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老い・年をとることの名言
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101.
若いとき旅をしなければ、老いてからの（人に話す）物語がない。
（ ジャン・コクトー ）
102.
老人が司る国は栄えることがない。
冒険をしないし、他人を認めないし、人を疑う。
（ 大山倍達 ）
103.
若さは自然の贈り物だが、
老いることは芸術作品だ。
（ スタニスラウ・レック ）
104.
いまの年寄りは、
体のほうだけ成長というか、
老いていって、
寿命は延びていって、
精神のほうは成長しないです。
（ 吉本隆明 ）
105.
若ェ奴がバカにしか見えねェ。
でも俺たちだってバカだと思われていたに違いねェよなァ。
（ 永六輔 ）
106.
生と死はひとつ
死があるから生命(いのち)が輝く
限りある人生だから
いきいきと生きる

死ぬときがきたとき
いきいきと生きたのだから
いきいきと死ねればどんなに良いか

そんなことを思いながら今
老いを生きている
（ 六浦基 ）
107.
何歳になっても明日を信じ、
成長し続ける人の人生こそ、
まさに成功と呼ぶにふさわしい。
（ ボブ・モワッド ）
108.
病院で死ぬか、在宅で死ぬかじゃありません。
誰に看取られて死ぬかなんです。
（ 永六輔 ）
109.
年配者に好かれるコツは、要するに砂糖と塩の加減の問題やねん。
「生意気の芸には愛嬌のスパイス、愛嬌の芸には生意気のスパイス」。
生意気だけでも、ベタベタ甘えてばかりでもいかん。
（ 森毅 ）
110.
「孤独死＝悪」は本当に大前提になるのか。
人間が人間として生きるには孤独がふさわしい。
その崇高な孤独に徹して死を迎えたことはたたえられこそすれ、哀れむものとは思えない。
（ 東京新聞連載企画「孤独死を追う」 ）
111.
時代は年寄りが作るものではないのです。
（ 『機動戦士ガンダムシリーズ』 ）
112.
いくつになっても、
やりたいことをやればいい。
（ ジョン・ハーシェル・グレン ）
113.
肉体はおとろえるが
こころの目がひらく
人間の晩年というものはおもしろい
今日まで生きて
いのちのふかさが見えてきた
（ 榎本栄一 ）
114.
女よ女よ年とるな
（ 尾崎放哉 ）
115.
一つだけ確かなことがある。
それは、
人間としての品位に欠けることのない立派な死に方は、
二つあるということだ。
そのうち一つは老死であり、
もう一つは事故死である。
（ エルバート・ハバード ）
116.
自分が需(もと)められていない、いてもいなくてもいい存在だという自覚は、老人を底なしの孤独におとしいれる。
（ 瀬戸内寂聴 ）
117.
若者にチャンスさえあったらなあ！
老人に頭脳があったらなあ！
（ スティーヴン・リーコック ）
118.
人間というものは、
みじめな、可哀そうなものですね。
成功したの失敗したの、
利巧だの、馬鹿だの、
勝ったの負けたのと
眼の色を変えて力(りき)んで、
朝から晩まで汗水流して走り廻って、
そうしてだんだんとしをとる、
それだけの事をする為(ため)に
私たちは此(こ)の世の中に生れて来たのかしら。
虫と同じ事ですね。
ばかばかしい。
（ 太宰治 ）
119.
生きるとは、年をとるということだ。
死んだら、年をとらないのだ。
（ 長田弘 ）
120.
ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃いのです。
（ 似鳥昭雄 ）
121.
自分より年上の人に、
年齢から来る悩みを言うな。
（ キャロル・ライファー ）
122.
機械文明の発達した今日では、
腕力よりも頭脳の力を重要とする。
だからだんだん青年はいらなくなる。
古くさい青年万能主義はやめて、
思想が円熟し、経験に富む年長者を重視しなければならない。
（ ピトキン ）
123.
もし若者が知っており、老人ができたら、できあがらないことはないだろう。
（ イタリアのことわざ ）
124.
しわは私の勲章。
私が生きてきたという証。
（ シャーリー・マクレーン ）
125.
平均寿命が長くなるのは良いが、多くの老人がいかに生きるか、そして、いかに死ぬかの問題に悩んでいる。
（ 河合隼雄 ）
126.
大切なのは「年齢」ではなく「情熱」。
それさえ失わなければ、きっと、何歳になっても新しい発見があり続けるに違いない。
（ 森内俊之 ）
127.
年寄りには年寄りの知恵がある。
それは確かだが、若者の邪魔をしちゃいかん。
年寄りは若者の邪魔をするようになったと思ったら、さっさと退かんといけない。
若い者にまかせれば、ちゃんとやってくれるよ。
（ 土光敏夫 ）
128.
年を取るとね、自分自身に腹が立つの。
だから他人に当たり散らしたりするのね。
（ あるおばあさんの言葉 ）
129.
「お若く見えますな」と言われたら、だんだん老けてきた証拠である。
（ ワシントン・アーヴィング ）
130.
君は若さという重い病に苦しんでいるんだ。
神はそういう苦しみを、わしにはもう二度と与えて下さらん。
（ 映画『育ち行く年』 ）

131.
父母が、年をとっていた。
わたしの知らないうちに。
（ 広告コピー ）
132.
いつも冒険していれば、ボケんよ！
（ ながれおとや ）
133.
退屈だと老けるの。
（ 映画『ココ・アヴァン・シャネル』 ）
134.
下卑(げび)ずに年とるって、むつかしい。
（ 田辺聖子 ）
135.
学ぶのに年を取り過ぎたということはない。
（ セネカ ）
136.
どんな老人だって世間の役に立つことはできます。
だって、死んでみせるっていうこと、大切じゃないですか。
（ 永六輔 ）
137.
ともに生きるのが喜びだから
ともに老いるのも喜びだ
ともに老いるのが喜びなら
ともに死ぬのも喜びだろう
（ 谷川俊太郎 ）
138.
老人とは、待合室で列車が遅れて着くことを望んでいる者のことだ。
（ アンドレ・プレヴォ ）
139.
年を重ねると、ヒーローを見つけるのがより難しくなるんです。
でも、本当は、年を重ねた時こそ、必要みたいです。
（ ヘミングウェイ ）
140.
人の顔は若い時だけでは分からない。
年をとってから良くなる顔もある。
（ ロバート・ショウ ）

141.
老年の最大の報酬は、精神の自由である。
（ サマセット・モーム ）
142.
美貌は夏の果物のように腐りやすく長持ちしない。
（ フランシス･ベーコン ）
143.
ネコが年をとると、
だんだん図々しく無気味になってくる。
女もうっかり年をとると、
似た性格を帯びてくる。
（ 平林たい子 ）
144.
二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことををやめた者は老人である。
学び続ける者はいつまでも若い。
人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ。
（ ヘンリー・フォード ）
145.
世の無常を知り、儚さを知ったとき、人は自然を愛惜（いとお）しみ、田園風景に心をよせる様になる。
（ 小泉二郎 ）
146.
老人に忠告するのは、死人に投薬するようなものだ。
（ 西洋のことわざ ）
147.
若いときは、お金こそが人生で最も大切なものだと思っていた。
今、歳をとってみて、その通りだとわかった。
（ オスカー・ワイルド ）
148.
少にして学べば、則ち壮にして為すことあり。
壮にして学べば、則ち老いて衰えず。
老いて学べば、則ち死して朽ちず。
（ 佐藤一斎 ）
149.
金は人生の手段であって目的でない。
多少見識のあるものは皆之(これ)を知って居る。
が、年を取ると、之を目的とするようになる。
（ 三宅雪嶺 ）
150.
初心忘るべからず
（ 世阿弥 ）

151.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
152.
若い内は誤謬も結構である。
ただそれを老人になるまでひきずっていってはならない。
（ ゲーテ ）
153.
彼らが良識と呼んでいるものは、
老化現象の始まりに過ぎない。
（ スタンダール ）
154.
老人になって死でやっと解放され、これで楽になっていくという感じがする。
まったく人間の生涯というものは苦しみの連続だ。
（ 高村光太郎 ）
155.
看護婦さん、あんたは老人の私を骨董品として生かしておこうとしているが、私はもうガタがきてるんだ、おしまいなんだよ、死ぬんだ。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
156.
竜宮城シンドローム──浦島太郎は、竜宮城に行って、月日もたつのも夢のうちと思っていて、玉手箱を開けたら、年をとっていたわけですね。
毎日会社に通勤して、忙しい忙しいと、何十年もして気がついてみたら来年定年だと。
非常に恐ろしいことです。
私はそれを避けたい。
（ 野口悠紀雄 ）
157.
年寄りになったからって、賢くなるもんじゃありませんよ。
用心深くなるだけですな。
（ ヘミングウェイ ）
158.
ドッグイヤーの企業では、社員のふけ方もドッグイヤー。
（ 日本の最近のことわざらしい ）
159.
老人が支配するのは奴に力があるからではなく、こちらが大人しく忍従しているからだ。
（ シェイクスピア ）
160.
燃えることのない青春は、
経験の蓄積のない老年をもたらす。
（ チャールズ・カレブ・コルトン ）

161.
美しいものを見続けられる人は、けっして老いることがない。
（ フランツ・カフカ ）
162.
若い間は意欲があって、それを入れる形式がない。
老いてくると意欲もないままに形式に追われる。
（ 池澤夏樹 ）
163.
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
（ ニーチェ ）
164.
艱難(かんなん)は真理に向かう第一歩である。
戦争であれ、嵐であれ、女の怒りであれ、艱難を見事に耐え抜いた者は、たとえ十八歳であろうと八十歳になっていようと、非常に貴重な体験をしたことになる。
（ バイロン ）
165.
魅力のあるもの、キレイな花に
心を惹かれるのは、
だれでもできる。
だけど、
色あせたものを捨てないのは
努力がいる。
色のあせるとき、
ほんとうの愛情が生まれる。
（ 遠藤周作 ）
166.
「年をとればとるほど大きな人間になる」そういう生き方をしてほしい。
今は、数年程度の先の読めるものにしか興味を持たないように育てられている。
それではあまりにかわいそうです。
見果てぬ夢に生きてほしい。
（ 河島信樹 ）
167.
年をとってから暖まりたい者は、若いうちに暖炉を作っておかなければならない。
（ ドイツのことわざ ）
168.
涙したことのない若者は無粋であり、
笑うことのない老人は愚か者だ。
（ サンタヤーナ ）
169.
青春の問題を解決できないような人間は、老年になればまた老年の問題を解決できない人間なのだ。
（ 加藤諦三 ）
170.
この世は無常迅速というてある。
その無常の感じは若くてもわかるが、迅速の感じは老年にならぬとわからぬらしい。
（ 倉田百三 ）

171.
年をとったから遊ばなくなるのではない。
遊ばなくなるから年をとるのだ。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
172.
２０歳の顔は、自然の贈り物。
５０歳の顔は、あなたの功績。
（ ココ・シャネル ）
173.
老年は死より恐れられる。
（ ユウェナリス ）
174.
年とった人々は異議が多すぎ、相談が長すぎ、冒険が少なすぎ、後悔が早すぎ、めったに仕事をとことんまでやりとげず、いいかげんな成功で満足する。
（ フランシス･ベーコン ）
175.
僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。
時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。
そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。
（ 村上春樹 ）
176.
青年は間違い、壮年は争い、老年は悔いる。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
177.
老いは忘るべし。
又老いは忘るべからず
（ 横井也有 ）
178.
未完成の自覚を持って、絶えず努力してゆくところに青春がある。
たとい若くても、自己満足におちいっているなら、その人は老人に等しい。
（ 亀井勝一郎 ）
179.
老醜という言葉は様々な生物にいえるが、大木には当てはまらぬ。
大木は老いていよいよ美しい。
（ 小林秀雄 ）
180.
後ろを振り返るのは、
じじいになった時か、
死ぬ時で充分だ。
（ 漫画『自動人形のバラッド』 ）

181.
すべてを知ろうとするほど私は若くはない。
（ オスカー・ワイルド ）
182.
女の子の場合、どんなに幼くても恋愛のことなら心得ているものよ。
年をとるにしたがって培われるのは、愛に傷つく能力ね。
（ フランソワーズ・サガン ）
183.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
184.
風邪ひくな、転ぶな、義理を欠け。
（ 「老人健康の鉄則」 ）
185.
若い頃私は、頭の良い人を尊敬した。
年をとった今私は、思いやりのある人を尊敬する。
（ アブラハム・ヘシェル ）
186.
高齢者にとっては、今このときがすべて
（ 漫画『特上カバチ』 ）
187.
怒りは、人から若さを奪う。
いつまでも若さを保ついちばんの美容法は、心をおだやかに保つことだ。
（ 植西聰 ）
188.
人間は年をとるから老いるんじゃないんです。
理想とか夢を失ったときに老いるのです。
（ 高野進 ）
189.
親から「老い」を予習する。
（ 落合恵子 ）
190.
自(みずか)ら老人たることを知る者は少ない。
（ ラ・ロシュフコー ）

191.
老馬の智用うべし。
（ 韓非子 ）
192.
老人、障害者、貧乏……。
つまり弱者が追いつめられて刃向かったらそれはテロですか？
（ 永六輔 ）
193.
愛のない青春、知恵のない老年…。
これすでに失敗の一生である。
（ スウェーデンの格言 ）
194.
若い人の才能を決して潰してはいけない。
才能を枯れさせるようなことはしてはならない。
それが年長者の役割だと思うのです。
今の世の中には、そういう思いが少し足りない気がします。
（ 仲代達矢 ）
195.
歳をとると、だんだん世の中がつまらなくみえてくるんですよ。
つまらなくならなきゃ、未練があって死ねやしません。
（ 永六輔 ）
196.
もっとも効果のある美容法とは、どんなマッサージよりも、まず心をおだやかに保つことだ。
（ あるエステティックサロンの美容師 ）
197.
年老いた若者もいる、若々しい老人もいる。
だから世代別という横に区切る考え方は間違っている。
（ 永六輔 ）
198.
年とるってのは
細胞が老けることであって、
魂が老けることじゃない。
（ 矢沢永吉 ）
199.
人は自信と共に若く、恐怖と共に老いる。
（ サミュエル・ウルマン ）
200.
老後は人生の余白なんかじゃない。
（ 新藤兼人 ）

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