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2501.
眼で美術を見て、心で人の美しさをみる。
（ 出光佐三 ）
2502.
想像力、すなわち形を創り出す力は、夢見る能力を持つすべての人に共通した賜物である。
（ I・R・ローウェル ）
2503.
名画の条件はいくつかあげられよう。
①は、いいストーリーの緻密な運び。
②は、映像の緊密さ、均斉、つや（明暗）、つよいスムーズな流れ。
③は構成の規模のゆたかさ。
④は、試みの新しさ。
（ 吉本隆明 ）
2504.
（ソフト産業は）無謀でなく乱暴に。
（ 堀威夫 ）
2505.
「特殊な才能」とは、ものを書くとか、音楽を作るといったことだけを意味するとは限らない。
それは、温かい思いやりや、人の悩みにじっと耳を傾ける能力、あるいはただ音楽や花や樹々に注意を向け、世界の不思議やその美しさに目を開くことであってもいい。
（ マイケル・ジョーンズ ）
2506.
（人によって）
１００回練習して上達するか、
１０００回練習して上達するかの違いはある。
でも、９９回、９９９回練習してあきらめたら、
１回も練習しないのとたいして変わらない
という共通点もある。
（ 作者不詳 ）
2507.
心配や憂いから新しいものが生み出されてくるのである。
新しい道がひらけてくるのである。
まことに不思議なことだが、この不思議さがあればこそ、人の世の味わいは限りもなく深いといえよう。
（ 松下幸之助 ）
2508.
自作を説明するという事は、既に作者の敗北であると思っている。
不愉快千万の事である。
（ 太宰治 ）
2509.
無になる時、
無二が生まれる。
（ 広告コピー ）
2510.
ベンチャーキャピタリストが求めているのは、忍者のように独創的で大胆不敵、敏捷で、なおかつ明確な目標を持った起業家だ。
ほかの人とは異なる道を選び、独自のアイデアに情熱を傾けているような人たちだ。
（ アン・ミウラ・コー ）
2511.
いい本を作ることはできても、売れる本を作るのは難しい。
（ 宮西達也 ）
2512.
批評家になるな。
いつも批判される側にいろ。
（ 伊藤善太郎 ）
2513.
芸術には限界がない。
そしてどんな芸術家も完全ではない。
（ プタハホテップ［プタハヘテプ］ ）
2514.
自分を素直に認めない人は、一人で何かをする芸術家のような人は別にして、人間関係が大切な社会の中ではなかなか伸びない。
（ 加藤諦三 ）
2515.
音楽は、それだけで何かを語るものだ。
（ マイルス・デイヴィス ）
2516.
（言葉を）探すというか、
出てくるのを待つんですよ。
自分でも、
なんでこんなのが出てきたの？
という言葉が面白い。
（ 谷川俊太郎 ）
2517.
少年時代に、
自分は何が好きか、
何を一生の仕事にするかを
発見できたら、
きっとすばらしい一生を
おくることができると思います。
（ 円谷英二 ）
2518.
（アイデアを）苦し紛れに考えてひねり出そうとしても、決していいアイデアは出てきません。
（ 小山薫堂 ）
2519.
「（自分で自分を）良し」の度が過ぎるとナルシシズムに陥り、
「良し」が足りないとコンプレックスにさいなまれる。
（ 佐藤多佳子 ）
2520.
オレは、地球上で最高のサウンドは人間の声だと思っている。
だからシンガーが歌うようにトランペットを吹いている。
（ マイルス・デイヴィス ）
2521.
本当にできる人っていうのは、
できる人で周りを固める。
（ 須藤元気 ）
2522.
我々は脳みそを抜き去って、目だけで見ることができればいいのだが。
（ パブロ・ピカソ ）
2523.
どんな分野の知識でも、それに熟達するには、隣接するものについて学ばねばならない。
したがって何かを知るには、すべてを知らなければならないのだ。
（ オリバー・ウェンデル・ホームズ ）
2524.
たとえ非常な困難にぶつかっても、何くそ「やればできるのだ」と考えて人一倍の努力で立ち向かえば、心は限りなく大きくなり、すぐれた創意工夫を生んで、必ずその困難をのり越えることができる。
（ 松下幸之助 ）
2525.
何人か知っている変わり者がいずれもおそろしく歳を取らない人々であることから逆算して考えるに、我々を老化させているのは「同調」なんではなかろうか。
（ 小田嶋隆 ）
2526.
きちっとした仕事というものは、
全体の仕事を緊張に導くし、
クオリティアップにも導く。
（ 石岡瑛子 ）
2527.
せっかくのアイデアを価値あるものにするためには、
作業服に着替えて袖をまくりあげ、
クリエイティブでない退屈な仕事もたくさんやらなければならない。
（ ダン・ケネディ ）
2528.
芸術の新しい概念とは、人間たちが自覚していない偉大さを、彼らに自覚させることにある。
（ アンドレ・マルロー ）
2529.
（自分は）天才（と思うこと）に対する罪悪感から、自分を解き放ちましょう。
（自分が）天才だと認識するだけで、才能にかかっているブレーキを外せることもあるのです。
（ 森川陽太郎 ）
2530.
ダンス下手は床のせいにする。
（ 漫画『スヌーピー』 ）

2531.
天才は万人から人類の花と認められながら、いたるところに苦難と混乱を惹起(じゃっき)する。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
2532.
「みんなと同じでいい」という態度をやめた途端、脳はフル活動を強いられる。
これは大変苦しいが、頑張って１週間、１か月、１年と続けていると、自分の頭で考える癖がつき、思考力も高まる。
（ 大前研一 ）
2533.
俳優は、他人の人生を演じるのが仕事ですが、まったく自分の中にないものを演じることはできません。
いままで演じてきた役は、全部自分の中にあったものを引っ張り出してきたものです。
（ 三浦友和 ）
2534.
野暮な人は、野暮のままの句を作るべきだ。
その時には、器用、奇智などの輩(やから)のとても及ばぬ立派な句が出来るものだ。
（ 太宰治 ）
2535.
芸術においても数学においても、時代を生き抜き、何世代にもわたって人々を育むものは、美しい作品だけである。
（ M・ザリツキー ）
2536.
詩人は苦痛をも享楽する
（ 宮沢賢治 ）
2537.
音楽は、
おそらくいちばん正直な芸術なのだ。
信じていい。
バッハの無伴奏チェロ・ソナタを
聴きたくないときは、
ほんとうに身体がどこか悪いのだ。
（ 長田弘 ）
2538.
餅は餅屋である。
役者の才能は、役者でなければわからない。
（ 太宰治 ）
2539.
論理によって証明し、直観によって考え出す。
（ アンリ・ポアンカレ ）
2540.
時代は変わっても、人間を磨くのは目的に挑戦する苦労だということは変わりません。
今の人も苦労はしているが、それは物欲を満たす苦労で、自分独特、独創の苦労ではない。
（ 升田幸三 ）

2541.
心の扉を開いて、創造性のスイッチを押すすべを学ぼう。
自分の中に明かりが灯る。
（ ジュディス・ジャミソン ）
2542.
演出家は、俳優にやってほしいことを決して彼にやって見せてはいけない、なぜなら演出家がやって見せることを真似するだけで、演出家が本当に望んでいる、役を生かすことをやろうとはしないからだ
（ リー・ストラスバーグ ）
2543.
才能が終わると、形式が始まる。
（ マックス・リーベルマン ）
2544.
「こうあるべきだ」という思考からは、柔軟な発想は生まれないのだ。
当たり前の中に隠された物を探り出そうという発想が、固定観念を打破するもとになるのである。
（ 谷川浩司 ）
2545.
想像は創造の始まり。
想像は創造への第一歩である。
（ ながれおとや ）
2546.
大芸術家とは、束縛に鼓舞され、障害が踏切台となる者であります。
（ アンドレ・ジッド ）
2547.
苦痛を享楽できる人はほんとうの詩人です。
（ 宮沢賢治 ）
2548.
私は流行を作っているのではない。
スタイルを作っているのだ。
（ ココ・シャネル ）
2549.
馬鹿げたことをやらないと、知的なアイデアも生まれない。
（ トム・ピーターズ ）
2550.
音楽は時間の芸術でしょ。
「いま」「この時」に「この音」をちゃんと鳴らさなきゃいけないっていう。
だから音楽の演奏家にとって非常に大事なのはね、集中力。
（ 小澤征爾 ）

2551.
芸術家には、人で無い部分が在る、芸術家の本性は、サタンである
（ 太宰治 ）
2552.
想像力は無限ですが、
実際に想像する場合は、
自分自身が持っている
体験、情報、知識の制約を受けています。
（ 佐藤富雄 ）
2553.
不常識、非真面目。
（ 河島喜好 ）
2554.
月は最も親しみ深いものである。
月によせて表現された、過去における多くの詩歌は、東洋人特有の人生観を示すものでもあろう。
（ 九条武子 ）
2555.
自己の想像的自然を創造しなくては
画(え)にはならないのである。
（ 小杉放庵 ）
2556.
（雑談で）身近な自分の体験を相手とやりとりしているうちに、アイデアはたまたま生まれます。
こういうアイデアが最も強いのです。
ウンウンうなってつくったアイデアは弱いです。
（ 中谷彰宏 ）
2557.
想像力を大きくはばたかせるには、
語彙（ボキャブラリー）を豊富にすることです。
なぜ語彙が大切かというと、
意識は言葉によって構成されているからです。
（ 佐藤富雄 ）
2558.
僕たちのビジネス（＝ゲーム業界）というのは、
勝ったら天に上るけれども、
負けたら地に沈む。
だからそれはもう、
素晴らしい発想が出てくるのかこないのか、
アイディアにかかっている。
（ 山内溥 ）
2559.
芸術家は、もともと
弱い者の味方だったはずなんだ。
弱者の友なんだ。
芸術家にとって、
これが出発で、また最高の目的なんだ。
こんな単純なこと、僕は忘れていた。
僕だけじゃない。
みんなが、忘れているんだ。
（ 太宰治 ）
2560.
（文章を上達させるには）とにかく血へどを吐くぐらいたくさん読む。
そのうちにきっと好きな文章に巡り合うだろう。
そのときは遠慮なく「しめた！」と大声で叫んでいただきたい。
喜んでいいのだ。
そのときあなたは「立派な文章家」になる資格を得たのだから。
（ 井上ひさし ）

2561.
真理は感ずるものじゃない。
真理は、表現するものだ。
時間をかけて、努力して、創りあげるものだ。
（ 太宰治 ）
2562.
芸術は拘束より生まれ、闘争に生き、自由に（＝自由のために）死ぬのであります。
（ アンドレ・ジッド ）
2563.
見えていれば結構だし、見えていなくても結構だ。
（ レイ・チャールズ ）
2564.
美しいものでなければ、人の心を打つことはできない。
情熱を込めて作られたものでなければ、感動を呼ぶことはできない。
（ 広告コピー ）
2565.
若い才能は、思い切り縦横に、天馬の如(ごと)く走り廻るべきだ。
（ 太宰治 ）
2566.
美しいもの！
それは魂の目で見た美しさである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
2567.
一冊の本を作るには三年かかる。
それを茶化し、間違った引用をするには五行で足りる。
（ アルベール・カミュ ）
2568.
毎日、青空の下で、
おもいきり精神を働かすのだ。
（ 長田弘 ）
2569.
言葉を発すること、
それも上手に言葉を発するだけでは、
まだ語ることにならない。
そこで必要となるのが
語りえぬことがらを表現し、
隠れたものを顕在化させる
新しい表現の方法である。
ワーグナーが内なる感情を
オーケストラに語らせたとすれば、
私はそれを身体の造形的動きで語らせる。
（ フセヴォロド・メイエルホリド ）
2570.
稽古場にて。
「これは本番じゃない、稽古なんだから」とリラックスして冒険的な演技を試す。
「これは稽古じゃない、本番だぞ」と覚悟して演じ、まさに本番に備えてゆく。
これを交互にやってゆくわけです。
上手な俳優は、どういう仕掛けなんだか、このふたつを同時にやりますね。
（ 西田シャトナー ）

2571.
芸術は騒擾(そうじょう)を引き起こすために創作され、科学は安心を呼び込むために研究される。
（ ジョルジュ・ブラック ）
2572.
苦しみは、忍耐と個性と希望を生む。
（ クリスティーヌ・カーステン ）
2573.
日本人は十人集まっても同じ一本のメロディを斉唱する。
それは思考作用の貧しさを語っていると思います。
これが、ヨーロッパの人になるとすぐ声を分けたがります。
国民性がハーモニックなんですね。
（ 高木東六 ）
2574.
詩人は、インスピレーションを受け取る存在ではなく、むしろインスピレーションを与える存在である。
（ ポール・エリュアール ）
2575.
漫画家になるってことは「本を売る」ってこと。
そしてその本は十中八九売れない。
漫画の良し悪しに関わらず。
なぜならその漫画は「知られていない」から。
存在を知られてない漫画は売れようがない。
漫画家になる前に「知られよう」。
「本を売る」前に「読者を増やそう」。
自分を発信しよう。
（ 松井勝法 ）
2576.
誰か式、誰か風、ではなく、その人にしかできない生き方を自然体と言う。
（ 篠田桃紅 ）
2577.
得意なことをしてるときには、
幹と根がしっかりしている。
（ 糸井重里 ）
2578.
芸術の本質といえば、「人が見る見ない」は関係ないんです。
（たとえば芝居を）演ずる人がその人であって、自身を納得させることをそのドラマでできればそれで充分、芸術は成り立つんです。
誰も見る人がいなくても、読む人がいなくても、芸術はそれで成り立っているのです。
（ 吉本隆明 ）
2579.
まことの詩情は、革命と不可分の関係にある。
（ ミシェル・レリス ）
2580.
行き詰まりは異文化で洗うと突破口が見つかりやすい。
（ 辰巳芳子 ）

2581.
映画というものはその人の育った環境や情報、知識、体調や心のバランスなどで感想が変わってくる。
だから、どんな意見や感想も間違いじゃないし正しいと思います。
（ 映画『進撃の巨人』 ）
2582.
劇の価値は、事件の推移に在(あ)るのではない。
演出者の個性のひらめきによって、異なった表現を創造してゆくところに、はかり知れない芸術の真価が見出される。
（ 九条武子 ）
2583.
大衆の意表に出ることが、発明、創意、ニューデザインだ。
それを間違えて新しい物をつくるときにアンケートをとるから、たいてい総花(そうばな)式なものになる。
ほかのメーカーの後ばかり追うことになるのだ。
（ 本田宗一郎 ）
2584.
社会が成熟すれば美意識は多様化する。
（ 田辺聖子 ）
2585.
出鱈目は、天才の特質のひとつだと言われていますけれど。
（※天才は）その瞬間瞬間の真実だけを言うのです。
（ 太宰治 ）
2586.
社会主義国家が私の発見、私の芸術的行為にとって不適当な「場」だということは資本主義の独占体制にとってもまた同断である。
（ 寺山修司 ）
2587.
私たちが平常、人生で会う、
「美について一家言」ある人は、
その美に固執するあまり、
円滑な対人関係を持ちにくい人が多いものである。
（ 田辺聖子 ）
2588.
一日置いた方が欠点がよく見える。
（ 山田太一 ）
2589.
この世は自分をさがしに来た処(ところ)
──居たか、居たか
この世は自分を見に来た処
（ 河井寛次郎 ）
2590.
新たな詩人よ
嵐から雲から光から
新たな透明なエネルギーを得て
人と地球にとるべき形を暗示せよ
（ 宮沢賢治 ）

2591.
美的な感覚は、本来、数学理論家にとって、仕事をするための主要な刺激源なのである。
（ ローマン・シコルスキ ）
2592.
「自分を正直に出す」ことは芸術の第一条件です。
もし自分自身に忠実であれば、いつも自分自身とともにある芸術に決して裏切られないでしょう。
（ コーネリア・オーティス・スキナー ）
2593.
流行は色あせるけれど、スタイルだけは不変です。
（ ココ・シャネル ）
2594.
実はイマジネーションは、
お金になるのです。
イメージをイメージのまま終わらせなければ、
それはビジネスになるし、
最終的には実益に結びつきます。
（ おちまさと ）
2595.
どっかまだ未完成でも、「聴いてちょうだい」って（聴き手を）引っ張るものを、もっともっと育てること、それが演奏家になるためには、とっても大切だと思います。
（ 中村紘子 ）
2596.
革新は失敗から生まれる。
（ 格言 ）
2597.
料理の修業はコツを一つ一つ身につける道なんだ。
（ 田村平治 ）
2598.
アイデアは雑談から生まれます。
上手に雑談できる人は、（雑談をすることによって）アイデアを次から次へと生み出します。
（ 中谷彰宏 ）
2599.
〈必勝法〉を獲得し、
偶然を排したとき、
人は「幸運」に見捨てられ、
美に捨てられる。
（ 寺山修司 ）
2600.
すべて世の中の諸道、近道というものなし。
（ 大隈言道 ）

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