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今日の
日本の文豪の名言
☆
5月15日
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1.
金や力を失うのを恐れて人を恐れぬのは、濡れる事を恐れて雨を恐れぬ盲人である。
(
夏目漱石
)
2.
人の一生は曲がり角だらけだ。
(
山本周五郎
)
3.
夫婦は愛し合うと共に憎しみ合うのが当然である。
かかる憎しみを恐れてはならぬ。
正しく憎み合うがよく、鋭く対立するがよい。
(
坂口安吾
)
4.
いくら此方(こち)で力んだって、天気と疑いばかりは先方からはれるのだ
(
尾崎紅葉
)
5.
花が咲いたら其(そ)れをば二人同じような心持で眺めたい。
蝶が飛んだら二人して其れを追いたい。
然(しか)らずば花が咲いても蝶が飛んでも、世は枯葉の翻(ひるがえ)る秋の夕暮に均(ひと)しいではないか。
(
永井荷風
)
6.
人間は、自分の内面を包むのに、礼儀正しくなければならない。
(
三島由紀夫
)
7.
女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。
(
夏目漱石
)
8.
この世にあるもので、一つとして過ぎ去らないものは無い、せめてその中で、誠を残したい。
(
島崎藤村
)
9.
我々の子供は、我々の中での原始人である。
(
萩原朔太郎
)
10.
釣(つり)の妙趣は、魚を多量に釣り上げる事にあるのでは無くて、釣糸を垂れながら静かに四季の風物を眺め楽しむ事にあるのだ。
(
幸田露伴
)
11.
見るもよし、
見ざるもよし、
されどわれは咲くなり。
(
武者小路実篤
)
12.
行き詰まりは展開の一歩である。
(
吉川英治
)
13.
旅じゃ有りませんか、誰だって人間の生涯は。
(
島崎藤村
)
14.
人間は調子のいいときは、
自分のことしか考えないものだ。
自分に不運がまわってきて、
人にも世間にも捨てられ、
その日その日の苦労をするようになると、はじめて他人のことも考え、
見るもの聞くものが身にしみるようになる。
(
山本周五郎
)
15.
我はつねに狭小なる人生に住めり、
その人生の荒涼の中に呻吟(しんぎん)せり、
さればこそ張り詰めたる氷を愛す。
斯(かか)る切なき思ひを愛す。
(
室生犀星
)
16.
人間は元来一人で生まれて一人で死んでいくのである。
大勢の中に雑(まじ)っていたからって、孤独になるのは、わかり切ったことだ。
(
田山花袋
)
17.
ああ、苦しい、
今、死にたくない。
(
夏目漱石
)
18.
幸福は分に応じて、心がけをよくして生きてゆけば、誰でもなれるはずである。
(
武者小路実篤
)
19.
人間の心は苦難に対して鋼鉄の如(ごと)くでは有り得ない。
人間は可憐であり、脆弱であり、それ故(ゆえ)愚かなものであるが、堕(お)ちぬくためには弱すぎる。
(
坂口安吾
)
20.
道徳に加勢する者は
一時の勝利者には違いないが、
永久の敗北者だ。
自然に従う者は
一時の敗北者だが、
永久の勝利者だ。
(
夏目漱石
)
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