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今日の
日本の文豪の名言
☆
5月10日
☆
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1.
品性の美はすべての美中の最美なものである。
(
国木田独歩
)
2.
ああ寒いほどひとりぼっちだ!
(
井伏鱒二
)
3.
原始以来、神は幾億万人いう人間を造った。
けれども全く同じ顔の人間を、決して二人とは造りはしなかった。
人は誰でも単位で生まれて、永久に単位で死ななければならない。
(
萩原朔太郎
)
4.
好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。
第一に、歓喜を語るに良い。
第二に、不平を訴えるのに良い。
第三に、いてもいなくても良い。
(
芥川龍之介
)
5.
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのは莫迦莫迦(ばかばか)しい。
重大に扱わなければ危険である。
(
芥川龍之介
)
6.
世間のつまらぬ不平や不愉快を忘れるには
学問に遊ぶのが第一の方法である。
(
永井荷風
)
7.
今日、民衆の中に何が一番欠けているか。
自分を信じ、人を信じ、自分の仕事を信じ、自分の今日の生活を信じていくというような信念が非常に弱いと思う。
(
吉川英治
)
8.
楽しまずして何の人生ぞや。
(
吉川英治
)
9.
自己嫌悪がないという事は、その人が自己を熱愛する事のない証拠である。
自己に冷淡であるからだ。
(
志賀直哉
)
10.
主人は好んで病気をして喜んでいるけれど、死ぬのは大きらいである。
死なない程度において病気という一種のぜいたくがしていたいのである。
(
夏目漱石
)
11.
君は君 我は我なり
されど仲良き
(
武者小路実篤
)
12.
仲良き事は美しき哉(かな)
(
武者小路実篤
)
13.
人生は、美しい人は若くして死ぬべきだし、そうでない人はできるだけ永生きすべきであろう。
ところが九十五パーセントまでの人間はその役割をまちがえる。
美人が八十何歳まで生きてしまったり、醜男が二十二歳で死んだりする。
まことに人生はままならないもので、生きている人間は多かれ少なかれ喜劇的である。
(
三島由紀夫
)
14.
人間は元来意気地のない肉体をもって生まれたものです。
肉体は苦痛を恐れ、死を恐れます。
(
武者小路実篤
)
15.
民衆の正義とは、富豪や、資産家や、貴族や、その他の幸福なものに対して、利己的な嫉妬を感ずることである。
(
萩原朔太郎
)
16.
崇高なものが現代では無力で、滑稽なものにだけ野蛮な力がある。
(
三島由紀夫
)
17.
人はどんな場合に居ても常に楽しい心を持ってその仕事をすることが出来れば、即ちその人は真の幸福な人といい得る。
(
国木田独歩
)
18.
人間はある目的を以(もっ)て、生まれたものではなかった。
之(これ)と反対に、生まれた人間に、始めてある目的が出来て来るのであった。
(
夏目漱石
)
19.
なにごとにも人にぬきんでようとすることはいい。
けれどもな、人の一生はながいものだ。
一足跳びに山の頂点へあがるのも、一歩、一歩としっかり登ってゆくのも、結局は同じことになるんだ。
(
山本周五郎
)
20.
鏡は自惚(うぬぼ)れの醸造器である如(ごと)く、
同時に自慢の消毒器である。
(
夏目漱石
)
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