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今日の
日本の文豪の名言
☆
5月19日
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1.
溺るるも水なれば生きるも水なり。
(
尾崎紅葉
)
2.
働くことは讃美されるべきことである
(
武者小路実篤
)
3.
自らを尊しと思わぬものは奴隷なり。
(
夏目漱石
)
4.
けふ(=きょう)はえびのように悲しい
(
室生犀星
)
5.
ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。
ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。
同じ言葉が人によって高くも低くもなる。
(
夏目漱石
)
6.
旧(ふる)いものを毀(こわ)そうとするのは
無駄な骨折(ほねおり)だ。
ほんとうに自分等が新しくなることが出来れば、
旧いものは毀れている。
(
島崎藤村
)
7.
美しく生まれつきたる女、十人に六人は心おごれり。
美しく生まれつきたる女、十人に六人は智乏し。
美しく生まれつきたる女、十人に六人は命薄し。
(
幸田露伴
)
8.
健全なる理性は命令している。
──「爾(なんじ)、女人(にょにん)を近づくる勿(なか)れ。」
しかし健全なる本能は全然反対に命令している。
──「爾、女人を避くる勿れ。」
(
芥川龍之介
)
9.
牛になる事はどうしても必要です。
吾々(われわれ)はとかく馬になりたがるが、牛には中々(なかなか)なり切れないのです。
(
夏目漱石
)
10.
人間の目的は、生まれた本人が、本人自身に作ったものでなければならない。
(
夏目漱石
)
11.
無心さ、純粋さ、素直さなどは人の心を打つ。
その力は、こざかしい知恵をはるかに凌駕する。
(
吉川英治
)
12.
男性操縦の最高の秘訣は、男のセンチメンタリズムをギュッとにぎることだ。
(
三島由紀夫
)
13.
人生にとって健康は目的ではない。
しかし、最初の条件なのである。
(
武者小路実篤
)
14.
いくら年をとり、知識を積んでも、人間には、人間本来の迷いの火ダネが、白骨になるまでは、なくならないものらしい。
(
吉川英治
)
15.
音楽の演奏者や劇の俳優達は技術家である。
彼らは芸術家でない。
なぜといって彼らは真の「創作」をもっていないじゃないか。
(
萩原朔太郎
)
16.
四十歳五十歳という風に、十を境にして生涯を区切ることは、一種の便宜であり感傷であって、半ばは人間の緩怠(かんたい)の性癖に過ぎないだろう。
(
川端康成
)
17.
日本には妙な悪習慣がある。
「何を青二才が」という青年蔑視と、もう一つは「若さが最高無上の価値だ」という、そのアンチテーゼとである。
(
三島由紀夫
)
18.
この世にありては正義は必ずしも勝ちを占めず。
正邪時に相転じ、相反し、孝貞節義の人、往々にして無惨の死に終わることあり。
(
夏目漱石
)
19.
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
(
武者小路実篤
)
20.
男と女とが互いに相手を箒(ほうき)とし、味噌漉(こ)しとし、乳母車とし、貯金箱とし、ミシン機械とし、日用の勝手道具と考える時、もはや必要から別れがたく、夫婦の実の愛情が生ずるのである。
(
萩原朔太郎
)
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