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[ 名言 ]
一旦の損は、
連綿軽々の利を以(も)って救うべけれども、
連綿軽々の損は、
一時の利を待って補い難し。

[ 出典 ]
福沢諭吉[ふくざわ・ゆきち]
(江戸幕末〜明治の思想家、教育者、慶応義塾創設者、1835〜1901)
※丸善独立にあたって記した一文「丸屋商社之記」より

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[ 意味 ]
一時的な損失であれば、長期的な軽微の利益の積み重ねによって補う(補填する)ことができる。
だが、軽微な損失が積み重なっている場合は、一時的な利益が出るのを待って補おう(補填しよう)としても、すでに利益が出ない体質になっているので、補えるだけの利益が出る可能性は低く、難しい。

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