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[名言]
「自分と仲良く生きる」といい。 好きな自分と四六時中いっしょにいる人は、自然と笑顔が多くなり、言葉から刺(とげ)がなくなり、相手の言葉をふんわりと受け止めることができるようになるから不思議です。
[出典]
渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長・シスター)
[関連カテゴリー]
【 自分 】 【 生きる 】 【 自分自身が好き 】 【 自然 】 【 笑顔 】 【 言葉 】 【 トゲ 】 【 相手 】 【 受け止める 】 【 不思議 】
[解説]
「自分と仲良く生きる」とは、自分自身のことを好きでいることです。 また、人は誰でも自分のことを好きでいたいものです。 しかし、「好きな自分」がどんな「自分」なのか漠然としていると、「好きな自分」に近づくことができず、結局自分を好きになることもできないのです。 だから、まず「好きな自分」を知ることが不可欠なのです。
■私は、「好きな自分」を探すことを、「好きな自分探し」と呼んでいます。 なお、「好きな自分探し」は、普通の「自分探し」を実践的に改良した、私オリジナルの自分探しです。
■一般的によく言われる「自分探し」というのは、本来はとても漠然としたものです。 そもそも「自分探し」の「自分」とは何か? という根本的なところから始めなければならないからです。 そして、「自分」とは何か? という問い自体、もはや哲学の領域であり、正解すら存在しないのです。 「自分」についての正解が存在しない以上、「自分探し」など到底不可能なのです。
■では、書籍などで語られている「自分探し」とは何でしょう? 「自分探し」をいろいろな方向や角度で切って、その断面から「自分」を分析しているに過ぎません。 だから、「あらゆる自分」が探せる訳ではないのです。 一つの切り口で見た時の自分はどんな人物なのか? という「断面的な自分探し」なのです。 だから、分析によって得られた結果が、「自分」の全てを語っている訳ではないのです。 もちろん、それがいけないと言っている訳ではありません。 断面的に分析するしか、自分を分析する方法が他にないのだから仕方ないのです。
■大事なのは、「自分」を分析するための断面をどう切り取るか、つまり「切り口」の選び方です。 もし、その人の「自分」の端の方の断面を分析しても、その人とはかけ離れた意味の無い結果が出るだけです。 「切り口」の選択によって、「自分探し」の精度は全く変わってしまうのです。
■分かりやすく考えるために、「自分」は球体の形をしていると考えましょう。 「自分探し」の「切り口」は、つねに球体の中心を通っている必要があります。 中心からそれるほど自分とはかけ離れて行くからです。
■そして、その「切り口」は、「分析可能なもの」つまり、「意味が分かるもの」でなければなりません。 その「切り口」が何を意味しているのかが分からなければ、対処のしようがないからです。 やたらめっぽうに切りまくって分析しても、意味の無い情報ばかり増えて、余計混乱するだけです。
■「自分探し」において有効な「切り口」はいくつかあります。 どんな「切り口」を選ぶかは、「自分探し」の目的によって違います。 また、変えなければいけないものです。 そして、私が今回お薦めするのが、先に述べた「好きな自分」という切り口なのです。
■「好きな自分探し」という言葉を聞いただけでも、なんか楽しい気持ちになってきませんか? ワクワクしてきませんか? 「好きな自分」とは、「可愛いと思える自分」「素敵だと思える自分」「誇りが持てる自分」のことです。 そんな「好きな自分」を見つけることができたら、人生がどんなに明るくなることでしょう? 「好きな自分」とは、職業、趣味、人との付き合い方など、「生き方」すべてにつながるものなのです。 だから一番「実践的」で役に立つ「切り口」だと言えるのです。
■さて、「好きな自分探し」の方法はいたって簡単です。
■1.まず、「好きな自分リスト」を作成します。 「可愛いと思える自分」「素敵だと思える自分」「誇りが持てる自分」など、「どんな時に、自分を自分で好きだと思えるか」を紙に書き連ねてみましょう。 もちろん、パソコンに入力するのもよいでしょう(後々の作業を考えると、ワープロや表計算ソフトの利用をお薦めします)。 とにかくできるだけ数多くリストアップするのがコツです。 できれば、100個目指しましょう! どんなささいなことでも構いません。 数多く出すほど、潜在意識下にある「好きな自分」が出てきます。 それが狙いです。
■2.次に、それらをグループ分けしてみましょう。 グループ分けの基準は、何でも構いません。 関連がありそうなもの同士をまとめていきます。
■3.それぞれのグループの「共通要素」を、簡潔に書き出してみましょう。
■4.最後にこれらの「共通要素」を見渡してみましょう。 何か思い当たるふしがあるのではないでしょうか? これらこそがみなさんの「好きな自分要素」なのです。
■人はだれでも「好きな自分」に会いたいものです。 しかし、「好きな自分」は、偶然にはなかなか会うことができません。 だから、そのための「好きな自分探し」なのです。 「好きな自分探し」をして「好きな自分要素」が分かれば、あとは意識してそれを実行するだけです。 そうすれば、いつでも、どこでも「好きな自分」に会えるようになるでしょう。 そして「好きな自分」で満たされた人には、素晴らしい人生が待っていることでしょう。
(流音弥)
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