「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。
体でなければ、心でもない。 ないないづくしで、どこにもない。 それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。 なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。 ないけれどもある。 あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。 何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。 池田晶子[いけだ・あきこ]
(哲学者・文筆家、1960〜2007) 『14歳からの哲学 考えるための教科書』 【 池田晶子の名言 】
《 哲学者・思想家の名言 》
1.
( 木喰行道[木喰上人] )
2.
( ロマン・ロラン )
3.
( 白居易 )
4.
( カレン・ホーニー )
5.
( エディット・ピアフ )
6.
( 長田弘 )
7.
( 格言 )
8.
( キップリング )
9.
( T.M.Revolution )
10.
( チェーホフ )
11.
( 坂村真民 )
12.
現代社会では、物事を科学的に解釈することばかりに重きを置き、
「よき人間、よき世の中をつくっていくためには、どういう考え方をし、いかなる哲学を樹立したらよいか」 というところが忘れられているのではないか。
( 稲盛和夫 )
13.
( ゲーテ )
14.
( モンテーニュ )
15.
( 松下幸之助 )
16.
( スタンダール )
17.
( 田辺聖子 )
18.
( 松本晃 )
19.
( 漫画・アニメ『寄生獣』 )
20.
( アンゲルス・シレジウス )
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