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1401.
私は社会を良くするには良い事例を広げて（＝広めて）いくことが効果的と思います。
しかし、現実は良い事例はあまり知られず、悪い事例はあっという間に広まり、罰則だけが増え、社会全体が閉塞しているように思います。
大切なのは身近な現実をひとつずつ良くしていくことと思います。
（ 陰山英男 ）
1402.
思いやりのある行為には、奥深い真実がある。
それこそが、この世界に、そして互いに、与えなければならないものだからだ。
（ ラム・ダス ）
1403.
「正義」の最大の敵は「悪」ではなくて「べつの正義」なのだ、というのが確信犯という犯罪の倫理である。
（ 寺山修司 ）
1404.
可能な事を行う政治ではなく、不可能と思われる事を可能にする政治。
（ ヒラリー・クリントン ）
1405.
国家なんてなくても民衆はちゃんと生きていけるんですよ。
国家が滅んだら、その国の民衆も滅んじゃうか、死んじゃうかといえば、そんなことはありません。
（ 吉本隆明 ）
1406.
日々の快便を感謝します
されど原子力の
巨大な　糞づまりは
いつかは人類の生存を
脅かすかもしれん
（ 榎本栄一 ）
1407.
私は国民の気に入らない政策もやる。
（ 石橋湛山 ）
1408.
通例、君主たちの要求は、
激しくもあり変わりやすいものであり、
しばしば自己矛盾しているものである。
（ サルスティウス ）
1409.
貧しい人はお金をもらうと、素直に嬉しいんですよ。
（ 車谷長吉 ）
1410.
たったひとりの力は小さい。
だが、大きな歴史は、たったひとりの人間の覚悟から始まる。
（ ドラマ『SPECサーガ完結篇「SICK'S恕乃抄」』 ）
1411.
私たちがふたたび騙されて戦争にまきこまれないためには、よりいっそう巧妙に仕組まれてくる新しいからくりを見破るだけの眼力をそなえなければならない。
（ 大島孝一 ）
1412.
なにごともなく、あたりまえのこととしている日々の生活の背後に無数の人がいる。
私が一つのことを成し遂げられるということの背後には、無数の人がおられる。
（ 宮城顗 ）
1413.
互いの重荷を軽くできないのなら、何のために生きているというのか？
（ ジョージ・エリオット ）
1414.
現代は正義と不正とがはっきり分かれて互いに対決しているということはない。
いかなる戦争の条件にしても、その最前線に於(おい)ては一つの正義と、もう一つの正義との、つまり正義同士のぶつかり合いの不条理によって支配されている。
（ 寺山修司 ）
1415.
上下交々(こもごも)利をとれば、国危うからん。
（ 孟子 ）
1416.
我々が人の役に立つのは、何をしようとしているかでなく、何をしているかである。
（ ヘンリー・ウォード・ビーチャー ）
1417.
徳をもって人を支配する者は王たり。
力をもって人を支配する者は弱し。
富をもって人を支配する者は貧し。
（ 荀子 ）
1418.
最高のコラムとは、読んだ人が怒り心頭に発して、新聞を投げ捨てるものだ。
（ ウィリアム・サファイア ）
1419.
なぜ金持ちは貧乏人に対してあんなに過酷なのか。
貧乏人になる心配がないからだ。
なぜ貴族は民衆をあんなに軽蔑するのか。
決して平民になることはないからだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
1420.
いまの世の中では、
政治家というものは、
なにか立派なことを
してみせなくてもいい。
バカなことさえ、
してくれなければいいのだ。
（ 花森安治 ）
1421.
環境さえ整っていれば、ボクのような体の不自由な障害者は、障害者でなくなる。
（ 乙武洋匡 ）
1422.
国家を批判することはあなたの権利であるが、国家があなたであるということを忘れないように。
（ ドイツの格言 ）
1423.
二十代に社会主義者でなかった者は、良心が足りない。
四十代に保守派でなかった者は、おつむが足りない。
（ ウィンストン・チャーチル ）
1424.
思想が世の中を支配する。
（ ジョセフ・マーフィー ）
1425.
世の中には、不正よりもさらに悪いものがある。
それは、力を持たない正義である。
（ オスカー・ワイルド ）
1426.
資本主義社会は、いわば一つの壮大なサーカスだった。
（ 寺山修司 ）
1427.
いったん戦争がおこってしまうと、戦争に異議をとなえることはたいへんむずかしく、戦争に協力するしか道は残されていない。
そして、戦争に協力しているうちに、やがてみずから率先して積極的に戦争を推進するようにもなってゆくのである。
（ 大島孝一 ）
1428.
いい国つくろう、何度でも。
（ 広告コピー ）
1429.
最高の愛国心とは、あなたの国が不名誉で、悪辣(あくらつ)で、馬鹿みたいなことをしている時に、それを言ってやることだ。
（ ジュリアン・バーンズ ）
1430.
人は愛よりも憎しみによって結ばれる。
人間の連帯は愛ではなく共通の敵を作ることで可能になる。
（ 遠藤周作 ）

1431.
政府万能主義で、何事も政府に依頼せんと欲するは、国民一般の元気なき表徴であって、腑甲斐なき至りといわねばならない。
（ 渋沢栄一 ）
1432.
他の人が苦しんでいる時に楽しむためには固い心が必要だ。
あるいは、他の人が飢えている時に飽食するためには。
（ エルネスト・カルデナル ）
1433.
自分に理のある時は和解に応じ、
先方に理のある時は訴えるのが得策である。
（ ヴォルテール ）
1434.
天下のことは、すべからくこれ第一等の計画をとるべし、
断じて第二等の手段に出(い)づるなかれ。
（ 横井小楠 ）
1435.
何ごとでも習慣化されると、われわれはつい無関心になって順応しやすい。
結果としては、それを承認してしまうようなことが、しばしばある。
（ 亀井勝一郎 ）
1436.
平和への希望が見えるや
ただちに平和を求め、
平和を持ち得ぬ限りは
戦争のための援助を捜し求める。
これが、正しい理性の命ずるところである。
（ トマス・ホッブズ ）
1437.
戦争の本質は、実は少年たちの「戦争ごっこ」の中に根ざしている。
十歳や十五歳の少年が、戦争ファンであるあいだ戦争はなくならない。
少年たちが成長するように、彼らの「戦争」もまた成長してゆくのだから。
（ 寺山修司 ）
1438.
よかろうと思う家老は悪かろう
もとの家老がやはりよかろう
（ 仙厓和尚［仙厓義梵］ ）
1439.
万人が彼は皇帝の地位にふさわしいと思ったであろう。
彼が実際に皇帝になりさえしなかったならば。
（ タキトゥス ）
1440.
書きことばには政治性があり、話しことばには社会性がある。
（ 寺山修司 ）

1441.
「社会に出たら困るぞ」と脅しながら、児童・生徒をコントロールしようとする教師が、私は嫌いです。
そして、先生がいう「社会に出たら困ること」のほとんどは、実際に社会に出た時には困らない。
（ 木村草太 ）
1442.
時代が変わると左翼が右翼になり、右翼が左翼になる。
ボタンを付け替えるように、簡単に変わっちゃう。
（ 吉本隆明 ）
1443.
いつの時代も弱か者は虐げられるとたい。
（ 遠藤周作 ）
1444.
最初に原子兵器を使用するような政府を戦争犯罪者とみなす。
（ 「ストックホルムアピール」 ）
1445.
自由は、決して圧制者の方から自発的に与えられることはない。
しいたげられている者の方から要求しなくてはならないのだ。
（ キング牧師 ）
1446.
働き過ぎが悪いことだと思う人は、たぶん左翼の運動家に洗脳されているのでしょう。
（ 村西とおる ）
1447.
戦争を回避するというのは、政治の一番基本の仕事だ。
（ 石破茂 ）
1448.
真のリーダーとは、合意を探す者ではなく、合意の形成者となる者である。
（ キング牧師 ）
1449.
“平和とは”
人の痛みがわかる心を持つ事です
（ 下平作江 ）
1450.
独創性のない人間に
未来は任せられない。
（ 草柳大蔵 ）

1451.
助けようとする気持ちは、
助けられる人にも必要だ。
（ 田中正造 ）
1452.
「空気が読めない」とは、
補うべき欠落ではなく、
全体主義に対するささやかな抵抗、
と解することもできる。
（ ノーマ・フィールド ）
1453.
民の心をもってするのではなくて、
民となれよ。
（ 田中正造 ）
1454.
権力は人を酔わせる。
酒に酔った者はいつかさめるが、権力に酔った者は、さめることを知らない。
（ J・F・バーンズ ）
1455.
平等主義者は彼ら自身の水準まで他人を引き上げることを望むが、彼ら自身以上に引き上げようとはしない。
（ サミュエル・ジョンソン ）
1456.
最も偉大な将軍とは、犯した誤りが最も少ない将軍である。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
1457.
過去をより遠くまで振り返ることができれば、未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう。
（ ウィンストン・チャーチル ）
1458.
対話の真の精神は、
互いの所見をくつがえすことではなく、
積み重ねていくことにある。
（ ブルワー・リットン ）
1459.
戦争の前は憤怒なり、
戦争の中は悲惨なり、
戦争の後は滑稽なり。
（ 長谷川如是閑 ）
1460.
不正に対する感覚が鈍ること―それは、知性が浅はかな証拠である
（ エマーソン ）

1461.
政治家のまやかしにはうんざりだ。
私が犬を好きなのは、政治家の様にウソをついたり裏切ったりしないからだ。
（ アラン・ドロン ）
1462.
無知は無罪ではない、有罪である。
（ ロバート・ブラウニング ）
1463.
敗戦より痛ましいことはないが、勝利もまた得るところより失うところ大である。
（ ウェルリントン ）
1464.
言論が堕落したところでは精神も堕落している。
（ セネカ ）
1465.
戦争は従属ほど負担が重くない。
（ ヴォルテール ）
1466.
世界の快癒はいろいろな処置をほどこすことによってではなく、ものの考え方を改めることによってもたらされるのだと世界自身が気づくときに、ようやく世界は立ちなおることができよう。
（ シュバイツァー ）
1467.
我々のゴールは我々の時代の平和でなく、永続的な平和だ。
（ ハリー・トルーマン ）
1468.
人を説得する秘訣は、教えないふりをして相手に教え、相手が知らないことは、忘れていたのだろうと言ってやることだ。
（ チェスターフィールド ）
1469.
弱い者ほど、社会のせいにする。
社会が悪い、体制が悪い、環境が悪い。
（ 加藤諦三 ）
1470.
日夜大きなプレッシャーがあるのです。
笑わなければ死んでしまうでしょう。
（ エイブラハム・リンカーン ）

1471.
全ての人々が、あと、ほんの少しずつ、優しくなれますように…。
（ ゲーム『ファイナルファンタジー・タクティクス』 ）
1472.
人間は、差が激しい時代が長く続くと、
平等にしたとき喜んで働く。
ところが平等が長く続くと、
残念ながら今度は差が欲しくなる。
それが人間の本性だと思う。
（ 日下公人 ）
1473.
私たちが一歩前進するのは、人の意見が自分と異なるのを認める時である。
この一歩は私たちの耳と心を、あらゆる人々に向かって開いてくれる。
（ ヘーゼルデン財団 ）
1474.
世界を改革しようとした純真な人間が今まで何人も処刑場に消えたが、そういう人間は何百年、何千年と語り草になっているのに、多くの王侯は歴史の上で省略されてしまっている。
（ シラー ）
1475.
悪しき平和は戦争よりも悪い。
（ タキトゥス ）
1476.
強くなかったら、
ケンカの仲裁もできないんだよ。
（ 宗道臣 ）
1477.
力はすべてを征服するが、その勝利は短い。
（ エイブラハム・リンカーン ）
1478.
困難あり、便法あり、希望あり。
（ 毛沢東 ）
1479.
戦うに時があり、和するに時がある。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言 ）
1480.
役職とは権力ではない。
責任の所在を示している。
大任重責と知るべきである。
（ 安藤百福 ）

1481.
もしある朝目を覚ますと、全ての人間が同じ人種、同じ宗教、同じ肌の色になっているとしたら、我々は正午までに別の偏見のタネを捜し出すことだろう。
（ ジョージ・エイケン ）
1482.
ジャーナリストは、真実でないと自ら心得ている事柄を語る。
しかも、それをしゃべり続けているうちに、真実になるかもしれないと願っている。
（ アーノルド・ベネット ）
1483.
かなしみはちからに、欲(ほ)りはいつくしみに、いかりは智慧(ちえ)にみちびかるべし。
（ 宮沢賢治 ）
1484.
彼ら（＝大臣）は非常に低いところから落ちるので、落ちたところでいっこうに傷つかない。
（ アナトール・フランス ）
1485.
生きるということだって、
他のいかなることだって、
正義という一大事にくらべれば、
二の次だとしなければならない。
（ ソクラテス ）
1486.
敵に秘密を知られたくないなら、
味方にももらしてはいけない。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
1487.
成功とは、情熱を失わずに失敗から失敗へと突き進むことである。
（ ウィンストン・チャーチル ）
1488.
英雄のいない国は不幸だが、英雄を必要とする国はもっと不幸だ。
（ ベルトルト・ブレヒト ）
1489.
民衆は組織されなければ力を持たない。
（ クワメ・エンクルマ ）
1490.
幸福な人の世界は、
不幸な人の世界とは別の世界である。
（ ヴィトゲンシュタイン ）

1491.
時にかなった発言とは何か。
行動することである。
そして、自らの義務を果たしている人に敬意を払うことである。
（ ホセ・マルティ ）
1492.
政治家が戦争を始め、兵隊はそこに巻き込まれて戦い、そして死んでいくのだ。
（ 作者不詳 ）
1493.
堅忍は暴力よりも有効であって、まとめて取れないものも少しずつやれば大抵は手に入る。
絶えず続いているということは恐ろしいものである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
1494.
１．これ以上悪くなりようのない物事も、悪化する。
（ チズホルムの第一法則の発展型 ）
1495.
重大な状況において、ほんのちょっとしたことが、最も大きな出来事をつねに決定する。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
1496.
政治における最悪の態度は、決定を避けようとする態度であり、さらに悪いのは、相矛盾する決定を行うことである。
（ ロベルト・シューマン ）
1497.
着る物も住む場所も乗物も変わったが、人間の中味はたいして変わっていない。
（ 帚木蓬生 ）
1498.
万人の福利を願うことが自らの福利につながる。
自分や自分の所属する小社会のみの福利を願う人は利己的であって、そうすることは、けっしてその人のためにはならない。
（ マハトマ・ガンジー ）
1499.
死人のみが、戦争の終わりを知る。
（ プラトン ）
1500.
大多数の人間は、静かな絶望の生活を送っている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）

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