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[ 名言 ]
あれをみよ
深山(みやま)の奥に花ぞさく
まごころつくせ 人知らずとも

[ 出典 ]
読み人知らず
※後藤静香著『権威』〈深さ〉より

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[ 意味 ]
あれを見なさい。
人のあまり訪れない奥深い山なのに、花が見事に咲いているのを。
たとえ相手が気づかなくても、(その行為が人に知られることがなくても)、出会った人には真心を尽くそうとするその姿勢こそが、美しく立派なのだ。
人の生き方とは、まさにこうあるべきである。

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[ 全文・続き ]
〈全文〉
深さのない生涯はさびしい
カントはその町以外に
ただ一歩も踏み出さなかった
キリストの伝道区域は
わずかに方二里(=二里四方)であった
あえて問う、活動とはなんの謂(いい)ぞや

あれをみよ深山(みやま)の奥に花ぞさく
まごころつくせ人知らずとも
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人生は広さよりも深さである
__ Link __

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