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1901.
何かを始めたり、
創造したりする時、
一つの基本的な真理があります。
それは、人が心の底から決心する時、
神の力が働き出すということです。
起こるはずが無いようなことが、
あなたを助けるために、
いろいろと起こってきます。
決心した時から、
すべてが大きな流れとなって動き出し、
それまで誰にも予想できなかった事件や出会いや物的援助が、
あなたのために起こってくるのです。
（ W・H・マレー ）
1902.
我々には誰しも、
不完全にしか習得していないために
いつまでたっても実際の役に立たない
知識や技術がいくつかあるものです。
（ フィリップ・ギルバート・ハマトン ）
1903.
アーティストと工業デザイナーは全然違う。
工業デザイナーが作るのは、「売らんがためのデザイン」ではなくて「使うためのデザイン」。
「良い」ではなくて「正しい」デザイン。
（ 水戸岡鋭治 ）
1904.
人がワーッと集まっているところには、何かおもしろいものがある。
必ずいいものがあるとは限らないが、十のうち一つや二つは、「ああそうか、こんなことがあるのか」と目を見開かされる。
ときには自分のアイデアや持っている能力と結びつけて、新しいマーケットが開けることがある。
（ 堀場雅夫 ）
1905.
なぜ、友達に愉快な奴だと思われる必要があるんだろう。
こういうタチの人は自動的にみんなに気をつかって、サービスしてしまうんだろうけれど。
それは他人のためというより、つまりは自分の立場をよくしたい、自分を楽なポジションに置いておきたいからだ。
（ 岡本太郎 ）
1906.
人生において必ず幸運が訪れます。
その幸運を逃さぬよう、準備することが大切よ。
（ ジュリー・アンドリュース ）
1907.
私は断言する。
真の芸術家は醜いものだ。
（ 太宰治 ）
1908.
後世に残るから一流
とは限らない。
一流だから後世に残る
とは限らない。
（ 田辺聖子 ）
1909.
遊びや文化は人生に欠かせない必要ムダ。
芸術に親しむゆとりをもてば、心が解き放たれて楽になる。
（ 美輪明宏 ）
1910.
偉大な芸術とは、芸術的才能による純粋な魂の表現である。
（ ジョン・ラスキン ）
1911.
感情は信じられないが
感覚は裏切らないとおもう
（ 長田弘 ）
1912.
作品を作るということは、自分の心の中を覗(のぞ)き続けるということだ。
どんなに醜くても、情けなくても、向き合わなくてはならない。
（ ドラマ『重版出来！』 ）
1913.
自分に満足した人は天狗になり発展が止まる。
自分に満足できないから向上心が生まれるのです。
「まだ足りぬ、踊り踊りてあの世まで」という、
ある名優の言葉もあるのです。
（ 美輪明宏 ）
1914.
雨を感じられる人々もいるし、ただ濡れるだけの人々もいる。
（ ボブ・マーリー ）
1915.
どんなに論理が正しくても、
気持ちが動かないものには価値はない。
最後の決め手は感動。
（ 漫画『インベスターＺ』 ）
1916.
古人の残して行った幾多の芸術は、新しいという、また古いという時間的生命に、支配されることはない。
そこには時間と共に亡び去ることのない、永遠の生命が躍動している。
自らの生命を打ちこんで築き上げた、自らの世界をもっている者の強さがそこにある。
（ 九条武子 ）
1917.
私が現実を離れるのは、金銭という抽象物の世界から、色と形と匂いの世界に戻るためなのです。
（ 辻邦生 ）
1918.
この世にあるもの森羅万象、
なんでもお師匠はんや。
（ 2代目 野沢喜左衛門 ）
1919.
真の勝利とは、人の心を動かすこと！
感動を与えることだ！
（ 漫画『インベスターＺ』 ）
1920.
人間は骨董品のタンスと同じ。
手間隙かけて作られたものは、時間を経ても愛され続けるのです。
自分を磨く時間を惜しんではいけません。
（ 美輪明宏 ）
1921.
創造というのは、意識を集中し、潜在意識を働かせて深く考え続けるという苦しみの中から、ようやく生まれ出るものだ。
（ 稲盛和夫 ）
1922.
私たちの人生は、私たちのアートである。
（ ジョン・レノン ）
1923.
独創性の秘訣は、何からそのアイデアを思いついたかを明かさないことである。
（ アインシュタイン ）
1924.
絶対に反抗することができない世界で、弱腰になったら負けてしまう。
だから逆に挑戦した。
（ 岡本太郎 ）
1925.
チェロが一番響くのは、弦の切れる直前。
（ 長田弘 ）
1926.
想像力のない奴に、翼は持てない。
（ モハメド・アリ ）
1927.
作家って何でもあり、
小説って何でもあり、
真っ白なカンバスに好き勝手に絵を描けばいい、
と思っていたのです。
作家は“全能の神”で、
登場人物は作家が思った通りに動くんだ、
って考えていました。
でも、それは間違っていましたね。
（登場人物は）作家の思い通りには動かないのです。
（ 池井戸潤 ）
1928.
文学とは私にとって修辞学や言葉の美だけのものではなかった。
それはまず、人間の真実であり、生きた人間と、その心の闘いを描くものの筈だった。
（ 遠藤周作 ）
1929.
偶然はつねに美しい。
（ 寺山修司 ）
1930.
和食は「引き算」の美学。
そこには、余計なものを「引く」ことで本質をシンプルに「引き」たてる、「水墨画」のような味わいがあります。
（ 味の素の和・洋 調味料群の広告の説明文 ）

1931.
半端にして怠れば前功を失い未熟に復(かえ)る
（ 安積艮斎 ）
1932.
天才が作るものはすべて、熱心さが作り出すものだ。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
1933.
どんな悪党が小説書いたって、誰も文句言うやつはいないわけです。
そういうことで言えば、人間について、文化芸術ほど自由なことはないんです。
（ 吉本隆明 ）
1934.
（勉強が得意なら学者！）
スポーツが得意ならスポーツ選手！
絵が得意なら画家！
お金持ちや有名人になって、（いじめたやつを）見返すのだ！
「今にみておれ」のことばを忘れちゃいかん！
（ 漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』 ）
1935.
自分は今、あることをノートに書こうとしていると思うと、
そうでない時より特に注意深く見るし、
書きながら、実際当を得た言葉も生まれてくる。
（ サマセット・モーム ）
1936.
一般に報酬というものが業績を伸ばすのに役立たず、しばしば業績を妨げることは、いろいろな種類の仕事において見られるが、それは特に創造性を要する仕事において著しい。
（ アルフィ・コーン ）
1937.
置いてある物を見るときは、近くでなく、距離をおいて見るとよい。
（ ある女性スタイリストの言葉 ）
1938.
いひおほせて何かある
（ 松尾芭蕉 ）
1939.
まず、出来るって言うんだよ。
方法はそれから考えるのさ。
（ 円谷英二 ）
1940.
人は本来そうであったものになる。
ベートーヴェンですら、
ベートーヴェンになった。
（ ランディ・ニューマン ）

1941.
物語は愛の贈り物です。
（ ルイス・キャロル ）
1942.
感情を込めて描かれた肖像画はすべて、その芸術家の肖像画であり、そこに座っている人のではない。
（ オスカー・ワイルド ）
1943.
一人の外国文学者が、私の「父」という短篇を評して、（まことに面白く読めたが、翌(あく)る朝になったら何も残らぬ）と言ったという。
このひとの求めているものは、宿酔(ふつかよい)である。
そのときに面白く読めたという、それが即ち幸福感である。
宿酔がなければ満足しないという状態は、それこそほんものの「不健康」である。
（ 太宰治 ）
1944.
芸術や学問における創造活動の
最も強い動機となるのは、
退屈で単調な日常を捨て、
自らの手で作ったイメージで満たされた世界に、
安住の地を見つけたい、
という願いなのである。
（ アインシュタイン ）
1945.
天才とは、いつでも自身を駄目だと思っている人たちである。
（ 太宰治 ）
1946.
私が語るのではない。私をとおして
この世界が語るのだ。
（ 長田弘 ）
1947.
たいていの人は年齢と共に退歩する。
としをとると自然に芸術が立派になって来る、なんてのは嘘ですね。
人一倍の修業をしなけれあ、どんな天才だって落ちてしまいます。
いちど落ちたら、それっきりです。
（ 太宰治 ）
1948.
（漫画を）描く側の苦しみは、作品の出来に比例するんだよ。
（ ドラマ『重版出来！』 ）
1949.
（短歌や漢詩だけでなく）日本の歌もそうですが、山と川で表現しているのは、変わらないものがそこにある、ということなんだ。
（ 長田弘 ）
1950.
とことん悩んだ人にしか、いいアイデアはやって来ないから。
（ 広告コピー ）

1951.
ラジオによりヒトは字を読まなくなり
テレビによりヒトは考えることをしなくなり
インターネットによりヒトは人間性を失う。
（ フランク・ゲーリー ）
1952.
偽りの自分を愛されるより、ありのままの自分を憎まれる方がいい。
（ カート・コバーン ）
1953.
詩人は言葉を新しくする。
（ 太宰治 ）
1954.
文化芸術というものは、人に強制したり、または、人を導いたり、ということはできないんです。
つまり、もともと、役に立たないことです。
そのかわりに、自由度があるんですよ。
（ 吉本隆明 ）
1955.
何事に対しても“できる”という方向で考えないと、物事は進まないのである。
“できる”という方向から攻めると、思わぬアイデアが生まれるものだ。
（ 谷川浩司 ）
1956.
ベートーベン、バッハ、モーツァルトは、
毎日毎日、来る日も来る日も、
作曲中の作品に取り組んだ。
彼らはインスピレーションが湧くまで待って
時間を無駄にするようなことはしなかった。
（ アーネスト・ニューマン ）
1957.
「訳のわからんもの」ってけっこう強いんである。
（ 中島らも ）
1958.
人は理解してもらうために書くのではない。
理解するために書くのだ。
（ セシル・デイ＝ルイス ）
1959.
最も優れた人々は、苦悩を突き抜けて歓喜を獲得する。
（ ベートーヴェン ）
1960.
アイデア体質をつくるために
効果的なトレーニングの一つが、
僕が「勝手にテコ入れ」と名付けている習慣です。
日々、目に入るあらゆるものについて、
どうすればもっとよくなるか改善策を考えて、
勝手にテコ入れする。
（ 小山薫堂 ）

1961.
芸術は蓄積された労働価値と比例して評価が上がるものではありません。
（ 吉本隆明 ）
1962.
（演技は）人生そのものと同じで、どんなセッティングにするか、どんな演技をするかは選択の連続で、そのひとつひとつが次へとつながっていく。
（ マイケル・J・フォックス ）
1963.
価値ある芸術家とは、流れが右へ引きさらおうとしようが、左へ引きさらおうとしようが、その流れに抗する芸術家のことだ。
（ アンドレ・ジッド ）
1964.
独創性のない人間に
未来は任せられない。
（ 草柳大蔵 ）
1965.
筆を用いて工(たく)みならざる患(うれ)えず、
精神の到らざるを患う。
（ 田能村竹田 ）
1966.
敵に勝つ最善の方法は、
どんな挑戦にも相手にならず、
黙って自分の仕事に打ち込むことだ。
（ 加藤唐九郎 ）
1967.
みなさん、
年をとると歌えなくなるのではなく、
歌わなくなるんでしょ。
（ 柳兼子 ）
1968.
自然は神の黙示であり、芸術は人間の黙示である。
（ ロングフェロー ）
1969.
音楽は新しい創造を醸し出す葡萄酒だ。
そして私は人間のためにこの精妙な葡萄酒を搾り出し、人間を酔わすバッカスだ。
酔いから覚めた時は、彼らはあらゆる獲物を持っており、それを正気の世界に持ち帰る。
（ ベートーヴェン ）
1970.
時には、自分の考え、また自分をとらえている常識や既存の知識から解放され、純粋な思いつき、というものを大切にしてみてはどうだろうか。
（ 松下幸之助 ）

1971.
どんな考え方もあっていい。
間違いってのはない。
どんな考え方も、世界にグラデーションを作るためにある。
どんな考え方も、世界に濃淡を与え、世界を立体にする。
（ 田口ランディ ）
1972.
始めさえすれば、もう八割は成功したのと同じだ。
（ ウディ・アレン ）
1973.
誰かの真似をして、英雄、偉人になった者など一人も居ない。
（ サミュエル・ジョンソン ）
1974.
芸術家よ、創れ！
語るなかれ！
吐くひと息も詩であれ！
（ ゲーテ ）
1975.
先輩からは知恵を、
後輩からは感覚を汲み取れ。
（ ヨーロッパの格言 ）
1976.
己が貧しければ、
そこに描く富士も貧しい。
（ 横山大観 ）
1977.
物に偏見持たずに物に打込んでいけば、
その物の持つよい味は自ずと分かってくるんだ。
（ 滝井孝作 ）
1978.
私にとって、詩は目的ではなく情熱である。
（ エドガー・アラン・ポー ）
1979.
私にはよいアイディアが浮かびますが、他の人もそうです。
ただ私の場合、幸運だったのはそのアイディアが受け入れられたということです。
（ アインシュタイン ）
1980.
寄り道した人がつくる音楽は深い。
喜び、悲しみ、怒り、あらゆる感情を力強く訴えることができるから。
（ 三谷結子 ）

1981.
きみは模範的な人の真似をしようとするけど、それはある一つの道をたどって、ほかのみんなと似たり寄ったりの考えに行き着こうとしているにすぎない。
（ デイル・ドーテン ）
1982.
音楽はあらゆる音の中で、もっとも高価なものである
（ マキシム・デュ・カン ）
1983.
美は芸術の究極の原理であり、最高の目的である。
（ ゲーテ ）
1984.
負けいくさも次に勝てば埋め合わせがつく。
失敗作も改良できる。
しかしいったん否定されると、
もはや取り返しのきかないものがある。
それは威信である。
（ グリルパルツァー ）
1985.
成功して最もつらいことは、その後も成功者であり続けなければならないことだ。
（ アーヴィング・バーリン ）
1986.
批評家というのは、ハーレムに使える宦官(かんがん)のようなものだ。
どうするかは知っているし、毎日その実演も見ているが、自分じゃすることもできない。
（ B・F・ビーアン ）
1987.
人がいちばんしなくてはならないのは、自らと握手することだ。
（ ヘンリー・ウィンクラー ）
1988.
日本画も俳句も、呼吸で対象を写し取り、対象に乗り移ろうとする技術なのだ。
（ 三浦雅士 ）
1989.
「見る」と「見られる」の間の緊張した空気の中からしか、名優は生まれない。
（ 十四世 喜多六平太 ）
1990.
書いた、愛した、生きた。
（ スタンダール ）

1991.
文章の一つの大切なルールは、真実を語ることである。
これが第一に大切なことであり、第二に大切なことであり、第三に大切なことである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
1992.
世界は一度だけ創造されたのではなく、独創的な芸術家が出現したのと同じ回数だけ度々作り直されたのである。
（ マルセル・プルースト ）
1993.
ここを押してほしいというツボは、
みんなそんなにズレてない。
そのツボをひとつでもたくさん押したい。
それに加えて、
「そんなツボがあったのか」
「それ、意外に気持ちいい」
という矢口流のツボを探り当てたい。
（ 矢口史靖 ）
1994.
カキクケコの精神──「カ」は感謝することに照れない。
「キ」は緊張感を楽しむ。
「ク」はくつろぐ。
「ケ」は決断力。
「コ」は好奇心を持ち続けること。
（ 塩月弥栄子 ）
1995.
うつやノイローゼになりやすい人は人一倍、心の感度が高いともいえる。
昔から立派な芸術作品を残す人の中にはうつが少なくなかった。
（ 斎藤茂太 ）
1996.
確かに人生は暗く悲しい。
しかし芸術は、愛によって悲哀を歓喜に変えるのだ。
（ マルク・シャガール ）
1997.
天才のランプは、人生のランプより早く燃える。
（ シラー ）
1998.
人間性とは創造性を発揮することです。
（ 西堀栄三郎 ）
1999.
鋭さを面にあらわして歩いているような男は才物であっても第二流だ。
第一流の人物というのは、少々、馬鹿にみえている。
（ 司馬遼太郎 ）
2000.
悪妻が文豪をつくる。
（ 松本清張 ）

｜1｜2｜3｜4｜5｜
｜6｜7｜8｜9｜10｜
｜11｜12｜13｜14｜15｜
｜16｜17｜18｜19｜20｜
｜21｜22｜23｜24｜25｜
｜26｜27｜28｜29｜30｜
｜31｜32｜33｜34｜35｜
｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
｜46｜47｜48｜49｜50｜
｜51｜52｜
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