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今日の
日本の文豪の名言
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5月21日
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1.
苦徹成珠(くてつじょうじゅ)
(
吉川英治
)
2.
桃栗三年柿八年
だるまは九年
俺は一生
(
武者小路実篤
)
3.
酒は文明に対する一つの諷刺である。
(
萩原朔太郎
)
4.
言っておくが、人間が善良であることは決して美徳じゃないぜ。
そいつは壊れ易い装飾品のようなもので、自分の良心を満足させることはできるが現実には何の役にも立たない。
その上周囲の者にいつも負担を負わせるんだ。
(
山本周五郎
)
5.
死は一切の罪悪を消滅させますから、
どうかこの際、故人を許してもらいたいと思います。
(
川端康成
)
6.
仕事は目的である。
仕事をはっきりした目的と思ってやっているやつにとって、結果はたいした問題ではない。
(
志賀直哉
)
7.
ねぇ、あなた。
話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね。
(
永井荷風
)
8.
道に迷うことを苦にしてはならない。
どの路(みち)でも足の向く方へゆけば、必ずそこに
見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある。
(
国木田独歩
)
9.
男子高校生は「娘」という言葉をきき、その字を見るだけで、胸に甘い疼(うず)きを感じる筈(はず)だが、この言葉には、あるあたたかさと匂いと、親しみやすさと、MUSUMEという音から来る何ともいえない閉鎖的なエロティシズムと、むっちりした感じと、その他もろもろのものがある。
プチブル的臭気のまじった「お嬢さん」などという言葉の比ではない。
(
三島由紀夫
)
10.
君は嘘かと思うかも知れないが、僕の生活のどこをどんな断片に切って見ても、たといその断片の長さが一時間だろうと三十分だろうと、それがきっと同じ運命を経過しつつあるから恐ろしい。
(
夏目漱石
)
11.
自己の所有している権力を使用しようと思うならば、それに付随している義務というものを心得なければならない。
(
夏目漱石
)
12.
第三者の目より恋をする男女を見れば、ひとつの痴態(ちたい)にすぎず、されど恋する男女にとりては、その痴態も真剣なり、真面目なり。
(
国木田独歩
)
13.
結婚をして一人の人間が二人になると、
一人でいた時よりも人間の品格が堕落する場合が多い。
(
夏目漱石
)
14.
人間、正道を歩むのは却(かえ)って不安なものだ。
(
三島由紀夫
)
15.
恋は多くの(人生の)苦痛を包むオブラアトなり。
(
国木田独歩
)
16.
こころにいつはりはなし、
はた又、
こころはうごくものにあらず、
うごくものは情なり。
此(この)涙も、此笑みも、
心の底よりい出(で)しものならで、
情に動かされて情のかたち也(なり)。
(
樋口一葉
)
17.
結婚の話で顔を赤くするうちが女の花だよ。
(
夏目漱石
)
18.
不安こそ、われわれが若さからぬすみうるこよない宝だ。
(
三島由紀夫
)
19.
人間は好き嫌いで働くものだ。
論法で働くものじゃない。
(
夏目漱石
)
20.
最も賢い処世術は社会的因襲を軽蔑しながら、しかも社会的因襲と矛盾せぬ生活をすることである。
(
芥川龍之介
)
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