ぬか、在宅で死ぬかじゃありません。
誰に看取られて死ぬかなんです。
（ 永六輔 ）
33.
いかなる場合にも、他人の心を消極的にするがごとき言行は、絶対になすべきではない。
特に病におかされている人や、運命に悩まされている人に対しては。
（ 中村天風 ）
34.
一度も病気をしたことのない人間とはつきあうな。
（ トルストイ ）
35.
結婚って、人が自ら作った最もつらい病気だと思いますね。
（ ドラマ『最高の離婚』 ）
36.
君は若さという重い病に苦しんでいるんだ。
神はそういう苦しみを、わしにはもう二度と与えて下さらん。
（ 映画『育ち行く年』 ）
37.
大病をして死を身近に感じると、深くたしなめられた気持ちがして、それまで重大に思えたことが、そうではなかったと悟るようになるものだ。
（ 川端康成 ）
38.
人生には四つの関所──長い闘病・浪人・牢獄・放蕩(ほうとう)──がある。
そのうちのどれかを突破した人がモノになる。
（ 奥村綱雄 ）
39.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
40.
女の落ちこみには
有名な病院ではなく、
そこらの美容院で治るものもある。
（ メアリー・マッカーシー ）

41.
病をわずらっても悲観することはない。
それがまた人生の深さ、広さを知る貴重な体験になる。
（ 松下幸之助 ）
42.
恋は熱病のようなものである。
それは意思とは関係なく生まれ、そして滅びる。
（ スタンダール ）
43.
人生は美しい！
生きることは素晴らしい！
君はいつも病気のことばかり考えて、
暗く、うつむいている。
それじゃあ、いけない。
人間には「死ぬ」ことと同じくらい、
避けられないことがあるんだ。
それは「生きる」ことだよ！
（ 映画『ライムライト』 ）
（ チャップリン ）
44.
千人の非難にあえば、病なくして死す。
（ 中国のことわざ ）
45.
貧乏人は「病気」だが、金持ちは「変わり者」というんだ。
（ 映画『スピード』 ）
46.
人間には不幸か、貧困（貧乏）か、病気が必要だ。
でないと人間はすぐに思いあがる。
（ ツルゲーネフ ）
47.
圧制者たちは良心を持たず、
改革者たちには感情が無く、
社会は疾病と治療の双方によって苦しむ。
（ ホレス・ウォルポール ）
48.
結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。
（ リヒテンベルク ）
49.
贅沢と貪欲──これらの疫病は、あらゆる国家を破滅するものなり。
（ 大カトー ）
50.
重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ。
（ アルベール・カミュ ）

51.
病気はたしかに生活上の挫折であり失敗である。
しかしそれは必ずしも人生上の挫折とは言えないのだ。
（ 遠藤周作 ）
52.
飲酒の十徳。
礼を正し、労をいとい、憂(うれい)を忘れ、鬱をひらき、気を巡らし、病を避け、毒を消し、人と親しみ、縁を結び、人寿を延(の)ぶ。
（ 「百家説林」 ）
53.
百病は皆気より生ず。
病とは気病む也(なり)。
故(ゆえ)に養生の道は気を調(ととのう)るにあり。
（ 貝原益軒 ）
54.
大切な人へ別れを告げる時間を与えてくれるという意味では、癌という病気は人道的かもしれない
（ 作者不詳 ）
55.
健康の時に大切だと思うことと、病気の時に大切だと思うことはだいぶ違う。
（ 石黒不二代 ）
56.
幸福のことを考えれば幸福になる。
みじめなことを考えればみじめになる。
恐ろしいことを考えれば恐ろしくなる。
病気のことを考えれば病気になってしまう。
失敗のことを考えれば失敗する。
（ ジョセフ・マーフィー ）
57.
病気とケンカしちゃダメ。
ともに生きていけばいいんです。
（ 新浦壽夫 ）
58.
苦言は薬なり、
甘言は疾(やまい)なり。
（ 『史記』 ）
59.
良薬は口に苦くして病に利あり。
忠言は耳に逆らいて行いに利あり。
（ 孔子・論語 ）
60.
勤労はつねに人類を悩ますあらゆる疾病と悲惨に対する最大の治療法である。
（ トーマス・カーライル ）

61.
魂の病は身体のそれよりも危険であり、かつ怖ろしい。
（ キケロ ）
62.
病気は全快しない限り、医者の方が悪く言われます。
その覚悟が無きゃ医者なんかやってられませんよ。
（ 永六輔 ）
63.
人は病気になった時ほど品行方正になることはない。
（ 小プリニウス ）
64.
貧困は美徳ではありません。
むしろそれは病です。
人が決して病になることを欲しないように、貧困になることを欲するものはいません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
65.
健康な身体は客間で、病身は監獄である。
（ フランシス･ベーコン ）
66.
餓死する者はめったにいない。
うまいものを食べすぎ、そして働かないために病死する人のほうがはるかに多い。
（ トルストイ ）
67.
嫉妬は病気であり、嫉妬深い人々は、恐れと不安と劣等感に悩まされているのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
68.
決して人に向かって、顔色が悪いねなどと言ってはならない。
（ アラン ）
69.
政治では、人間の身体と同じように、最も重い病気は頭部から起こる。
（ 小プリニウス ）
70.
病のある身ほど、人の情(じょう)の真と偽とを烈しく感ずるものは無い。
（ 島崎藤村 ）

71.
人間の優しさや楽天性の通らない社会は、何処(どこ)かに大きな病巣を抱えているものだ。
人間の犯す罪の中で最も大きな罪悪は、人が、人の優しさや楽天性を土足で踏みにじることだろう。
（ 灰谷健次郎 ）
72.
立派な病院のひどい手術。
はい、よくあります。
（ 永六輔 ）
73.
疲労ののちの休息ほど、楽しいものはない。
空腹ののちの食事ほど、美味なものはない。
病気ののちの健康ほど、愉快なものはない。
また、非常な困難を突破したのちの平和ほど、幸福なものはない。
（ スコット ）
74.
病気は私たちに学ぶ気さえあれば、人生を肯定する教訓を与えてくれます。
（ サラ・バン・ブラナック ）
75.
肉体上の病気にもまして危険なのは、今日の我々の精神状態そのものが、様々の意味で病気になっていることである。
（ ユダヤの名言 ）
76.
自分が病がちだから先頭にたって、商売をすることはできない。
どうしても自分の代理に頼んで仕事をしてもらうことになる。
そうなれば１０人にも１００人もの人にも頼めるし、非常に多くの仕事を出来るようになる。
（ 松下幸之助 ）
77.
病気になったら、私が一番最初に気をつけることは何かというと、１日中、病気のことで頭をいっぱいにしないことである。
（ 宇野千代 ）
78.
食後の一睡は万病丸(がん)。
（ 日本のことわざ ）
79.
人は自分の肉体あるいは精神についてよく考えてみると、たいてい自分が病気であることを発見する。
（ ゲーテ ）
80.
悪意とは、病のようなものである。
（ 格言 ）

81.
病気とは人生の夜の側面で、迷惑なものではあるけれども、市民たる者の義務のひとつである。
この世に生まれた者は、健康な人々の王国と病める人々の王国と、その両方の住人となる。
（ スーザン・ソンタグ ）
82.
この（病室の）ドアを開ける人は、笑って開けて下さい。
（ 淀川長治 ）
83.
病気になったときに大切だと感じたことが、その人にとって本当に大切なことである。
（ ながれおとや ）
84.
人間はその人の考え方いかんで、病にも健康にもなる。
（ ハーバート・ベンソン ）
85.
愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です。
（ マザー・テレサ ）
86.
絶望とは死に至る病である。
自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。
それは死を死ぬことである。
（ キルケゴール ）
87.
積極的考え方の力は、現代医学のあらゆる技術にもまさって、病気と戦うのに強い力を持つ。
（ トマス・Ｗ・アレン ）
88.
病床六尺、これが我が世界である。
しかもこの六尺の病床が余には広過ぎるのである。
（ 正岡子規 ）
89.
死は恐ろしくはないのであるが苦が恐ろしいのだ。
（ 正岡子規 ）
90.
人間の病気のうちで、必要ほど辛いものはない。
（ ソポクレス ）

91.
患者にとって病気は「私だけ」のものなのに、私たち医者は「あなたたち」という扱いをしてしまうんです。
（ 永六輔 ）
92.
（対人スキルでは）難しいことよりも、実は基本が大切なんです。
落ち込んでいれば声を掛けてやる。
不幸があればお宅に伺う。
病気をしたらお見舞いに行く。
そういう常識的なことがきちんとできる人は、どんな職場でも部下から慕われ、上司からは信頼されるものです。
（ 佐々淳行 ）
93.
長い食事は人生を短くする。
（ ジョン・ラボック ）
94.
いつも不安や心配にさいなまれている人は、病気を呼んでいるようなものです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
95.
世の中のものはみんな消え去るのだということは、偉大な真理です。
あなたは永久に苦しむわけにもいかないし、病気でいることもできないのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
96.
末期の病の人とそうでない人とが一緒にクスクス笑ったら、その時二人はまったく同じ世界にいるのだ。
まだ一緒に笑えるなら、私とあなたは何も違わない。
（ アレン・クライン ）
97.
恐れや憎しみや憂いなどは、
肉体の病気の原因となり、
生命に関わることが多いのです。
（ クラウド・M・ブリストル ）
98.
神経病や神経病患者の数が増えたのではない。
神経病に眼の肥えた医者が増えたのだ。
（ チェーホフ ）
99.
人間はすべてのことを、大体自分の都合のいいように解釈するものである。
（都合の悪いほうに解釈するようになると、その人はノイローゼという病名を与えられる。）友情だってその例外ではない。
（ 梅崎春生 ）
100.
患者さんの暮らしの中に病気がある、看護がある、介護がある。
（ 早川一光 ）

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