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今日の
日本の文豪の名言
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5月5日
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1.
運命は、波のように、自分達を規則正しく訪れてくれるのだが、自分達はそれを千に一つも生かすことができないのだ。
(
武者小路実篤
)
2.
どんな花かて、
見る時と場所とで、
胸にしみることがあるもんや。
(
川端康成
)
3.
献身などというが、それは、そのことが自分を満足にさせるから喜びを感じる。
(
山本周五郎
)
4.
後に残ったものの反省や後悔は、死んだ人の重荷になりそうに思いますの。
(
川端康成
)
5.
無智はいつでも、有智よりも優越する。
(
吉川英治
)
6.
生きるというは活動しているという事であるに、生きながらこの活動を抑えらるるのは生という意味を奪われたると同じ事で、その奪われたを自覚するだけが死よりも一層の苦痛である。
(
夏目漱石
)
7.
人生は地獄よりも地獄的である。
(
芥川龍之介
)
8.
困ったって負けるものか。
正直だから、どうしていいか分からないんだ。
(
夏目漱石
)
9.
変わり者と理想家とは、一つの貨幣の両面であることが多い。
どちらも、説明のつかないものに対して、第三者からはどう見ても無意味なものに対して、頑固に忠実にありつづける。
(
三島由紀夫
)
10.
創作は常に冒険である。
所詮(しょせん)は人力を尽した後、天命に委(ま)かせるより仕方はない。
(
芥川龍之介
)
11.
月の光も雨の音も、恋してこそ初めて新しい色と響(ひびき)を生ずる。
(
永井荷風
)
12.
「……したい」などという心はみな捨てる。
その代わり、「……すべきだ」ということを自分の基本原理にする。
そうだ、ほんとうにそうすべきだ。
(
三島由紀夫
)
13.
病気の時には自分が一歩現実の世を離れた気になる。
他(ひと)も自分を一歩社会から遠ざかったように大目に見てくれる。
こちらには一人前(いちにんまえ)働かなくてすむという安心ができ、向こうにも一人前として取り扱うのが気の毒だという遠慮がある。
そうして健康の時にはとても望めない長閑(のど)かな春がその間から湧(わ)いて出る。
(
夏目漱石
)
14.
或る小説がそこに存在するおかげで、どれだけ多くの人々が告白を免れていることであろうか。
(
三島由紀夫
)
15.
人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない。
(
芥川龍之介
)
16.
人間に忘却と、それに伴う過去の美化がなかったら、人間はどうして生に耐えることができるだろう。
(
三島由紀夫
)
17.
かつては「平和」のために軍備が拡張せられねばならぬと言われた。
今は「平和」のために軍備が縮小せられねばならぬと言われる。
「平和」がそれを聞いたら何と答えるだろう。
(
島崎藤村
)
18.
人間の、また人生の正しい姿とは何ぞや。
欲するところを素直に欲し、いやな物はいやだと言う、要はそれだけのことだ。
好きなものを好きだという、好きな女を好きだと言う。
(
坂口安吾
)
19.
学問は金(かね)に遠ざかる器械である。
(
夏目漱石
)
20.
この道より
我を生かす道なし
この道を歩く
(
武者小路実篤
)
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