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今日の
日本の文豪の名言
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5月2日
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1.
病のある身ほど、人の情(じょう)の真と偽とを烈しく感ずるものは無い。
(
島崎藤村
)
2.
勝つは負ける日の初め、負けるはやがて勝つ日の初め。
(
吉川英治
)
3.
この世で経験することは、なに一つ空しいものはない、歓びも悲しみも、みんな我々によく生きることを教えてくれる。
(
山本周五郎
)
4.
世の中は好いが好いじゃない、悪いが悪いじゃない、幸福が幸福じゃない。
(
田山花袋
)
5.
信念のないロマンチストは皆ファンティジストに過ぎず、信念のないリアリストは皆センチメンタリストに過ぎぬ。
(
川端康成
)
6.
世の中に片付くなんてものは殆どありゃしない。
一遍起った事は何時までも続くのさ。
ただ色々な形に変るから、他にも自分にも解らなくなるだけの事さ。
(
夏目漱石
)
7.
僕は時間の長短が人の真の交わりに関係するとは信じない。
(
国木田独歩
)
8.
好(よ)い笑いは、暖かい冬の陽ざしのようなものだ。
誰でも親しめる。
(
島崎藤村
)
9.
生まれけり、
死ぬまでは、生くるなり
(
武者小路実篤
)
10.
平生はみんな善人なんです。
少なくともみんな普通の人間なんです。
それが、いざという間際に急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです。
だから油断ができないんです。
(
夏目漱石
)
11.
美は存在の力である。
客観性の保証である。
(
三島由紀夫
)
12.
他人の位置に時々自分をおき、自分の位置に他人をおき、他人の気持ちを察し、小我をのさばらすな。
(
武者小路実篤
)
13.
成すことは必ずしも困難ではない。
が、欲することは常に困難である。
少なくとも成すに足ることを欲するのは。
(
芥川龍之介
)
14.
丸うならねば思う事は遂げられまじ。
(
樋口一葉
)
15.
仕事を持っている女は(男もそうだが)、その仕事をしている時が一番美しい。
(
織田作之助
)
16.
生きていくには、いやが応でも社会の約束という紋切型を守ってゆかねばならぬ。
足で歩くのが紋切型でいやだといって、逆立ちをして歩けば狂人扱いされるのだ。
(
織田作之助
)
17.
貧乏しても、出世していく友に後れても、本当の為事(しごと)をこつこつやっている此(こ)の力強さ。
白蟻が大黒柱を如何(いか)にしてがらん洞にするか己は知っている。
(
山本周五郎
)
18.
昔の恋は詩で今の夫婦は散文である。
(
国木田独歩
)
19.
愛嬌(あいきょう)と云(い)うのはね──自分より強いものを斃(たお)す柔らかい武器だよ。
(
夏目漱石
)
20.
あれになろう、これになろうと焦るより、富士のように、黙って、自分を動かないものに作り上げろ。
世間に媚びずに世間から仰がれるようになれば、自然と自分の値うちは世の人がきめてくれる。
(
吉川英治
)
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