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5001.
人間三十、四十の頃は、たかぶっていて、慢心するらしい。
目が届かないのに、えらいものを作ったと信じ込む。
実は恥をさらしているのである。
だが、自分はいっこうに気づかない。
といって、これを人が教えても、当人にはわからない。
わかろうとしないからだ。
わかるときは、自らそれが恥ずかしいと悟ったときだ。
これは、何かの機会に、自得するしかない。
（ 十三代 酒井田柿右衛門 ）
5002.
アイデアは、あなたが望む常にそのことを心にかけているか、祈っているとき、何の前ぶれもなく湧いて来るでしょう。
（ ジョセフ・マーフィー ）
5003.
素晴らしい詩や美しい物語が、何の役に立つのかと尋ねることは、愚かなことだ。
例えば、カナリアの歌声や夕映えが生活に不可欠かどうかを、日常の言葉で立証しようとするようなものだ。
（ ボルヘス ）
5004.
芸術の形式には、こうならなければならないという固定した約束はない。
それなのに、勝手に縛られて、ジタバタしているんだよ。
（ 岡本太郎 ）
5005.
我々に足りないものは何か。
それはアイデアではない。
使えそうな優れたアイデアでさえ、掃いて棄てるほどある。
我々に欠けているのは、アイデアを積極的に歓迎するマネジメント体制である。
（ ピーター・ドラッカー ）
5006.
考えるより当たれ。
体当たりによって生きたアイディアが生まれる。
（ 土光敏夫 ）
5007.
何であれ、受動的な物体が創造的な宇宙を導くことは決してないのである。
（ イリヤ・プリゴジン ）
5008.
山の奥にも人が住んでいるのだ。
謙遜であれ！
君はまだ他人が知っていることしか知っていない。
（ ロベルト・シューマン ）
5009.
創意をもつには方法は一つしかない。
それは模倣することだ。
よく考えるには方法は一つしかない。
それは昔からの検討を経た思想を継承することだ。
（ アラン ）
5010.
音楽の本質は共有である。
音楽をするということは、たとえ個人的なことから始まっても、気持ちを分かち合うということである。
（ ウラディーミル・アシュケナージ ）
5011.
ものがそこにあるという尊厳。
これはいったいなんだろう。
ただあるというだけなのに。
（ 岡本太郎 ）
5012.
経験の裏打ちとともに、周到な計算を試しつくして、その中から無理なく生まれてくるもの、それが画格なり、画品というものなのだろう。
（ 土屋礼一 ）
5013.
物事にはすべて光と影があります。
明暗と言い換えてもいいでしょう。
例えばどんな名画も、光だけで描かれているものはない。
影があればこそ光も活きてくる。
影がなければ絵にはならないのです。
（ 曽野綾子 ）
5014.
作品って、アトリエで完成するわけじゃないんですね。
わたしは、人に見てもらったときにやっと完成するものだと思っている。
誰かが見て何か気持ちが動いた時に初めてその絵が完成する。
描いたのに誰も見てくれない状態がもっとも良くない。
（ 山本容子 ）
5015.
私は演劇を愛する。
それは人生よりはるかに現実的だ。
（ オスカー・ワイルド ）
5016.
音楽は私の自画像です。
（ プーランク ）
5017.
スターなんて一人も居ない。
スターは空高くに輝いているだけだ。
（ ファーリー・ジャックマスター・ファンク ）
5018.
松を描く時に、見て描いているようではまだだめだ。
想像で描けるようにならなくては。
（ 加藤卓男 ）
5019.
ファンのために歌ってると思ったこと一度もない。
むしろ自分のために歌う。
だってファンの人たちは嫌いになれば離れてゆく。
他人のために歌うなんて、偽善的な気がして好きじゃない。
（ 松任谷由実 ）
5020.
世界は認めてくれるけど、
日本じゃ認められない。
有能な人が日本を出るのは当然です。
（ 永六輔 ）
5021.
喜劇役者ってのはな、自分を泥まみれにしろ。
自分をさいなめ。
その分だけ皆さんが笑ってくださらぁ。
（ 榎本健一 ）
5022.
なぜ、創るのかって？
創らなければ、世界はあまりに退屈だから、創るんだ。
（ 岡本太郎 ）
5023.
自分が想像していなかった、自分を超えたものが出る。
そういうチャンスをうんと持てる人間が強いんだ。
（ 岡本太郎 ）
5024.
創り出すことと年齢なんて関係ないよ。
（ 岡本太郎 ）
5025.
その考えがどんなに良く聞こえようが、まず試してみなさい。
（ ヘンリー・ブロック ）
5026.
歌唱はひとつの言語なのだ。
（ マリア・カラス ）
5027.
流行は生活様式や社交で、芸術を写実しようと試みるものにすぎない。
（ オリバー・ウェンデル・ホームズ ）
5028.
器用なる者は頼りて必ず油断有り、不器用なる者は我が身を顧み、遅れじと嗜(たしな)むゆえ追い越す。
（ 大蔵虎明 ）
5029.
壁はいくつもあるけれど、同じ曲を何十回、何百回と弾き続ける中で、突然パアーッと青空が開けたような瞬間が来る。
その時、自分の力が一段と飛躍した感覚になって、面白くてたまらなくなりますよね。
（ 諏訪内晶子 ）
5030.
自らの製品、サービス、プロセスを自ら陳腐化させることが、誰かに陳腐化させられることを防ぐ唯一の方法である。
（ ピーター・ドラッカー ）

5031.
でたらめをやってごらん。
口先では簡単にでたらめなら、と言うけれども、いざでたらめをやろうとすると、それができない。
（ 岡本太郎 ）
5032.
芸術はたんに見るもの、味わうものではなく、創るもの、いや創らなければならないものだ。
（ 岡本太郎 ）
5033.
芸術とは感情にほかならない。
（ ロダン ）
5034.
死は外から来るのではない。
死は内に持っている。
（ 堀文子 ）
5035.
理論で作品は創れない。
（ 岡本太郎 ）
5036.
何かをうまく語ることは、何かをうまく描くことと同様に難しくもあり面白いものだ。
線の芸術と色の芸術とがあるように、言葉の芸術だってそれより劣るものじゃない。
（ ゴッホ ）
5037.
うまかったり、まずかったり、きれいだったり、きたなかったりする、ということに対して、絶対にうぬぼれたり、また恥じたりすることはない。
あるものが、ありのままに出るということ、まして、それを自分の力で積極的に押し出して表現しているならば、それはけっして恥ずかしいことではないはずだ。
（ 岡本太郎 ）
5038.
若さということは、無条件にいいことだと考えてよい。
（ 岡本太郎 ）
5039.
瞬間にあるものがさっと現れ、そのものに向かって全身でぶっつけていく。
それが色になり線になる。
（ 岡本太郎 ）
5040.
歌には三つの命があって、一つ目は作られたときに、二つ目は歌って皆に聞いてもらえたときに、そして三つ目は時が経って何かの折にふと人の心に浮かんだときに… そして最近、三つ目の命が大切なんじゃないかなぁって、やっと思えるようになったんです。
（ 布施明 ）

5041.
美しいものにするなら、破ることのできない規則などない。
（ ベートーヴェン ）
5042.
皆の歩いていた姿からこの音になるまで、そこにはずっと一本の筋が通っていた。
音楽は鳴る前からすでに彼らの体の中で躍動していた。
音楽は、音にならない音が形をとったというだけのことだ。
（ 吉田秀和 ）
5043.
作家は自分のために、職人は客のために。
（ 永六輔 ）
5044.
猛烈に自分を強くし、鋭くし、責任をとって問題を進めていく以外にない。
（ 岡本太郎 ）
5045.
男性だけの世界観は本当のものじゃない。
女性だけの世界観もほんとうものもとはいえない。
この男と女の世界観がぶつかり合って、そこで初めてほんとうの世界観が生まれるんだ。
（ 岡本太郎 ）
5046.
私がこれまでどうやってきたかは教えられる。
だが、君がこれからどうするかは、自分で考えなければいけない。
（ ジョン・レノン ）
5047.
絵画が視覚を、音楽が聴覚を魅するように、料理は味覚を虜にする。
（ アンドレ・モーロア ）
5048.
模倣も極致に到達すると真実と同様になる。
この真理に則(のっと)って、善いという事は極力、模倣に専念すべきである。
（ 中村天風 ）
5049.
なぜ私は作曲するのか？
それは、私が心の中に持っているものは外に出なければならないからだ。
ゆえに私は（曲を）書く。
（ ベートーヴェン ）
5050.
悪口は相手を大なり小なり傷つけますが、「ほめことば」も、当の相手をのぼせ上がらせ、人間としての向上、あるいは才能の進展を停止させ、いわば「殺す」結果になることだってあり得るのです。
（ 川崎洋 ）

5051.
人はすべて模倣された歓びを感ず。
（ アリストテレス ）
5052.
すぐれた芸術には、飛躍がある。
創造だから。
かならず見るひとに一種の緊張感を要求する。
（ 岡本太郎 ）
5053.
芸術に憧れたり、芸術が大変なものだと思っているやつに芸術家がいたタメシはない。
（ 岡本太郎 ）
5054.
美ってものは、見方次第なんだよ。
（ 岡本太郎 ）
5055.
発明考案にしても、人より一分でも一秒でも早ければ、特許になる。
すべてスピードじゃないですか。
だから、スピードを否定したら、発明的創意工夫もないし、そこにウィットもないはずです。
（ 本田宗一郎 ）
5056.
知れば知るほど分からなくなるのが音楽
（ 五十嵐公太 ）
5057.
定年があるような人生はダメなの。
定年のない人生てのは素晴らしいの。
休んでられないんだもの。
（ ハナ肇 ）
5058.
年とともに若くなっていくのが自分でわかるね。
（ 岡本太郎 ）
5059.
僕はもうすぐ60才。
物忘れがひどくなってきた。
これは「結構良い」なと。
お陰でこだわることが出来なくなってきた。
軽くなった。
（ 細野晴臣 ）
5060.
人間は精神が拡がるときと、閉じこもるときが必ずある。
強烈に閉じこもりがちな人ほど、逆に拡がるときがくる。
（ 岡本太郎 ）

5061.
自分を信じること。
迷いがあったら必ず音に出るからね。
（ 山木秀夫 ）
5062.
芸術というのは謎である。
（ アドルノ ）
5063.
イノベーションを成功させるためには、企業内に３つの市場を作る必要がある。
「アイデア市場」「資本市場」「人材市場」である。
（ フィリップ・コトラー ）
5064.
絵を描き始める前に、すでにそれは私の心の中に形作られている。
（ ゴッホ ）
5065.
最近は自分の心の中こそが、この世の中心であると思うようになった。
世の中の出来事は一旦心の中に入ってきて、そこでいかに処理整理するかによって、そのことに対しての心の平安や安定が得られたり、得られなかったり。
故に、出来事そのものよりも、心での受け止め方こそが問題である。
中心とは「心の中」と書く意味が、やっとわかったと独り合点した次第。
（ 第11代 三輪休雪 ）
5066.
大天才の手にかかったら、風刺のいかに恐るべき武器になることか。
（ シバ ）
5067.
たとえ自分が創り出さなくても、これこそと思うものは自分の責任で、徹底的に支持すべきなのに。
（ 岡本太郎 ）
5068.
現代は演出の時代である。
単に事実を述べるだけでは十分ではない。
事実に動きを与え、興味を添えて演出しなければならない。
興行的な手法を用いる必要がある。
映画、ラジオ、テレビなど、みなこの手法を使っている。
人の注意を引くには、これによるのが何よりも有効だ。
（ デール・カーネギー ）
5069.
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画ができる。
（ 夏目漱石 ）
5070.
愛は芸術なり、相克は美なり。
（ 荻原碌山 ）

5071.
大体、いちばん素晴らしい絵を描くのは四、五才くらいの子どもだよ。
（ 岡本太郎 ）
5072.
想像を作り出す能力を想像力といいます。
想像力はあらゆる考えに衣装をつけ、この世のスクリーンに映し出すのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
5073.
他人を型にはめ込んでしまわず、自分の生きるふくらみとして、いつも積極的に見かえせば、思わぬ新鮮な人間像を発見するよ。
誰だってみんな面白い。
（ 岡本太郎 ）
5074.
才能を超えた絵だったら、ぼくは素晴らしいと思う。
音感を超えてしまった音楽だったら、これは素晴らしい。
（ 岡本太郎 ）
5075.
私は世界一高齢の音楽家だが、いろいろな面で若い。
皆さんにもそうあって欲しい。
（ パブロ・カザルス ）
5076.
物心ついたときにはもうギターを弾いていました。
だから、ご飯を食べるのと同じです。
（ 村治佳織 ）
5077.
音楽は音の結晶である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
5078.
アイデアは自分の内から生まれてくるものではありません。
その栄養は常に皆さんのまわりに存在している。
私はそれを拾い集めているのです。
（ リンゼイ・ケンプ ）
5079.
まっさらな目を持て！
そして目的を捨てろ！
（ 岡本太郎 ）
5080.
学べば学ぶほど知るべきことは多い.。
（ パット・トーピー ）

5081.
若い連中がまねしてやろうという根性になってはだめ。
自分の仕事の力になるように受け止めないと。
（ 三輪寿雪 ）
5082.
想像力を養うにはまず、想像力とは何かを知ることから始めなくてはなりません。
想像力とは、あなたの思想と感情の中にあるあなたの願望そのものです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
5083.
本を書く商売に比べたら、競馬なんて堅実で安定した職業に思えてくる。
（ ジョン・スタインベック ）
5084.
この世界において、退屈でないものには人はすぐ飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。
（ 村上春樹 ）
5085.
私は木の中にいる、石の中にいる、鉄や真鍮の中にもいる、人の中にもいる。
一度も見た事のない私が沢山いる。
始終こんな私は出してくれとせがむ。
私はそれを掘り出したい。
出してやりたい。
（ 河井寛次郎 ）
5086.
勝とうが負けようがどっちでもいい。
平気なんだ。
勝って結構、負けて結構。
ただ、完全燃焼、全力をつくす。
（ 岡本太郎 ）
5087.
私はいかに生きるかと思っている間、いかに死ぬかについて学んだ。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
5088.
嬉しくても歌うな、苦しくても嘆くな。
（ モンゴルのことわざ ）
5089.
一日練習しなければ、自分が気づく。
二日だと、批評家が気づく。
三日になれば、観客が気づく。
（ ハイフェッツ ）
5090.
手を切られたら足で書こうさ
足を切られたら口で書こうさ
口をふさがれたら　尻の穴で歌おうよ
（ 小熊秀雄 ）

5091.
僕たち（＝デザイナー）は流行を作っているのではなく、服を作っているのです。
（ 三宅一生 ）
5092.
これ（＝あったことをなかったと主張したり、なかったことをあったと主張したりすること）が許されるのは小説家や劇作家ぐらいなもので、もともと作り話を書くのが免許だから仕方がない。
（ 井上ひさし ）
5093.
考えたり、話したり、行動したり、歌ったり、また自動車を運転したり、想像したり、感じたりするのにも、またビジネスや人間関係にも、正しいやり方と間違ったやり方とがあります。
あなたはその違いを知らねばなりません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
5094.
私は自分の天才のすべてを生活に注いだが、作品には自分の才能しか用いなかった。
（ オスカー・ワイルド ）
5095.
私は、形態と美の完璧さは全ての人間の総和の中に含まれると考えている。
（ アルブレヒト・デューラー ）
5096.
夢の担保価値はほとんどゼロ。
（ ウォルト・ディズニー ）
5097.
悪魔に盗まれそうなこの幸福を
明日の朝まで何処へ埋めて置こう。
（ 高村光太郎 ）
5098.
天才は生得の心の素質であり、これによって自然は芸術に規則を与える。
（ カント ）
5099.
僕は、あらゆる小説、世界中の総ての小説は、
私小説であると思うんです。
（ 辻井喬（堤清二） ）
5100.
大統領や総理大臣には代わりがいるだろうが、オレの代わりはいないんだ。
（ 勝新太郎 ）

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｜26｜27｜28｜29｜30｜
｜31｜32｜33｜34｜35｜
｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
｜46｜47｜48｜49｜50｜
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