62401.劇は代理現実ではなくて現実そのものであり、観客はそれを観察するのではなく体験するのである。

62402.夫婦には帰る家がないから、したい喧嘩もひっこめる。

62403.何も言わない者には余計に与えている。

62404.美に対する愛情は、人間の生物学に深く根ざしているのだ。

62405.何でもしたい放題したほうが、人生では長生きする。

62406.明日できることは今日やるな。大量の仕事を時間差で個別に撃破し、後に回せるものは極限まで後に回す。

62407.勝利まで、いつまでも前進を。

62408.あなたの心の中の考えに注意し、それが人生におけるあなたの目的と一致するようにしなさい。言葉をかえていうならば、あなたが心の中で自分に話すことが、人生におけるあなたの目標とか願望と一致していなければ……

62409.恩を知らない人達は、人の心の有り難さを知らないから、争うばかりの弱肉強食のその意味で、動物と同じ自然の社会を作っていく。

62410.一目惚れって……そう、はじめて見た海みたいなものね。

62411.その澄んだ目で、透明な思考で、大事に大事に平和憲法を守ってください。あなた自身のために。産まれてくる新しい命のために。お願いします。

62412.母との関係を卒業してからでないと、男は女を愛することができません。

62413.リーダーには2種類ある。あることを実現したくてリーダーになった者と、リーダーになりたくてリーダーになった者だ。

62414.道徳の世界にも品格ということはあるものなのだ。卑賤の徒は行為で支払い、高貴の者は存在で支払う。

62415.外へ出ましょう。風に吹かれて下さい。陽光を浴びて下さい。人の視線を感じて下さい。見知らぬ横丁に、心ときめかせて下さい。何の用ももたず、おおそうだ、ハンドバッグももたず。

62416.もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。

62417.「死ね、そして成れ!」──このことをお前がまだ体得しないあいだは、お前はただ暗い地上の陰気な客にすぎないのだ。

62418.天(あめ)の下(した)のすべてのことには季節があり、すべてのものには時がある。(ver.0)

62419.表紙を本で判断するな。(ver.0)

62420.せめて自分ぐらい自分を褒めてあげないと、自分が救われません。自分の味方になれるのは自分だけなのですから。家族でも他人でも皆別の人間なのですもの。(ver.0)

62421.女というものは、世界中の男から恋をささやかれる可能性を心の奥深くで期待しているから、夫以外の男から言いよられることは決して不快ではないのだ。

62422.失敗を重ねるほどそこから学び、修正して、勘はますます冴えていく。だから失敗することも(勘を磨く)大事な肥やしになる。

62423.何となく自分に自信のない人は、自己主張を利己主義と勘違いしています。

62424.朝(あした)は知れぬ世の中、善はいそげ。

62425.恋って、するもんじゃなくて、落ちるもんなんだな。

62426.つらいと記憶が消える。

62427.この心いよよはだかとなりにけり 涙ながるる涙ながるる

62428.おのれを知るとは、他人の欠陥よりおのれの欠陥のほうが多いことを思い知ることだ。

62429.子供の個性に本当に適するものを発見させてやれば、その親はすでに偉大な教育者である。

62430.男と女は、向き合ってるときだけが真実で、独占できるのもそのときだけ、ということを知ってるのが、おとなの男女の教養というもんだろう。

62431.人の飯食わねば、人にならぬ。

62432.過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、さらに不幸を招く近道だ。(ver.0)

62433.芸術家には、人で無い部分が在る、芸術家の本性は、サタンである

62434.リーダーシップというものは、しばしば公的なジェスチャーに結集して表される。恐怖や疲労などによって行動意欲を失った兵士の士気を奮い立たせるものは、指揮官の態度以外にない。

62435.賢明な者は、自分の見たことを報告し、愚かな者は、他人から聞いたことを報告する。

62436.あきらめられないから悩みが尽きないし、あきらめられないから希望も続く。人生はその繰り返し。

62437.今君が歩いている道、それは本当に自分が望んだ道なのか?

62438.へその緒は産んだときにすでに切ったということを、とかく母親は忘れがちだ。

62439.愛するがゆえに見守る愛もある。

62440.何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才……

62441.明日が好き ほんの少し ちがう私に出逢える 明日が大好き

62442.恋をしている者はうつろの目で、本当の目はしていない。

62443.天才にとっては、生も死も同じことである。

62444.詩の「真の主題」は、「生」と「愛」と「死」である。

62445.如来さまのくださる 問題は 答えを要求されたのでは なかった  問題から 逃げなければよかったのだ

62446.神は貧しく小さくされた者と共にいる。

62447.数学の問題は、隠された真理へと導く入り組んだ小路の道しるべでなければならず、また後で解が見つかった満足感で、我々を慰めてくれるようでなければならない。

62448.「けじめ」など考えていたら恋愛なぞ、できないよなあ。

62449.自分の母親の悪口を言うのは、心根の卑しい人間に違いない。母親に盾突く人間は、遅かれ早かれあなたにも盾突くだろう。

62450.へつらい者を避けるには、賢い側近を選び、その者たちだけに直言させよ。


62451.学習は、量と質である。

62452.「知識」とは、「言葉で表せるもの」であり、「書物」から学べるもの。

62453.圧倒的努力とは¥?とよく聞かれる。人のやらない努力をする。ただそれだけ。出来るか¥?出来ないか¥?ではない。やるか¥?やらないか¥?ただそれだけ。

62454.必死になれないのは、必死になるほど好きじゃないから。必死になれないのは、必死にならなくても困らないから。生きていけるから。

62455.人形作りは、日記を書くようなもの。そのときに何を考えていたのか、どんな自分だったのか、後に距離をおいて見るとわかる。だから照れくささもありますが、そういうときの自分をしっかり見つめないと次が……

62456.性格の不一致と言いますけれど、性格じゃなくて、お互い好きじゃないということです。

62457.料理というのは、たった一つの方程式で成り立っている。食材×料理法=(イコール)味、それがすべてだ。

62458.昆虫には 足が六つある 人間よりも災難が多いので 六つの足で この世をあるく

62459.(幸福感がなく、ユーモアを言う気分にならないときでも、)微笑みなさい。口の周囲の筋肉を使うことで、脳内の好ましい酵素が増えます。

62460.本の文化は、活字によってではなく言葉によってつくられ育まれてきた。言葉というのはそもそも初めから、人びとの日常のなかに深く根を張って育ちます。本の文化は、日常にないものをつくってきた文化ではない……

62461.信じて敗北する事に於(お)いて、悔いは無い。むしろ永遠の勝利だ。それゆえ人に笑われても恥辱(ちじょく)とは思わぬ。けれども、ああ、信じて成功したいものだ。この歓喜!

62462.(娘よ、)常に家庭に気を配り、夫の持ち物を大切にせよ。彼は喜んでお前の頭上に冠をささげるだろう。

62463.私は小説を書きはじめた頃、志賀直哉の小説を原稿紙に書きうつしたことがある。十遍(じゅっぺん)よむよりは、一度書きうつすことの方が、ためになる。何かがのみこめる。行を改める呼吸や、会話にする呼吸が、……

62464.大将の真価は負け戦のときに現れる。

62465.両雄(りょうゆう)並び立たず。

62467.労働がなければ、安楽もなく休息もなし。(ver.0)

62468.恋は自分本位の思いなので、うまくいかなくなると、一瞬にして憎しみに変わります。

62469.雑談で大切なのはリズム感です。聞き手は、細かいことにこだわらないようにします。(中略)聞き手が細かいアラ探しをすると、流れが途切れます。雑談を聞くのがヘタな人は、細かいアラ探しをします。

62470.十年先では短い。せめて十五年先を見なさい。

62471.愛またはそれに類したことについて、考えを振り向けようとしてごらんなさい。

62472.人生は冗談としてとらえるには重要すぎるが、深刻にとらえるには馬鹿馬鹿しすぎる。(ver.0)

62473.もし女性が馬鹿らしい言葉と憎らしい挙動を慎み、そして彼女が美人であるならば、我々は直ちに、智恵と道義の模範として彼女を論証するであろう。

62474.自分自身を知り、自分のなすべきことを知り、自分の部下について知りなさい。

62475.一日一日の時間が惜しい。私はきょう一日を、出来るだけたっぷり生きたい。

62476.あなたの将来の夢に対する強烈な欲求は、成功へ至る王道へとあなたを導いてくれます。

62477.有名になりてぇ〜、って意識してるヤツは、顔にいやらしさが出てる。そういうヤツがテレビに出ると、画面がいやらしくなるのよ。

62478.ヴァニティ(=虚栄)は、あわれなものである。なつかしいものである。それだけ、閉口なものである

62479.自分を憐れむな。自分を憐れめば、人生は終わりなき悪夢だよ。

62480.博士号を取った人は全員が大学教員になるわけではなくて、欧米のように、いろいろな場で活躍できるような社会にしていかなければいけません。欧米では高等教育の価値がきちんと認識されていると思うんですね。日……

62481.抜きん出た存在になるには、すべてを過剰なくらいやることだ。

62482.遅かれ早かれ、ひとはなるようになるのだからな。

62483.人はその守る沈黙によって判断される。(ver.0)

62484.見なさい。(書物の)執筆者たちが高度に気持ちを張りつめても、最も賢明な執筆者でさえ、一つの論拠の周りに、どんなに浮薄な論を、じっくり読めばすぐ判(わか)る実体のない論を撒き散らしているかを……

62485.このまえ、川を見つめたのはいつでしたか。砂のうえに坐ったのは、草のうえに坐ったのはいつでしたか。「うつくしい」と、あなたがためらわず言えるものは何ですか。好きな花を七つ、あげられますか。

62486.心がバラのように美しいなら、かぐわしい言葉を口にするはずだ。

62487.マンガを描きだして三十年。創作活動は孤独な仕事だが、ひとりぼっちでは限界がある。家庭の温かな雰囲気は敏感に作品に出るものだ。

62488.人は自分をけなす人より、ほめてくれる人を好む。日ごろ人をけなしてばかりいる人は、誰からも好かれず、そのためほめられない。しかし、そんな人ほど自意識過剰で、人からちやほやされたがるものだ。

62489.親は子供の記憶の中で生きる。

62490.「生活とは何ですか。」 「わびしさを堪える事です。」

62491.僕たちのビジネス(=ゲーム業界)というのは、勝ったら天に上るけれども、負けたら地に沈む。だからそれはもう、素晴らしい発想が出てくるのかこないのか、アイディアにかかっている。

62493.水戸黄門でも、最明寺入道でも、旅行する時には、わざときたない身なりで出かけるでしょう? そうすると、旅がいっそう面白くなるのです。遊び上手は、身をやつすものです。

62494.心のとげを引き抜いてくれるのは、友の手しかない。

62495.木という字を一つ書きました 一本じゃかわいそうだから と思ってもう一本ならべると 林という字になりました

62496.まず、結論をいえ。理由説明はわしが尋ねてからでいい。

62497.あなたを凡庸な頭の弱い者として抑えておく残酷な運命などはありません。あなたの心の庭に蘭の花(美しい考え)を植えなさい。

62498.ほとんどの人は、「自分には才能がある」と思っているんですよ。でも恥ずかしいから黙っている。だから他人に言われると身に沁みるんです。

62499.私たちの生きているもとのもの(精神・魂)が乱れ、腐っているならば、生きがいのあるわけがないではないか。

62500.泣きごとをいわぬこと。困難は世のつねの姿である。困難に行き当たって泣きごとをいったり、ブツクサこぼしていたりしたら、それこそ人間は一生そんなことで終わらなければならぬ。


62501.女が男に洞察力があるのは、あれは愛情からなんかじゃない、ひとえに男を管理したいからなのだ。女の管理欲から、洞察能力が生まれたのだ。

62502.なあに、構うもんか、人間死ぬのは一度だけ、命は神様からの借り物だ。

62503.いつも冒険していれば、ボケんよ!

62504.毎日を濃密に生きることができれば、人生は成功である。

62505.エジプト人やペルシア人やスパルタ人は、まったく数学に通じていないような王を選ぶことはめったになかったのである。数学を知らない者では正しく考えることができず、したがって、国を治める能力はない、……

62506.貧困は貧乏人を追いかけ、富は金持ちを追いかける。

62507.攻撃的な言い方をされ、こちらが激怒するのは、相手の思う壺である。相手は不満のはけ口を求めており、こちらが感情的になってしまったら、相手にウサを晴らさせる機会を与えるようなものだ。

62508.うまい物も食わねば惜しい。少し食えば飽き足らぬ。存分食えばあとが不愉快だ。

62509.節約家は、お金を使うときには、こう自問します。「本当にこれが欲しいのか? 本当にこれが必要なのか? 買わないで済ませられないものか? これをどこかで五割引きで買えないだろうか?

62510.会話の中に入れるといいのが自分の「ダメ」。「ダメ」っていうのは、失敗や苦手や弱点のこと。(中略)「自分のダメ」って、会話を弾ませるの。

62511.恋の測りがたさにくらべれば、死の測りがたさなど、なにほどのことでもあるまいに。恋だけを、人は一途に想うてをればよいものを。

62512.私たちの憎悪は少しも敵を傷つけないばかりか、かえって私たち自身が、日夜、地獄の苦しみを味わうことになる。

62513.今日、わたしたちの社会がぶつかっている問題は、書かれていないものを必要とする考え方をなくしてしまったことに起因している、そのためにとまどっているように思われるのです。

62514.生きるということ、それはつねに誕生の意味を、問われ続けることである。

62515.小さな原因が、多大の悲しみを生むことがある。

62516.金や力を失うのを恐れて人を恐れぬのは、濡れる事を恐れて雨を恐れぬ盲人である。

62517.自力にて往生(おうじょう)せんとおもうは、闇夜にわがまなこのちからにて、ものをみんとおもわんがごとし。さらにかなうべからず。

62518.友情は全世界の富に勝れり。

62519.川は岸のために 流れているのではない 川のために岸が つくられているのである

62520.「不可能」とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない。

62521.従業員を信頼し、従業員の自由を認めることです。そして、さらに重要なことは、従業員のひとりひとりに、利己のために働くというような小さい考え方にとらわれずに、国家社会のために働く、消費者のた……

62522.わたしは苦しいことはしない。

62523.人は失うことを恐れるが、人はいずれ全てを失うのです。

62524.「自分が理解されていない」と気づくのはいいが、「自分は理解されっこないんだ」と思い込むのは、独りよがりの証拠かもしれない。

62525.恐るべからざるを恐れ、恐るべきを恐れず。かかる人々は邪(よこしま)な見解をいだいて、悪いところ(=地獄)に行く。

62526.キャッチボールで「ナイスボール」と言うのは、相手を尊重する、相手を認めること。

62527.この世で成功するには、馬鹿のように見えてその実(じつ)利口でなければならない。(ver.0)

62528.希望はいつまでも人とともにあって、悪と不幸を克服する。

62529.してあげた ことしか覚えて ない不幸

62530.あなたは彼ら(自分の子どもに)のために努力はしても、彼らをあなたのようにすることを求めてはならない。なぜなら生(せい)は後戻りしないし、きのうにとどまりもしないのだから。

62531.志専(もっぱ)らならずんば、業盛(さかん)なること能(あた)はず。

62532.誰にも好かれる人、というのは、あまり自分の趣味(=好み)に固執しないことが多いもののようだ。

62533.自分のいのちは いつでもどこでも いまここにしかない

62534.心を労するものあり。力を労するものありと。心を労するものは人を治め、力を労するものは人に治められる。人に治められるものは人を食い、人を治むるものは人に食わるるは、天下の通義なり。

62535.経験をそれ自体として演劇化せずに、知識のなかで現実に引用可能の解決へもってゆこうとすることは、とても政治的なような気がする。それはコミュニストの発想ではあっても、ならず者の発想じゃない。

62536.第三者のほめ言葉は、どんな時でも一番効き目があるのよ。忘れないでね。いつかきっと役に立つわ。

62537.父親のテントに安住するな。外の世界は前進している。それと一緒に前進せよ。

62538.蜜蜂は口に蜜を持っているが、尻には針を持っている。

62539.ほんとうの女らしさというものは、あたし、かえって、男をかばう強さに在ると思うの。

62540.誰でも、偶然なしでは生きている愉(たの)しみがない。そんなとき、無印の非力な馬の馬券を一枚買ってみる。その馬の「万に一つの逆転の可能性」は、そのまま自分の人生の「万に一つの逆転の可能性」に通底して……

62541.美しく死ぬことはやさしい。美しく老いることはむずかしい。

62542.一見いかにも献身的で犠牲的に見える深情け型の女は、はたして、他をそんなに愛しているのだろうか。本当はそういう女の無意識下の世界にわけいってみれば、案外猛烈な自己愛だけが、とぐろをまいているのではな……

62543.幸福を体験するためには、何よりも、時間に支配されないこと、同時に恐怖や希望に支配されないことが必要だ。

62544.部下が企画を持ち込んできた時の対処法──1.提案されたらすぐに「すばらしい、やってみたら」と言う。2.しばらく経ってから「あの件はどうなっているの?」と聞いたり、メールを送る。3.このように、社……

62545.女は淋しいなどといわれるのは侮辱である。

62546.名誉を得たがる者、最も名誉に値せず。

62547.どんな自殺にもはっきりとした一つだけの理由などありはしない。

62548.人間は生まれ以上に育ちが大切である。

62549.愛する者の死と真向きになったとき、人は初めてその人への愛の深さに気づきます。「私の命と取り替えてください」と祈る時の、その純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いものでしょう。

62550.他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう。


62551.野望を達成するためには男は手をよごさねばらならぬ、時にはおのれのどうにもならぬ優しさを殺さねばならぬ。

62552.精神のビタミン剤である文化とは何かというと、いい美術に接し、いい本を読み、いい音楽を聞いて、スポーツをしてということです。簡単なことです。

62553.「American」(アメリカの、アメリカ人)という単語には、「I can!」(私にはできる)という言葉が含まれている。さすが、アメリカン・ドリームの国である。

62554.人に対する知識の不足が最もはっきり現れているのは幼児の育て方や義務教育の面ではなかろうか。

62555.自分は社会の中でどのような位置にいるのかということ、そういう自分は社会のために何ができるのかということ──この2つを知っている人、あるいは知ろうと努力している人が教養のある人だ。(要約)

62556.奮闘なしに得るものはない。

62557.実は、感情的な行為を変えるよりは、状況を改善する、環境をよくする、新しい冗談を言う、クラブに入会するほうがはるかに簡単である。行為を変えるほうが、その行為に伴う感情を変えるよりやさ……

62558.よく言われるように、人間とはその人が考えていることに他ならないというのなら、私たちの心を暗くするような物事を別のとらえ方をしたり、呼び方を変えたりすることは大切なことではないだろうか。

62559.ダチってのはな、最後まで裏切らねえ、最後まで見捨てねえから、ダチなんだ。

62560.汝(なんじ)自らの如く、汝の隣人を愛せよ。(ver.0)

62561.ゆさぶっても動かない相手なら、もう思いきって、見切りをつけ自分から別れることです。捨てられた女になるより捨ててやった女になるのです。捨ててしまえば、あなたはその男がいかに優柔不断で、自分勝手な、責……

62562.自尊心を失う十八の心得──17.世間の標準と比べて自分がどうであるかに関わりなく、自分の存在そのものがかけがえのないものであることに気づかない。

62563.通産省に言われたことと全部反対のことをやってきた。だからホンダの今日がある。

62564.母親こそ、真の意味での教師である。

62565.幸せというのは、何かをあきらめなければ、手に入らないものなのよ。

62566.自分を他の人の立場におけば、我々がしばしば他の人に対して感ずる嫉妬や憎悪はなくなるだろう。また他の人を自分の立場においたら、高慢や独りよがりは大いに減ずるだろう。

62567.自分で楽しく、そして充実してやり遂げられるもの。それらに出会ったとき、きっと人は自らを愛することのできる、ひいては、人を愛する心につながっていくと思う。

62568.昔の傑作をお手本にして作った映画ではないのである。表現したい現実をムキになって追いかけているのである。そのムキなところが、新鮮なのである。

62569.ユーモアを使って死をからかうのは、苦しんでいる人が傷つく場合は悪趣味だ。しかし、いいユーモアなら(逆境には自然にいいユーモアが発生する)、人生の危機に直面している人にも、それを乗り越える力を与えて……

62570.人が差別するものであるなら、それを解消するために動くことができるのも人しかいないはずだ。

62571.雑談のない組織、むだ口を嫌う会社の雰囲気は、社員を精神的に疲労させることが多い。組織も人体と同じで血のめぐりが悪くなると、いいアイデアが出にくくなる。

62572.生命を肯定しなさい。死を肯定するのは間違いです。

62573.(人生は)まったくの無意味だからこそ、生きているこの瞬間、その輝きは尊いと思うんだ。それはその時、その人だけのものだからね。

62574.容貌は、人々を判断するための規範にはならないが、憶測には役立つかもしれない。

62575.孤独を知りたかったら恋愛せよ。

62576.潜在意識からの導きは、あなたの動機が正しい時、そしてあなたが正しいことを真に望む時にあらわれるのです。

62577.夏……古典の死

62578.俳優は衣裳に執着し、軍人は軍服に執着する。そして俳優と軍人ほど、勲章の好きな種族はいない。

62579.自分の手柄話をこれみよがしにしたら、かえって非難を浴びる。そして自分の持っている才能を鼻にかけるようだったら、かえって足を引っ張られてしまう。

62580.ピアニストになれ。ピアノにはなるな。

62581.人間なんて不倖せになるために、この世に生まれてきたもんだ。

62582.せっかく この世に出していただきながら 聞くために 耳もいただきながら 聞こうともせずに 求めようともせずに 目をあけたまま いねむりしてきたのです (中略) わたしは 六十年も 目をあけたまま ……

62583.二つの商品を比べて「どっちが似合うかしら?」というお客様には、「どちらもお似合いですよ」では答えになっていません。お客様が何を望んでいるのかを把握した上で、「どちらがどう似合っているのか」を伝えま……

62584.いつかは失われるものにたいした意味はない。失われるべきものの栄光は真の栄光にあらず。

62585.たくさんのことを片付けるための一番手っ取り早い方法は、一度に一つのことをやることだ。

62586.一日の自省は、一生の富をもたらす。

62587.詩は(わたしにとっては)語るためのことばではありません。黙るためのことばです。大切にしたいのは、世界をじっと黙って見つめることができるような、そのようなことばです。

62588.精力減退、心痛、神経衰弱は、未来のことを気づかう人に歩調を合わせながら、ついてまわる。

62589.宗教──それは誰にでも理解できる哲学である。

62590.惣(そう)じて女たしなむべきは言葉なり。

62591.学者の書いた本に出てくるか、こないかってことに、そんなにちがいがあるかな?学者の本に出てくる話だって、ただの作り話かもしれないじゃないか。ほんとうのことは、だれも知らないんだもの、そうだろ?

62592.技術の上手下手ではない。その心が人をうつのだ。

62593.木に縁(よ)りて魚(うお)を求む。(ver.0)

62594.勇者は外を焦らず、良く定まってのち応ず。外に気を動かして軽々しく躁(さわ)がしきは、内に敵に応ずべき根(こん)なし。人に勝ち難し。

62595.他人のことを簡単に決めつける前に、本当にそうなのか、もう一度考える。

62596.結婚いうたら忍耐と同意語や。

62597.旅行は元来(人間の生活というものも、同じことだと思われるが)手持ち無沙汰なものである。朝から晩まで、温泉旅館のヴェランダの籐椅子に腰掛けて、前方の山の紅葉を眺めてばかり暮すことの出来る人は、阿呆で……

62598.最後の息をひきとるまで能動的であることは、現在の生活の意義であり、解決である。学者にとっても僧職にある者にとっても、──かくあることこそ我々の運命なのである。

62599.人間は、正直でなければならない。ごまかそうとするから、生活がむずかしく、ややこしくなるのです。正直に言い、正直に進んで行くと、生活は実に簡単になります。失敗という事が無いのです。失敗というのは、ご……

62600.完璧を追っている間に時機を失する。時機を失すれば、たとえ百点の案でも五十点の結果になってしまう。逆に好機に乗じ自信を持って行動すれば、六十点の案でもそれ以上の結果を生み出すこともあるのだ。


62601.覚悟とは暗闇の中に光を見出すことだ。

62602.己(おのれ)を勉(つと)めずして人に勉めしめんとするは難(かた)いかな。

62603.麦の芽に日当たるごとく父が欲し

62604.メーテルリンクは『青い鳥』で、<幸福>を抽象的に表現しました。手にした瞬間に飛び去るものとして。でもそれだからこそ有難味があり、貴重なものとしての値打ちがあるのです。

62605.幸せな結婚とは、寛容な2人が結ばれることである。(ver.0)

62606.人生は川のようなものだ。

62607.弱きものは相手を打ち負かし、強きものは、相手を許す。

62608.ものの理を説くことは、人を突き飛ばすことに等しい。

62609.輝かしい未来とは、夢の持つ素晴らしさを信じる者たちだけのものです。

62610.知恵は運命より強し。

62611.「何様のつもりだ?」と聞く者はみな、相手より偉い人間のつもりでいる。つまり、「何とか様のつもり」でいるのだ。だが大抵は、とるに足らない、くだらない人物である。

62612.金メダルではなく、自分の最高の演技をすることにこだわったから、一つ失敗しても焦ることがなかった。ミスすることを考えず、一つ一つに集中できたのが大きい。

62613.おいと呼ぶにも笑顔、はいと返事するにも笑顔。

62614.どんなに非情に見える人間だって、感情のかけらって奴はある。

62615.(批判をただ繰り返すよりも)たとえ一人でも自分のすべきことを早く行動に移し、自分の実現したいことを自分の力で実現させていったほうがいい。行動しながら、心からの訴えを言葉にするとき、その言葉はガツン……

62616.僕は、enjoyという言葉を意識的にたくさん使う。「〜は難しい、大変だ」と言ってしまうと、頭にマイナスのイメージがインプットされる。練習はたしかに楽ではないし、多くの時間を費やす。しかし、このen……

62617.年を取れば取るほど、世の中は面白くなる。色々なことが理解できるようになると、新たな発見の連続。長生きはするもの。

62618.ミスには、それ以前に、誘発する他の原因がある。

62619.心は、極楽をつくり、地獄をもつくる。人生は、心一つの置きどころである。

62620.秀才は要らない。秀才は隣の秀才を真似る。必要なのは発想力、閃きだ。

62621.この世を動かす力は希望である。やがて成長して果実が得られるという希望がなければ、農夫は畑に種をまかない。利益が得られるという希望がなければ、商人は商売に取りかからない。

62622.仕事を怠りなくつとめて、財産を浪費せず、身のほどを超えた利益を求めなければ、災いもなく財産を失うこともない。

62623.相手の心をグッとつかむ「みほこさん」の法則。「み=認める」。相手の存在の大きさを認める。「ほ=ほめる」。特に相手が意識していないような意外なところをほめると効果的。「こ=肯定する」。相手の発言内容……

62624.音楽は、人間より長く生きる。

62625.嫌いな人というのは、実は性格や態度の一部についてであって、全部ではない。だが、「とにかく嫌いだ」と思い込んでしまうと、その人のすべてにマイナスの感情しか働かなくなる。

62626.女は普通、好色よりも見栄を、貞節よりも好色を多く身につけている。

62627.何人(なんぴと)にも異なった(天与の)使命を与えられている以上、その行いもまた異なってくることは、もちろんである。それ(=使命)は決して他と妥協することを許さないものであって、そこに屈するときは、……

62628.正しき道を歩む者、必ずしも富める者ではない。しかし、貧窮の裡(うち)に喘(あえ)ぎながらも、良きおしえのままに生くる。

62629.私たちは、何人(なんぴと)も同じ型にはまった、平凡な日常をくり返しているものの、みな異なった個性の表現によって、独自の生命を発揮している。

62630.アイデアは、経験の化学反応から生まれる。タイプの異なるいろいろなことを経験して、たくさんの生身の人に出会うことが一番大切で、机の上で考えているだけでは、アイデアは生まれないのではないでしょうか。

62631.上衣は布地に合わせて裁断すべきだ。同様に、変化する環境に対して自分自身を合わせるようにした方がよい。

62632.我々がすべきことは、過ぎ去った過去にではなく、今この瞬間にあるんだ。その瞬間に人事を尽くせばいい。

62633.金持ちは友情というものをまったく知りません。特に生まれた時からの金持ちは。

62634.数学は一種の芸術である。

62635.結局のところ、人生は「たまたま」だ。たまたま生まれた国、たまたま育った環境、たまたま出会った人、たまたま目覚めた才能、たまたました努力、そんな「たまたま」だけで、すべてが決定する。

62636.人情をもつ、と言うことと、情に溺れるのとはちがうね。

62637.登頂が可能かどうかを問うのではなく、不可能かどうかを問う。

62638.どこの国でも、どんな祭りでも、にぎやかなところは、なぜか侘(わび)しさがつきまとう。

62639.〈何ンやしらんけど、エエやないの〉という気分は、人生のある種のいい味としかいいようがない。

62640.社会は、一人一人が集まって作られるもの。あなたが正しくあることが、社会を正しくすることでもある。

62641.泣いたことのない青年はがさつであるし、笑おうとしない成年は阿呆だ。

62642.あなたの考えが神の考えであるとき、神の力があなたの考えに加わる。

62643.あらゆるものは通り過ぎる。誰にもそれを捉えることはできない。僕たちはそんな風にして生きている。

62644.自然の事物の法則、超自然の法則を探ることにより道を求めよ。

62645.一人でおるときは男はタテマエになる。しかし、皆とおるとホンネになる。

62646.子育てで大切なのは、「親の意識」ではなく、「親の無意識」です。(ver.0)

62647.私は、映画を、ばかにしているのかも知れない。芸術だとは思っていない。おしるこだと思っている。けれども人は、芸術よりも、おしるこに感謝したい時がある。そんな時は、ずいぶん多い。

62648.病気や悲しみも人にうつるが、笑いと上機嫌ほどうつりやすいものもこの世にないのだから、物事は美しく正しく立派に調整されているものである。

62649.ほんの少ししか望まないことが、最高の幸福への接近であると考える。

62650.これまでかけたお金は、どうやっても取り返しのつかないのだから、これからかけるお金と、これから得られる成果のみに焦点を当てて、意思決定を行うべきです。これは投資の世界では「損切り」といって当た……


62651.この世で幸福な人はあの世で苦しむのです。神はあの世とこの世とプラスマイナスすれば平等になるようにしておられるのです。

62652.自分に克(か)って机に向かうんだな。入学試験ばかりではない。人間一生そうでなければいけない。

62653.私は自分だけのものではなくなってゆく死について想うようになった。もしかしたら、私の死は私に手渡される前には、ほかのだれかがあずかっているのかも知れない。

62654.美しさは、人から指定されて感じいるものではなくて、自分で、自分ひとりで、ふっと発見するものです。

62655.もし、行き詰まっても、その時こそスタートだと思って、逃げるな。

62656.観客はおそらく作者の「世界」を見に来るのではない、その世界がどのような「趣向」に乗っているのか、それを確かめに劇場へ足を運ぶのである。

62657.行為じゃない。生の自由は存在なんだと。

62658.(本当のことは)誰にとっても正しいことなのだから、お互いの正しさを主張しあって喧嘩になるはずもないということも、わかるよね。だから、本当のことを知っているということは、それ自体が自由なこと(=自由……

62659.稽古とは 一より習い十を知り 十よりかへる もとのその一

62660.私は「障害」を「障がい」と置き換えることには反対です。「障害」という言葉が引っかかるからこそ、それを社会的に解消しなければならないわけで、表現をソフトにすることは決してバリアフリー社会の実現に資す……

62661.真の平和は、多くの国が協力して生み出したものでなければならず、多くの措置が重なって初めて作り出されるものである。

62662.簡単に得たものは、失いやすい。

62663.考えるとは、知恵の悲しみを知ることである

62664.道とは自由自在のできるという名じゃ。無理すると自由自在はできぬ。無理のない本心に従えば、自由自在で安楽。これが道。

62665.山で大切なのは欲ではなく、自然に一歩が前に出るかどうかだ。

62666.あまりにも苦しい時、人は他人を責めることで乗り越えようとします。

62667.日本は、佳(よ)い国だ。パンが無くなっても、酒が足りなくなっても、花だけは、花だけは、どこの花屋さんの店頭を見ても、いっぱい、いっぱい、紅(あか)、黄、白、紫の色を競い咲き驕(おご)っているではな……

62668.迷ったらば迷ったで進む。先駆者というのは皆そうである。

62669.戦わずして、何も守ることなどできない。

62670.人生は、地位や名誉やお金じゃない。人生は、どれだけ心が震えたかで(価値が)決まる。

62671.数学にとっては、考えを簡潔に表すことが、昔から、権威あるものとされた争う余地のない法則になっている。

62672.我々は孤独だ。だが、一人ではない。

62673.(授業中の私語対策)「私語はすべて質問とみなして当てに行きますから、せいぜい気のきいた質問をするように」と伝えておくとわりと静かになる。

62674.特別なことをするためには、普段の自分でいられることが大事です。

62675.絶対、ゴールまで歩いてやる。1位と最下位との差なんて、大したことねーんだよ。ゴールすることと、しないことの差に比べりゃ。

62676.どうやって肉体的ハンディキャップを克服したのかとよく尋ねられますが、私はいつもこうお答えしています。私は何も克服していません。ただ、自分にできないことは何かを知っただけです。

62677.重吉の妻なりしいまのわが妻よ ためらわずその墓に手を置け

62678.戦術とは、戦うために兵力の集中に相当の注意を払うと同時に、生き残るために兵力を分散する術である。(ver.0)

62679.接する態度や見方が、相手を大きく変える。

62680.やりたいことを貫けば、他人のことなど気にならない。

62681.仕事って、自分が楽しくやろうと思うことがスタートだと思うんだよ。自分が、楽しくやれるんだなって思い始めたら、楽しいよ。

62682.若い間に、苦労しておいたほうがいいですね。それが年輪になりますわ、その人の。どんな経験でも、僕はプラスになると思いますね。若いときに悪い上司に就くとか。苦労も何もない平坦なほうと、非常に苦労の多……

62683.数学とは、正確な知識と論理的思考の最も完全な結合である。

62684.どうして¥?なんで?(=なぜ好きになったか?)なんて、そんな理屈のある恋は、全部嘘。

62685.患者というのは、医者が思う以上に、弱い者である。案外、そこのところが空白になっている。(中略)医者は患者がたくさんいて、慣れっこになっているから、その大変さをなかなか思えなくなっている。

62686.女の涙はたいてい、自己憐憫(れんびん)に味付けされて(※本人にとって)甘くたのしいものである。

62687.この世は誰でも楽しみと悲しみが半々である。

62688.生きているということは 死ぬいのちをかかえているということ

62689.自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。それを避け、ののしるのはやめよう。悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。あら捜しをしようと思えば、楽園……

62690.楽しく生きることが幸せなんだ。

62691.うそだ、闇が暗いというのは。(闇が)深くなればなるほど、闇は明るくなる。

62692.会話はキャッチボール。互いに呼吸を合わせ、キャッチしやすい球を投げるのがルールなのである。

62693.「自分自身に関する知識」は、情熱のありったけを傾けながらも、その結果がどうあるべきか慎重に考える者の財産である。

62694.自己愛は、あらゆるおべっか使いの中で、最も強力なものである。(ver.0)

62695.天国は母親の足もとにある。

62696.上司なら誰でも、頼られない上司よりは頼りがいのある上司になりたいと思っているものです。そんな気持ちをくすぐる一言を言えるかどうかが、その後の仕事のやりやすさにつながっていきます。

62697.本当に困ったんだったら、泥棒をしても食ったっていいんだぜ。

62698.君が盗みをはたらかないのは、正直者だからではなく計算にすぎない。つまり君は、道徳的なのではなく、用心深いだけなのだ。

62699.他者を見下す奴は多くを学べねぇ。逆に相手を尊敬できる奴はグングン伸びる。

62700.自分を変える必要はない。機嫌を変えるだけですむ。


62701.(我々は)学校では何百というばかばかしい戦闘の年号やこっけいな国王たちの名前を覚え、新聞では税金やらバルカン半島やらについての論説を毎日読んでいながら、人間のことは、何も知らない。

62702.国境問題と宗教問題のない国の政治家なんて、屁みたいなものです。

62703.お母さん もうヘトヘトなんです できる限りのことは精いっぱいやったのです わたしなりに頑張ってがんばって ガンバッタのですから もうお説教はやめてください 励ましも聞きたくありません 言われなくて……

62704.あなたが実際に考え、心の奥底で感じていることが、あなたの人生のあらゆる面を支配しているです。

62705.おたがいのことなど、何も知らない。それがわたしたちのもちうる唯一の真実だ。

62706.男たちは世界に気づかない。自分が世界だと信じ込んでいるから。

62707.社員を動かすのは、その社員自身の実感だ。感情と言い換えてもいい。人間は頭で理解するが、感情で動く。説得力とは、とりもなおさず社員の感情にストレートに訴えかける術である。

62708.流れるように日々が通り過ぎて行くとき、生きるのはたやすい。大切なのは、八方ふさがりのときでも、微笑むことができる人になることだ。

62709.美は力の源であると同時に、弱さやこだわりの源でもあり、人々の目を人間の深い本質からそらさせてしまう。

62710.相手を変えるために一番いいのは、その人のそばで、こちらが輝くことだと思います。相手を変えようとするよりも、そばで輝いて生きるほうが、大きな影響を与えることができます。

62711.食は命をつなぐための物なり。うまきものを好みて、金銀を費やし、飲み食いをもっぱらにするは、たはけたる事なり。また養生のためにもならざる事なり。

62712.釈尊のいわれる愛するなという教えは、愛するためにおこる執着にとらわれるなということであろう。

62713.夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはずです。

62714.昔から、完全無欠と思われる人が統率力が弱く、欠点の多い人の方が強い統率力を持っている。

62715.大企業の上に立つ者は、背負わなければならない十字架がある。高みを目指すために友人を失うこともある。トップは孤独なのだ。

62716.企業が生き残る為には、他社よりも3倍の技術力を生み出すしかない。

62717.とてもこの世は、みな地獄。

62718.わが心の安静を保てる唯一の仕事といえば、それは数学だ。

62719.互いに腕を伸ばして手が触れ合うくらいの距離が、もっとも話しやすい。それより近すぎると圧迫感が生まれ、遠すぎると話しにくくなる。

62720.われわれ人間には「演ずる」という本能がある。人生は涙の谷であって、たのしいことよりは辛いことのほうが圧倒的に多い。この辛さを幻想の力をかりて少しでも美しくして、やわらげていくほかに救われようがない……

62721.成功体験の落とし穴は慢心だ。「こうすれば成功する」という確信は大変危険である。

62722.……燃えたよ… まっ白に… 燃えつきた… まっ白な灰に……

62723.考えねばならんのは、うまくいきすぎている時ですよ。

62724.愛情がないところに人は育たない。

62725.雑談は、ジャズです。偶然性を誘発できるのです。人の持っている潜在力をうまく引き出すものです。

62726.凡句でも駄句でも粗句でも、とにかく冒頭が出来れば覚悟が決まる。あとはただ失敗をめざしてただひた走るだけである。

62727.一部の女性の困ったところは、何でもないことに舞い上がって──その男と結婚してしまうことよ。

62728.人間ってのは、余裕を失うたびにどんどん行動が単純になっていくもんなんだぜ。

62729.人間関係の問題は、人を避けたり、人を変えようとしても解決しないということです。結局のところ、自分自身を変えることで何とかしなければならないのです。

62730.先生という言葉には、全然何も意味が無い。むしろ、軽蔑感を含んでいる言葉だ。どうせからかうつもりなら、いっそもう、閣下(かっか)とでも呼んでもらいたい。

62731.今の自分が動けることを考える。自分を変えたかったら地に足をつけて考えるのがいちばんなの。

62732.人間が一生を生きるには、その人生行路に於(お)いて、点もあれば、画(かく)もあれば、鉤(かぎ)もあれば、戈(ほこ)もあると思う。

62733.真に迫り妙に至る。

62734.死んで怨みを残す? バカバカしい! 何も残りませんよ! 生物皆、死んだら骨だけ!

62735.勝負は最後の一局を打ち終わったときに決まる。最後の一手にいたる間の有利・不利は、真剣勝負であればあるほど、しばしば入れ換わるものだ。やや有利はやや不利に通じ、非常なる優勢は非常なる劣勢に通ずる。

62736.人はしばしば、どっちつかずであいまいで不完全な、もしくは完全には意味の分からない類推を用いているが、類推は数学的な正確さの程度にまで到達することのできるものなのである。

62737.ぼく自身は、つねに子供漫画家だと思い、それに充分誇りを持っている。誇りがなければ描けやしない。

62738.たったのひと言が 時空を超えて この胸にひびくとき 人間に生まれて よかったとおもう

62739.人生は芝居のごとし、上手な役者が乞食(こじき)になることもあれば、大根役者が殿様になることもある。とかく、あまり人生を重く見ず、捨て身になって何事も一心になすべし。(ver.0)

62740.自分の心が一番しまつに困る。承知せぬのは自分の心である。

62741.賦(ふ)は、対象に対して詩的表現をもってこれを描写し、はたらきかけるもので、そのことがまた、そのまま言霊(ことだま)的なはたらきをよび起すという古代の言語観にもとづくものである。その表現の方法を賦……

62742.大地の神々によって生かされているという、僕の漠然とした人生観は、すでに虫によって実践されている。

62743.未来ではない、今の自分がどうなのかが大事なのだ。

62744.我々が人の役に立つのは、何をしようとしているかでなく、何をしているかである。

62745.疑って失敗する事ほど醜い生きかたは、ありません。(中略)私は文学を、やめません。私は信じて成功するのです。

62746.なんだって、やってのけられる新しい一日が、待ってくれています。そう。きみたちひとりひとりが、気づきさえしたら!

62747.人生というのはそういうものだ。植物の種子が気紛れな風に運ばれるように、我々もまた偶然の大地をあてもなく彷徨う。

62748.恋は消えていくもの、愛は残るもの。

62749.民衆の言葉を止めるのは、川をせき止める以上に危険だ。

62750.正しい心と正しい努力が必ず正しい結果をもたらすことを信じて、楽しく満ち足りた気分で働きましょう。


62751.わが姉妹、鳥たちよ、神は汝らに好むがままにあらゆるところへ飛びゆく自由を与え給い……汝らは播(ま)かずまた刈らざれども、神は汝らに食を与え、泉と流れを汝らの飲み物として与え給う。

62752.人間の素晴らしさは勇気の素晴らしさ。

62753.敵同士の一方がやって来て、失明した片眼を見せても、言い分を認めてはならない。もう一方の両眼がつぶされているかどうかを確かめるまでは。

62754.星々は我々人間の人生に多大な影響を及ぼすことができる。特に何千人もの天文学者の雇用を生み出すということによって。

62755.仕事にほか(=給料の額以外)のもっと重要な面で欠けているところがあると、次善の策として給料の額が重視される傾向がある。

62756.何かをやりたいと願い、それが実現するときというのは、不思議なくらい他人が気にならない。意識のなかから他人という概念がそっくりそのまま抜け落ちて、あとはもう、自分しかいない。自分が何をやりたいかしか……

62757.ガムシャラでもよいから、ファイトで生きなければならない。つまり、目的を定めないでガムシャラにファイトで生きるのである。

62758.施しをする男は善い男だが、彼はすぐに(施しに)疲れる。

62759.常に楽天的であること。つまり天命を楽しむこと、これこそが我々を幸福に導く信仰である。

62760.自分自身を信頼するためには、自分のフルパワーを知らなければならない。いざというときにどのくらいの力が出せるかがわかれば、この相手はアクセルを思い切り踏み込めば振り切れる、この相手とは闘わないほうが……

62761.偏見を持つ理由、わかるかい? 無知だ。その相手を啓蒙してやればいい。立ち向かうんだ。間違ってるって。

62762.人生はトシ相応のタカラがゆく手ゆく手に埋められてある。

62763.家族は社会の縮図である。

62764.口先だけの謝罪ほど、被害者を怒らせるものはありませんからね。

62765.(リーダーに)どれほど情熱があっても、どれほど思いやりがあっても、それを相手に伝えることができなければ失格である。

62766.(教育は)どこまでやったら終わりというものが無いんです。目に見えるものを完成させる訳じゃないんです。目の前の子供に教育をしても、それがどこまで将来の花になるか実になるかわからない。だから、少しでも……

62767.子どもたちよ あなたは知っているでしょう…… 正義とは つるぎをぬくことでないことを 正義とは 「あい」だということを 正義とは 母さんをかなしまさないことだということを……

62768.自尊心を失う十八の心得──12.自分を思いきり表現する権利や自由を自分に許さない。

62769.婦人たちの貞淑(ていしゅく)は、しばしば自分の評判、自分の安静を愛(いと)おしむ心にすぎない。

62770.相性のことを英語ではケミストリー(Chemistry)と言います。すなわち、人間関係における相性も化学薬品と一緒で、混ぜあわせ方一つで、毒にも薬にもなる。

62771.診察室の観葉植物が枯れている医者には、かかるな。(ver.0)

62772.無名なものを讃えることができるのが歌だ。

62773.一度に事を成そうと思うな。一歩一歩階段を上るように、たまには曲がったり回ったりしなければ世間は渡れない。

62774.自分は何をすれば満足できるかって大事ですよね。人は満足するために生きているはずなのに、「自分は何をしたら今日を満足できるのか?」って意外と考えないですよね。

62775.人間、好奇心がなくなったらおしまいだ。

62776.広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。

62777.汝の運命の星は汝の胸中にあり。

62778.世の中には、物事の過程を理解せず、結果だけを見て「幸運」呼ばわりする人が多いのです。

62779.養生の道は、元気を保つことが根本である。これにはふたつの方法がある。ひとつは元気をそこなう原因を取り去り、生気をとりもどすこと。もうひとつは、元気をとりもどしたならば飲食と日頃の活動に気をつけて元……

62780.押す時は理屈抜きで押せ。

62781.フェリーニだって、ポランスキーだって、電灯がつけば消えてしまう世界じゃないか! 映画は暗闇の中でしか生きられないのだ。

62782.大黒柱に車をつけろ。大黒柱は、本来、動かしてはならない。にもかかわらず、それに車をつけるというのは、将来発展が見込める場所があれば、ちゅうちょせずに店舗を移せということになるんです。この家訓は、「……

62783.苦労人の特長のひとつは、怒っても仕方のないことは怒らないということである。苦労人には、世に不幸があり不運があることはほとんど仕方のないことであると感じられる。それにいちいち怒ったり恨んだりしてもは……

62784.ああ、小説は無心に書くに限る!

62785.ある生死をきめる法律規則が定まっているならば、人は、自分の運命をその法律、規則に順応させて救うことができる。しかし、偶然だけには、どうにも、たちむかうことはできぬ。

62786.仮定や断定として語られるものを、思想とよぶことはできない。

62787.(人間は)自分にとって最も意味のある人に対して、最も激しい憎しみを持つ。

62788.創造性を伸ばすためにしてはいけない五箇条──4.自分らしい生き方をするためには、自分を主張し、自分を守るために戦うことを避けてはいけない。

62789.人生の前半は努力すれば夢は叶うでいいと思う。でもどこかのタイミングでそれを客観視しないと人生が辛い。努力すれば夢は叶う→叶っていない現在の自分→原因は自分の努力不足。努力原理主義を抜けられなか……

62790.仏道の具体的歩みということは、問題を解決することでなく、一切の事柄を、信仏の因縁(=理由)に転じていくことに尽きる。

62791.一度投げた石は手に戻らないし、一度口に出した言葉は口に戻らない。

62792.自分はピッチャー型ではなくキャッチャー型だから、アイデアの才能がないと思っている人がいれば、それは間違いです。人のアイデアを上手にリードして、それを大きくすることも一つのアイデアの才能です。

62793.子供は、大人に愛されるだけでは不十分である。自分たちが世話をし、愛してやれるものを持たなければいけない。

62794.人の道は、降りることのできない列車に乗っているようなものです。あなたは、ずっとずっと乗り続けるのです。

62795.世に「石の上にも三年」という言葉がありますが、せめて三年、一つの経験を積む修業に徹するという覚悟がなければ、「プロフェッショナルの智恵」を掴むことはできません。

62796.下卑(げび)ずに年とるって、むつかしい。

62797.話しやすそうな、というのは、もしかしたら天性の性的魅力のことじゃないかしら?

62798.(私にとって)ママ(=妻)が家なんだよ。

62799.自分の心のなかにもっている問題の数というのは、ちょうどその人の年齢にひとしいのではないか。逆に言えば、年齢というのは、その人が自分の心のなかにもっている問題の数ときっとおなじだ。

62800.心に希望を。夢に光を。