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2901.
人間である以上、相性の合う人・合わない人がいるのは当然です。
しかし少なくとも仕事の場では、マネジメントに個人的な好悪が入ることは許されません。
（ 小山昇 ）
2902.
オーナーには直言してくれる人がいないじゃないですか。
みんなオーナーが気持ち良くなる話しかしてこないでしょう。
人間偉くなるとそうなるものです。
（ 野村克也 ）
2903.
何人か知っている変わり者がいずれもおそろしく歳を取らない人々であることから逆算して考えるに、我々を老化させているのは「同調」なんではなかろうか。
（ 小田嶋隆 ）
2904.
相手に受け入れてもらおうという気持ちは大事だけれど、その気持ちが強過ぎると笑顔も硬くなってしまうよ。
（ 右近勝吉 ）
2905.
頼み事をした人とされた人では、頼み事をされた人のほうが、より相手を好きになってしまう傾向がある。
つまり、頼み事をすることが、人に好かれる秘訣なのだ。
（ ながれおとや ）
2906.
むやみに孤独を恐れるな。
むしろ積極的に孤独をつくり出し、そこに充実感を持つ単独者たれ。
（ 齋藤孝 ）
2907.
三十六歳の大人だって四歳の子供と同じように抱きしめて欲しい。
（ ビクター・B・ミラー ）
2908.
先進国にも、一つの貧しさがあります。
それは、お互い同士、心を許していない貧しさ、精神的貧困、淋しさ、愛の欠如からくる貧しさと言っていいでしょう。
（ マザー・テレサ ）
2909.
凶悪犯罪をしたから凶悪な男だとか、そういうふうにはちっとも思えないし、また逆に、自分がいつ凶悪犯になるか、それもわからないですよ。
（ 吉本隆明 ）
2910.
上品なだけでなく
心のこもった礼儀正しさは、
社会的な成功をおさめるためには、
何よりも頼りになる助手であり、
それがないばかりに失敗した人も大勢いる。
（ サミュエル・スマイルズ ）
2911.
天才は万人から人類の花と認められながら、いたるところに苦難と混乱を惹起(じゃっき)する。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
2912.
一人に慣れると人を信用できない。
（ ドラマ『ユーリカ　〜地図にない街〜　シーズン２』 ）
2913.
うっかり他人のことを真に理解しようとし出すと、自分の人生観が根っこのあたりでぐらついてくる。
これはやはり「命がけ」と表現していいことではなかろうか。
（ 河合隼雄 ）
2914.
ＧＮＰ──保険セールスの三種の神器。
義理（Ｇ）、人情（Ｎ）、プレゼント（Ｐ）。
（ 漫画『インベスターＺ』 ）
2915.
人をあなどり軽んじると
憂いが生じる。
（ 『管子』 ）
2916.
人が笑うのは他人のこと。
人が泣くのは自分自身のこと。
（ インドの格言 ）
2917.
礼儀は下から、慈悲は上から。
（ 日本のことわざ ）
2918.
ふところがあたたたかいときは、
誰もがくつろいだ気分でおしゃべりをする。
（ 北山節子 ）
2919.
無始無終の宇宙生命に比すれば、人の命は決して長いものではない。
従ってどんなに愛し合っても、また健康であっても、百年と一所に生活はできるものではないということに想到したら、終始一貫笑顔で睦まじく暮らすのが、最も正しい人生生活だ。
（ 中村天風 ）
2920.
性格の不一致といわれるものの大半は、情緒的未成熟です。
（ 加藤諦三 ）
2921.
他人の言いなりになる人の周りには、ずるい人が集まります。
（ 加藤諦三 ）
2922.
勇気がありませんねェ。
どうして喧嘩しないんですかァ？
（ 橋本治 ）
2923.
運命は深い傷を負わせるものですけれど、たいていは癒(なお)ります。
心が人の心に負わせた傷、心が自分に負わせた傷は、癒(なお)らないものです。
（ ゲーテ ）
2924.
（本当に）好きな人であれば、
いくら欠点があっても、
その人を愛しているという気持ちがあるかぎり、
ずっとつきあっていられる。
（ 斎藤茂太 ）
2925.
人に憎しみを持たないようにすると、必ず綺麗になりますよ。
やさしい心と奉仕の精神が美しさと若さを保つ何よりの化粧品なのです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
2926.
この世には、
２種類の人間がいる。
穏健な人間と陰険な人間だ。
（ ながれおとや ）
2927.
誰かに手を差しのべるのに必要なものは、シンプルだぞ。
何があっても、俺はお前の味方だって覚悟、お前を信じるっていう覚悟、それだけだ。
（ アニメ『サーヴァンプ』 ）
2928.
あら探しばかりしていないで、良い面に目を向ける。
自分や人が物事をちゃんとやっているところを見つけるように心がける。
（ ボブ・モワッド ）
2929.
人が不当な目にあったとき、最もしてはいけないのが、不当な方法による復讐です。
なぜしてはならないか、分かりますか？
それは、あなたが最初に受けた不当を、誰も不当だとは思わなくなってしまうからです。
それどころか、やっぱりそういう人間だったんだと、あなた自身が思われてしまうからです。
（ ドラマ『相棒』シリーズ ）
2930.
気をつけたいのは、他人と（自分を）比べて、自分が高い所に立とうとする心だ。
（中略）こういう人は、心の底で自分に失望していて、他人をけなすことで心のバランスを保とうとしている。
他人を自分より低く見ると、自分に価値があると思えてくる。
（ 小泉吉宏 ）

2931.
人間の最も基本的な欲求は、（他人を）理解したり（他人に）理解されたりすることである。
（ ラルフ・G・ニコルス ）
2932.
貧乏人の親類縁者は、見つけ出すのに骨が折れる。
（ メナンドロス ）
2933.
「飲み会になど参加したくないし、行ったって上司と話す気にならない」という部下も、「飲み会じゃなければ、ぶっちゃけた話ができない」という上司も、どちらもコミュニケーション不全を引き起こす。
（ 渡辺幹 ）
2934.
（他人に対して）「ノン」と言うのは思い上がりからであり、「ウイ」と言うのは気の弱さからである。
（ ラルボー ）
2935.
（職場で）みんなが「あの人、いい人ね」って言って近づいていくような人と付き合ったって、みんな寄ってくるから、面倒なんて見てくれないよ。
若いときには、煙たくて恐くて嫌われてるような人に（仕事を）教わるのがいいんだよ。
（ 萩本欽一 ）
2936.
人に真実を語りたいのであれば、相手を笑わせることだ。
さもないと、相手はあなたに殺意を抱くことになるだろう。
（ オスカー・ワイルド ）
2937.
性格の違う人と仲良くなることで、人間の幅は広がります。
（ 加藤諦三 ）
2938.
相手と良い人間関係を築きたいなら、会話において、「しかし」「だけど」「でも」のようなBUT接続詞を頻繁に使うのは、BADである。
（ ながれおとや ）
2939.
人間は、他者に強制することをとりわけ好む動物だ。
他者に強制することによって、自分が偉くなったような気がするからである。
一度この味をしめた者は、強制できる既得権をなかなか手放したがらない。
強制する権利や資格が本来はない場合であったとしても。
（ ながれおとや ）
2940.
依存心の強いものは、
人の弱みに敏感である。
（ 桜井章一 ）

2941.
突っ張ることは、物事を複雑にするだけで、解決には至りません。
（ 加藤諦三 ）
2942.
同じモノを食べてる夫と妻は、和合しやすく、仲よしになりやすい。
（ 田辺聖子 ）
2943.
ハイエナが去ってから、犬が吠える。
（ アフリカのことわざ ）
2944.
知らない人間のことを、ぼちぼち知ってゆく、というのはたのしいものである。
（ 田辺聖子 ）
2945.
人生の本当の喜びは、
諸君より劣った連中と一緒に生活することだ。
（ サッカレー ）
2946.
人間にとって一番大事なのは、性根(しょうね)の良さでしょうね。
（ ながれおとや ）
2947.
求める心、謙虚な心さえあれば、
心の鏡は随所にある。
自分の周囲にあるもの、いる人、
これすべて、わが心の反映である。
（ 松下幸之助 ）
2948.
最近の歌には万人に歌われる歌がなくなってきたという感がします。
これは人間関係が希薄になっている社会の反映かも知れません。
歌の幅は心の深さに応じて広がってくるものだと思っています。
（ 芹洋子 ）
2949.
心の温かさ、というものを見失わないようにしてゆけば、（人間に関して）大きく判断を誤ることは少ないと思う。
（ 佐藤忠男 ）
2950.
誰にも好かれる人、というのは、
あまり自分の趣味（＝好み）に固執しないことが多いもののようだ。
（ 田辺聖子 ）

2951.
逢うは別れの始め。
（ 『遺教経』 ）
2952.
センスとは相手の気持ちを読みとること、ただそれのみだ。
（ 三島由紀夫 ）
2953.
「議論は人格攻撃ではないから、議論に負けても人格を否定されたわけではない」とよく言われる。
確かに、議論とは、相手の人格ではなく、意見・考え・考え方を攻撃するものである。
だが、意見・考え・考え方は本人の人格から生まれる。
間接的ではあっても、「人格を否定された」ことに違いはない。
（ ながれおとや ）
2954.
憎悪は人生を麻痺させるのに対し、愛は人生を苦しみから解放する。
（ キング牧師 ）
2955.
悪口というのは、常に必ず自分のところに戻ってくる。
（ 梅崎春生 ）
2956.
男と女の間には
ふかくて暗い河がある
誰も渡れぬ河なれど
（ 能吉利人 ）
2957.
いじめころす（苛殺）──さんざん苦しめ悩まして殺す。
苦しめ抜いて死なせる。
いじりころす。
（ 『精選版 日本国語大辞典』 ）
2958.
人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱烈に聞きなさい。
（ デール・カーネギー ）
2959.
誠あれば則(すなわ)ち形(あらわ)る。
（ 格言 ）
2960.
血は水よりも濃い。
（ 西洋のことわざ ）

2961.
自分のことしか
考えられない人を
鬼という
（ 仏教の法語 ）
2962.
ちょっとした言葉で感情を害して立ち止まってしまっては、時間がもったいないのにね。
（ 忌野清志郎 ）
2963.
輿論(よろん)に於(お)いて人の誤解されやすいのには驚く。
実に驚く。
（ ゲーテ ）
2964.
自尊心を失う十八の心得──
７．自分の欲求は二の次で（あるいは無視し）、もっぱら他人に奉仕する。
（ L・S・バークスデイル ）
2965.
人生は絶えざる錯覚にほかならない。
人は互いに欺き互いに諂(へつ)らうことを、これ事としている。
（ ブレーズ・パスカル ）
2966.
人間関係の基本はギブ・アンド・テイクである。
親子でもない限り、どこかに利害関係がある。
互いにプラス要素があると思えば、つき合いは続く。
それは、お金やモノの貸し借りだけでなく、一緒にいて楽しい、リラックスできる、情報交換できるといった意味も含む。
（ 樺旦純 ）
2967.
他人や社会のために、どれだけのことができるのか。
まわりの人に、どれだけ優しく生きられるのか。
どれだけ多くの人と分かり合えるのか。
（中略）ただ、どれを目指すにしても、絶対に譲れない大前提があった。
それは、「自分を最も大切にしながら」というものだ。
（ 乙武洋匡 ）
2968.
小さな好印象を積み重ねるからこそ、良好なコミュニケーションが生まれるのです。
（ 木村隆志 ）
2969.
大人の世界はジャングルみたいなもんだ。
（中略）顔で微笑していても心のなかでは何を企んでいるかはわかりはしない。
（ 遠藤周作 ）
2970.
早く与える者は二倍与える。
（ プブリリウス・シルス ）

2971.
ダメなんです。
自分の手と手を重ねても。
他人(ひと)の手だからこそ、他人(ひと)の温もりだからこそ、ほっとします。
安心できます。
自分は独りじゃないって分かるからかもしれません。
（ アニメ『ノルン＋ネット』 ）
2972.
してあげた　ことしか覚えて　ない不幸
（ 三谷ゆりえ ）
2973.
我が身を曲げてへり下(くだ)っていれば、安全である。
（ 老子 ）
2974.
接する態度や見方が、相手を大きく変える。
（ 佐藤富雄 ）
2975.
大人とは、裏切られた青年の姿である。
（ 太宰治 ）
2976.
言うて聞かす、いうても、それは一方的に自分の考えを押しつけることになるわ。
（中略）人間の心なんて、ハイ、それでは、ときくもんとちがうわよ。
（ 田辺聖子 ）
2977.
（料理を）食べさせることは、他者を受け入れることの最大ですよ。
作るだけじゃないでしょ、片付けることも、買い物に行くことも入っていますから、全部計算すると４時間なんです。
簡単なことではない。
（ 辰巳芳子 ）
2978.
なにかひと言いいたくなる
この根性の根っこに
人に噛みつくまむしが
住みついていて
ときどき
鎌首をもたげる
（ 浅田正作 ）
2979.
人に会ふとき、もし臆するならば、その相手が婦人とふざけるさまは如何(いか)ならんと思へ。
たいていの相手は論ずるに足らぬやうに見ゆるものなり。
（ 坂本龍馬 ）
2980.
挨拶のうまい男がある。
舌そよぐの観がある。
そこに全精力をそそいでいるかの如(ごと)く見える。
恥かしくないか。
（ 太宰治 ）

2981.
いい人間だと思う女には、ヒトリモノ、あるいは恋人をもってるが結婚してない女が多い。
（ 田辺聖子 ）
2982.
この世に暮して行くからには、どうしても誰かに、ぺこぺこ頭を下げなければいけないのだし、そうして歩一歩、苦労して人を抑えてゆくより他に仕様がないのだ。
（ 太宰治 ）
2983.
言葉に出せば、重荷を抱えた胸が軽くなる。
（ シラー ）
2984.
まずは身の回りの人から幸せにしよう。
（ アリス・ウォーカー ）
2985.
思いだされるような過去形の奴になるのは
何とも不本懐なことではありませんか。
わたしは
「思いだされるような奴」になるよりは
「忘れられない奴」になるべきだ、
と思っています。
（ 寺山修司 ）
2986.
重荷を抱いた胸は、打ち明ければ軽くなる。
（ シラー ）
2987.
他人から何か指摘されると、「上から目線」と言って、猛烈に反発する人がいる。
要は図星なのである。
至らぬ点を指摘されて、プライドを傷つけられ、悔しくて怒っているだけなのである。
「自分より下位、あるいは同位の人間」から言われたのならともかく、「明らかに自分より上位の人間」に対しても「上から目線」と言うのだから、始末に負えない。
（ ながれおとや ）
2988.
できる限り自分の周りの人を尊敬し、決して見くだしてはいけない。
（ コンラッド・ヒルトン ）
2989.
人を見るとき大切のなのは、見えるものより見えないもの。
思いやり、純粋さ、素直さ、優しさ…。
目に見えない人間性を大切に。
（ 美輪明宏 ）
2990.
（他人を非難するより）一番いいのは他人の上に悪いところを探さないことだ。
他人の悪いところを忘れ去り、自分の悪いところを探し出して、深く記憶することである。
（ トルストイ ）

2991.
片手だけでは、音が出ない。
（ モンゴルのことわざ ）
2992.
人は木石(ぼくせき)に非(あら)ず、皆情あり。
（ 白居易 ）
2993.
いじめ（苛）──弱い者などを、苦しめたり悩ませたりすること。
（中略）特に学校において、弱い立場の生徒を集団で肉体的または精神的に苦しめる、陰湿化したいわゆる校内暴力を指すことが多い。
（ 『精選版 日本国語大辞典』 ）
2994.
生きるか死ぬかという段階になれば、例えばかつてはプライドが許さなかった「人に頭を下げる」ことさえ、簡単にできるようになるものです。
（ 美輪明宏 ）
2995.
相手を否定すると、たったそれだけで自分が優位になった気がする。
世の中に他人を否定する行為がはびこるのは、そのためである。
（ ながれおとや ）
2996.
幸福とは、愛情と思いやりに満ち、固く団結した大勢の身内がよその町にいることだ。
（ ジョージ・バーンズ ）
2997.
争いというものは、信用にもとづいた双方からのギブ・アンド・テイクなしには、決して解決しないことを、人生と歴史は流暢に証言しています。
（ キング牧師 ）
2998.
日々の小さな憎しみも、積み重なると心を破壊します。
（ 加藤諦三 ）
2999.
若い女の好悪(こうお)は、振幅が烈(はげ)しくて、いったんきらいだとなると、情け容赦(ようしゃ)もないのであった。
人間的な共感はふっとんでしまって、ただもう、生理的嫌悪(けんお)ばかりが先に立つ。
（ 田辺聖子 ）
3000.
他人を理解する最良の方法は、その人の話に耳を傾ける（＝熱心に聴く）ことである。
（ ラルフ・G・ニコルス ）

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｜26｜27｜28｜29｜30｜
｜31｜32｜33｜34｜35｜
｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
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