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3301.
こころは言葉や態度によって表さないかぎり相手に伝わらない。
（ 山崎房一 ）
3302.
自分のまわりに一人でも人がいたら、最低限のマナーとして、不機嫌をもろにぶつけることは慎むべきだ。
逆に、カラ元気でもいいから明るく振る舞ってみせるのが自立した個人というものだ。
（ 斎藤茂太 ）
3303.
道遥かにして馬の力を知り、日久しくして人の心を見る。
（ 中国のことわざ ）
3304.
怒ったときには、百雷の落ちるように怒れ。
（ 徳川家康 ）
3305.
相談せよ。
あなたが既に決めた道を他者に認めてもらうために。
（ アンブローズ・ビアス ）
3306.
陰口をきくのはたのしいものだ。
人の噂が出ると、話ははずむものである。
みんな知らず知らずに鬼になる。
よほど、批評はしたいものらしい。
（ 小林秀雄 ）
3307.
冷たい心ではなく、
未発達な心。
（ ・フォースター ）
3308.
水に書いた文字のような人とは、水の上に字を書いても、流れて形にならないように、他人の悪口や不快な言葉をきいても、少しも心に跡を留めることもなく、温和な気の満ちている人のことをいう。
（ ブッダ ）
3309.
ある人物と親密になりたければ、ただ頻繁に積極的に話しかけるだけでは、効果はあまり期待できない。
それよりも、相手が興味関心を持っている分野を把握して、必ずや興味関心を示すであろうニュースや話題を調べておき、会った時にそれを提供してあげるぐらいの努力工夫と親切心は必要だろう。
魚釣りにおいて、釣りたい魚の好む餌をつけなければ、狙った魚は決して釣れないのと同じである。
（ ながれおとや ）
3310.
言葉は大切ですよね。
人に言った言葉は自分に返ってきます。
だからできるだけ綺麗であったかい言葉を使いましょう。
（ 阿木燿子 ）
3311.
人間一度信用を得たならば、自ずからその扉は開かれる。
（ 西洋の格言 ）
3312.
不平をこぼす人間には、同情よりも軽蔑が与えられることが多い。
（ サミュエル・ジョンソン ）
3313.
他人の恩義は、そのお返しができると思っているうちは嬉しいが、到底その力もないとなると、感謝より憎悪で報いたくなるものである。
（ タキトゥス ）
3314.
手ぶらで訪問すれば「先生はお昼寝の最中です」と言われるが、贈り物を手にして訪問すれば「先生、どうぞお入り下さい」と言われる。
（ トルコのことわざ ）
3315.
我々はお互いに相手を尊敬すべきだ。
どっちみちお互い大した人間ではないのだから。
百年もすれば完全に忘れ去られてしまう。
人生は自分の手柄話をとくとくと述べたてるには短すぎる。
相手に話をさせよう。
（ デール・カーネギー ）
3316.
いくら粉飾したところで、自分の生地(きじ)は誤魔化し切れない。
正直こそが、処世の一番安全な道。
（ 松下幸之助 ）
3317.
花に嵐のたとえもあるぞ。
「さよなら」だけが人生だ。
（ 井伏鱒二 ）
（ 于武陵 ）
3318.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
3319.
周囲を巻き込む人は、結果としてコミュニケーション上手になっていく。
組織をまとめる役割を果たすことも多い。
なぜなら、こういう人は、まわりの誰かが困っているときにも、「大変そうだね、手伝おうか」などと軽く声をかけ、手を貸していたりするからだ。
（ 斎藤茂太 ）
3320.
寛大は正義の花である。
（ ナサニエル・ホーソーン ）
3321.
自分を上機嫌に保つコツは、
実は二つしかない。
一つは、
他人と自分をくらべて、
どうのこうのと思わないようにしていることだ。
もう一つは、
お金が足りないかもしれないとか、
あの一言はひどいなあとか
いうような心を暗くすることは、
できるだけ忘れてしまうようにすることである。
この二つを身につけるだけで、
人生の悩みのほとんどは
消えてなくなってしまうに違いない。
（ 斎藤茂太 ）
3322.
成功するということは、
成功しない人達から
仲間はずれにされるということ。
（ 石井貴士 ）
3323.
およそ人を扱う場合には、相手を論理の動物だと思ってはならない。
相手は感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということを、よく心得ておかねばならない。
（ デール・カーネギー ）
3324.
孤独な生活をしている人たちは、心の中に何か鬱積したものがあって、機会があればそれを喜んで人に話したがるものである。
（ チェーホフ ）
3325.
嫌なだけの人間はいない。
悪いだけの人間はいない。
どの方向から見ても同じ性格の奴はいないし、どの時点でも同じ性格の奴もいない。
（ アニメ『＜物語＞シリーズ　セカンドシーズン「花物語」』 ）
3326.
あなたの短所を攻めるのが敵。
あなたの長所を認めるのがライバル。
（ 斎藤茂太 ）
3327.
約束したのか。
では、それを守れ。
約束しなかったのか。
では、それで押し通せ。
（ ロシアの格言 ）
3328.
怖くもない人間を恐れるほど
馬鹿げたことはないのである。
（ 武者小路実篤 ）
3329.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
（ キケロ ）
3330.
砂に書いた文字のような人とは、しばしば腹を立てるが、その怒りが、砂に書いた文字のように、速やかに消え去る人を指す。
（ ブッダ ）

3331.
世渡り上手、才子、利口者の善行は、何かためにするところのある善行で、すべて偽善である。
偽善の流す害毒は、不善よりもなおはなはだし。
（ 山田愛剣 ）
3332.
人のためにお金を使おう。
人生の利回りは意外に高い。
（ 斎藤茂太 ）
3333.
（人と）衝突したら、大事な相手だからこそ、衝突したのだと考えよう。
大事な相手なら、どっちが頭を下げたっていいじゃないか。
なら、自分から詫びを入れよう、ということになっていく。
（ 斎藤茂太 ）
3334.
謙虚な人は誰からも好かれる。
それなのにどうして謙虚な人になろうとしないのだろうか。
（ トルストイ ）
3335.
人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない。
（ キルケゴール ）
3336.
孤独なとき、我々は自分の生活、思い出、周囲の細かな状況に強い関心を抱く。
（ ヴァージニア・ウルフ ）
3337.
もし自分が間違っていたと素直に認める勇気があるなら、災いを転じて福となすことができる。
過ちを認めれば、周囲の者がこちらを見直すだけでなく、自分自身を見直すようになるからだ。
（ デール・カーネギー ）
3338.
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。
（ 三木清 ）
3339.
愛と憎しみは双生児である。
愛すればこそ憎むし、
憎むほどの思いがあってはじめて愛するのだ。
（ 野上弥生子 ）
3340.
私はいまだかつて嫌いな人に逢ったことがない。
（ 淀川長治 ）

3341.
自然に見えたいという欲求ほど、自然になるのを妨げるものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
3342.
侮辱は相手のせいではなく、侮辱されたと思い込むせいだ。
（ エピクテトス ）
3343.
おだやかな心は問題を解決します。
怒りにふるえ、悲しみに打ちひしがれ、嫉妬に狂った心は問題をますます混乱させます。
問題の解決は心のおだやかな時にしなさい。
（ ジョセフ・マーフィー ）
3344.
逆境の際の最大の慰めは、思いやりのある心に出会うことだ。
（ メナンドロス ）
3345.
隣人の好(よし)みは金銀にまさる。
（ ことわざ ）
3346.
良薬は口に苦く、
出る杭は打たれる習ひ。
（ 平賀源内 ）
3347.
団結の力がなければ、
いくら良い方針であっても
実行することはできない。
（ 安昌浩 ）
3348.
最も賢明なことは、
自分を自分の打ち明け相手にすることである。
（ スタンダール ）
3349.
（私は）相手の言い分が間違っていても、すぐさま相手をやり込めるのは差し控えて、「なるほど君の言うことは一応もっともだが、こんな場合にはちょっと当てはまらないのではないか」といった具合に切り出す。
このやり方に切り換えてみると、ずいぶん得る所があった。
人との話し合いがすらすらと運ぶようになった。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
3350.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）

3351.
口に大義を唱えても、心に一致する何ものもなければ、同志も同志ではない。
（ 曹操孟徳 ）
（ 『三国志』 ）
3352.
人にほめられる人よりも、人をほめられる人が賢者。
（ 斎藤茂太 ）
3353.
人と交わるには心で交われ。
樹に（水を）注ぐには根に注げ。
（ 中国のことわざ ）
3354.
無知が幸福である場合には、賢くなるのは控えるべきだ。
（ 西洋の格言 ）
3355.
自分が弱虫であり、その弱さは芯の芯まで自分に付きまとっているのだ、という事実を認めることから、他人を見、社会を見、文学を読み、人生を考えることができる。
（ 遠藤周作 ）
3356.
確実に幸福な人となるただ一つの道は、人を愛することだ。
（ トルストイ ）
3357.
太っ腹に相手を信用してかかり、美点を探すのでなければならぬ。
人間に期待をかける人こそ、もっともよく報いられるものである。
（ アラン ）
3358.
ケンカのいいところは、仲直りができることね。
（ 映画『ジャイアンツ』 ）
3359.
おのれ自身を認識したければ、他人の振る舞いを見るがいい。
他人を理解したければ、おのれ自身の心の中をのぞくがいい。
（ シラー ）
3360.
笑顔で相手に話しかける人、
相手に話しかけられたら笑顔を返す人、
穏やかに相手に話す人、
相手に話しかけられたら穏やかに受け止める人、
そんな人が成功している。
（ 松下幸之助 ）

3361.
我々に関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。
（ ニーチェ ）
3362.
愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
3363.
働きかけをあきらめることも、場合によっては働きかけそのものとまったく同様の効果をあげるものである。
（ モンテーニュ ）
3364.
部下をやる気にさせるためのいちばん勇気ある方法は、間違えること、彼らとの議論に負けることだ。
（ デイル・ドーテン ）
3365.
人は愛しているかぎり許す。
（ ラ・ロシュフコー ）
3366.
金銭、快楽、名誉を愛する者は、人を愛することができない。
（ エピクテトス ）
3367.
生きていくには、過去のことは水に流して、昔の恨みや悲しみをいつまでも考え続けることは絶対にしてはいけません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
3368.
人がいらだったり、不機嫌だったりするのは、あまり長い間立ち通しでいたせいであることがよくある。
そういう時、その人の不機嫌に対して理屈をこねあげたりしてはいけない。
椅子を差し出してやるがいい。
（ アラン ）
3369.
あなた方ねえ、苦労したり、悩んだり、人を憎んだり、怖れたり、悲しんでるとき、気持ちいいですか。
あんな嫌な気持ちはなかろう。
その嫌な気持ちをなぜ心にさせるんだ。
喜ばせてやれ。
しじゅう楽しく考えさせてやれ。
それが心に対するあなた方の義務だぜ。
（ 中村天風 ）
3370.
笑顔は人のためならず。
ニコニコ顔の効用は、相手を快くさせることばかりではない。
笑顔を心がけているうちに、自分自身の心までときほぐされてくるのだ。
（ 斎藤茂太 ）

3371.
嘘つきに与えられる罰は、
少なくとも彼が人から信じられなくなるということではない。
むしろ、彼が誰をも信じられなくなるということである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
3372.
侮辱した人は砂に書くが、侮辱された人は鉄に書く。
（ ドイツのことわざ ）
3373.
恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛に変わる。
（ 映画『スターウォーズ』 ）
3374.
こちらが望んでいること、こうやりたいと欲していることをスムーズに受け入れてもらうためには、まず先方の心を知らねばならない。
（ 本田宗一郎 ）
3375.
他人は自分より偉いのだと考えるほうが、結局得だ。
（ 松下幸之助 ）
3376.
誰からも信頼され尊敬されるには、
日頃から細かい心遣(づか)いをしなければならない。
（ 『十八史略』 ）
（ 曾先之 ）
3377.
世の中というものは、自分のためばかり考えていると、結局は自分のためになっていないことが多い。
人のためだと思ってやったことが、まわりまわって自分のところに帰ってくるものだ。
（ 越後正一 ）
3378.
愛は憎しみの始まり。
（ 格言 ）
3379.
孤独でいかに暮らすかを知らない者は、忙しい群集の中でいかに忙しく暮らすかも知らない。
（ ボードレール ）
3380.
遅延は怒りに対する最良の治療薬。
（ セネカ ）

3381.
かんしゃくの　くの字を捨てれば　かんしゃなり　一字違いで　心愉しむ
（ 斎藤茂太 ）
3382.
わずかな親切の行いと、短い愛の言葉が、この世を天国のごとく楽園にする。
（ オスグード ）
3383.
いかなる時でも、お辞儀はし足りないよりも、し過ぎたほうが良い。
（ トルストイ ）
3384.
隣人を愛せよ。
（ 『新約聖書』 ）
3385.
好人物は何よりも先に、天上の神に似たものである。
第一に、歓喜を語るに良い。
第二に、不平を訴えるのに良い。
第三に、いてもいなくても良い。
（ 芥川龍之介 ）
3386.
自らねじれている人間が他人を真っすぐにできるなどとは、聞いたこともない。
（ 孟子 ）
3387.
人間は互いにだまし合うことがなければ、社会生活を継続することはできない。
（ ラ・ロシュフコー ）
3388.
私は隣人に対する愛を諸君には勧めない。
私が諸君に勧めるのは遠き者に対する愛である。
（ ニーチェ ）
3389.
冗談による笑いは、世界を開き、これまでと異なる見方を一瞬に導入するような効果をもつことがある。
八方ふさがりと思えるとき、笑いが思いがけぬ方向に突破口を開いてくれる。
（ 河合隼雄 ）
3390.
「すみません」の代わりに「ありがとう」と言おう。
（ よく言われる言葉 ）

3391.
加害行為は一気にやってしまえ。
長期に渡って相手を被害状態に置かないように配慮すれば、それだけ相手を怒らせないですむ。
これにひきかえ、恩恵を与える場合は、たっぷり相手に味わってもらうように小出しに与えよ。
（ マキャヴェリ ）
3392.
制服というものは、人間に安堵と尊敬とを同時に与える。
そして全ての服装は、多かれ少なかれ制服である。
（ アラン ）
3393.
人は信じなさい。
しかし、油断もしてはいけません。
（ フィンリー・ピーター・ダン ）
3394.
幸せな者は寛容を、不幸せな者には哀れみを。
（ 『聖書』 ）
3395.
思いやりこそは最も重要な、そしておそらくは全人類の唯一の生活の規範なのだ。
（ ドストエフスキー ）
3396.
私たちは肩を寄せ合って生きています。
だから、この世における私たちの第一の目的は、他人の役に立つことです。
たとえ他人の役に立てない者でも、他人を傷つけてはいけません。
（ ダライ・ラマ14世 ）
3397.
私は決して拒絶しないし、決して反対しない。
忘れてしまうことは時々ある。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
3398.
知ることが少なければ愛することも少ない。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
3399.
喧嘩をしたあと、いちばんいいのはさりげなく、しかもきちんと謝ることです。
かといって大げさに詫びないこと。
大仰(おおぎょう)に謝られると、詫びられたほうが身の置き所がなくなってしまう。
（ 斎藤茂太 ）
3400.
あなたの真実が嫌われるのは、あなたの偽りが愛されるよりもいい。
（ アンドレ・ジッド ）

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