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政治・社会問題に関する名言
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2201.
おそらく人生で最も罪深いことは、正しいことだと知りつつそうしないことだ。
（ キング牧師 ）
2202.
いまためされているのは、何をなすべきかでなく、何をなすべきでないかを言い得る、言葉の力です。
（ 長田弘 ）
2203.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
2204.
誠実に真剣に現代を生きるためには、反動的な世界と血を流しても闘わなくちゃならないんだよ。
（ 遠藤周作 ）
2205.
家庭人として、社会人として自分の意思のままに行動して、それが無意識のうちに肉親や友人や隣人の幸福にプラスし、社会や国家の発展に寄与できるという自由人でありたい。
（ 本田宗一郎 ）
2206.
最も差別意識があるのは、差別を受けている者である。
（ アニメ『魔法科高校の劣等生』 ）
2207.
国家というのは、あくまでフィクションにすぎません。
（ 長田弘 ）
2208.
人は平和を望む。
しかしその一方で、争いを望んでもいる。
その２つを持ちえているのが人だ。
平和だけを望み、争いだけを摘み取ることは、人でなくなるという事に他ならない。
（ 漫画・アニメ『NARUTO』 ）
2209.
国家のためにとか、何かのためにという大義があるところには、ユーモアって生まれにくい。
（ 萩本欽一 ）
2210.
詩の言葉は、一人のわたしの感情のやりばではない。
社会にむきあって、その「しんどさ」に耐えられるだけの言葉を、一人のわたしの言葉として、じぶんのいま、ここに置く。
（ 長田弘 ）
2211.
ごらんなさい、この勤勉なアリを。
アリは私ども人間よりも高等動物です。
けんかしたり、だましあったりはしません。
人間がアリのように利己主義をすてて公共のために働けば、世のなかはもっとよくなるのですが……。
（ 小泉八雲 ）
2212.
賭博は、資本主義の富の生産、流通、消費に、もう一つのシステムを与えるものであり、ただのレジャーや気晴らしなどでもなければ、自治体の経済を助ける必要悪などでもない。
（ 寺山修司 ）
2213.
常に将来へのビジョンを描いておけ。
それが人々に希望を植えつける。
（ カーネギー ）
2214.
もし、クレオパトラの道徳心があれほど低くなかったならば、世界の歴史は変わっていただろう。
だからといって、彼女の鼻がさらに高くなることはなかったであろうが。
（ ロートレアモン ）
2215.
戦争のエネルギーは現金(げんなま)だ。
（ フランソワ・ラブレー ）
2216.
最近の歌には万人に歌われる歌がなくなってきたという感がします。
これは人間関係が希薄になっている社会の反映かも知れません。
歌の幅は心の深さに応じて広がってくるものだと思っています。
（ 芹洋子 ）
2217.
政治は本来、女性の仕事だと思う。
男性より女性の方がずっとうまくやれる。
（中略）女性は何千何万年もの間、家庭を司(つかさど)ることを社会から課せられてきた。
（中略）女性は社会、経済、教育、宗教などあらゆる分野を統合的に運営する方法を知っている。
（ オリアーナ・ファラーチ ）
2218.
あなたというたったの「1」は、投票しても影響力が少ないかもしれません。
しかし、（投票に）行かないことを選択した途端、「1」は「0」になってしまいます。
「0」は何万人集まっても、やっぱり「0」のままです。
小さいとはいえ、「1」は「0」とはまったく違うのです。
（ おちまさと ）
2219.
立法者は何よりもまず中庸を得た精神の持ち主でなければならず、政治および道徳における正義は、常に両極端の間に位置するものである。
（ モンテスキュー ）
2220.
よく覚えとけ。
現実は正解なんだ。
時代が悪いの、世の中がおかしいといったところで仕方ない。
現実は事実だ。
（ 7代目 立川談志 ）
2221.
人間は、他者に強制することをとりわけ好む動物だ。
他者に強制することによって、自分が偉くなったような気がするからである。
一度この味をしめた者は、強制できる既得権をなかなか手放したがらない。
強制する権利や資格が本来はない場合であったとしても。
（ ながれおとや ）
2222.
静かな海では、誰でも舵をとれる。
（ 西洋のことわざ ）
2223.
いまの男の政治家は、うわべをつくろうのだけは好きだが、マジメ・律儀という根本の必要な部分は脱落欠落しているのが多い。
（中略）政治こそ、女がやるに適した仕事であろう。
（ 田辺聖子 ）
2224.
思想が時代をつくるのだ。
（ 亀井勝一郎 ）
2225.
自分が世界のどこにもあてはまらない時、どうすればいい？
世界のカタチにあわせて自分を削るか、自分のカタチにあわせて世界を削るか。
あんたはどうする？
（ 漫画『なるたる』 ）
2226.
人間にとっての究極の自由は、奴隷になっても自由な気分でいられることである。
（ フランソワ・フェヌロン ）
2227.
利己的な支配欲は、人類を慈しむ崇高なる善意とよく勘違いされる。
（ エルバート・ハバード ）
2228.
人間の不幸と悪とは自己の義務を知らないから起こるのでなく、むしろ虚偽の義務を承認するところから起こる。
（ トルストイ ）
2229.
日本には、ほかの人と違っていることは良くない、という風潮があるんですかね。
全員で同じ方向に走り出しちゃうというのはどうかな、と思う。
（ 植木等 ）
2230.
損失を招くことこそが悪徳である。
（ ウィンストン・チャーチル ）

2231.
一番ひどいのは負け戦(いくさ)、次にひどいのが勝ち戦。
（ イギリスのことわざ ）
2232.
分かち合うことができれば、
悲しみは半分に、
喜びは二倍になります。
（ アメリカインディアンのことわざ ）
2233.
必要には法がない。
それで必要は罪を許す口実になる。
（ 聖ベルナール ）
2234.
傑出した（国家）指導者は、国民を作る。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
2235.
法律はソーセージに似ている。
製造過程は見ないほうが良い。
（ ビスマルク ）
2236.
国家、それはあなたです。
（ アイスキュロス ）
2237.
法の理念は正義であり
法の目的は平和である
だが　法の実践は
社会悪と　たたかう
闘争である
（ 末川博 ）
2238.
子どもたちよ
あなたは知っているでしょう……
正義とは
つるぎをぬくことでないことを
正義とは
「あい」だということを
正義とは
母さんをかなしまさないことだということを……
（ 「原爆の詩」より ）
2239.
特権階級の人たちが、
あなたたちに何を望んでるか知ってる？
今のままずーっと愚かでいてくれればいいの。
世の中の仕組みや不公平なんかに気づかず、
テレビや漫画でもぼーっと見て何も考えず、
会社に入ったら上司の言うことをおとなしく聞いて、
戦争が始まったら、真っ先に危険なところへ行って戦ってくれればいいの。
（ ドラマ『女王の教室』 ）
2240.
労働力を呼んだが、来たのは人間だった。
（ マックス・フリッシュ ）

2241.
人々の思いやりがあれば、小さな善意を大きな貢献に変えることができます。
（ ヘレン・ケラー ）
2242.
政治とは、数を統率することだ。
数の少ない方が負ける。
政治家である以上、その頸木(くびき)からは絶対に逃れられん。
（ アニメ『バビロン』 ）
2243.
アメリカという社会は、賄賂(わいろ)で名を馳(は)せる半独占企業と、いかがわしいことで名高いマスコミと、そのマスコミに導かれた無知で有名な選挙民との集合体である。
（ ポール・グッドマン ）
2244.
無関心でいる自由は、
自由の中で最も低級である。
（ デカルト ）
2245.
警察官は青いくらいでちょうどいい。
青くなきゃ、命を投げ出して市民を守るなんて割の悪いことなんてできない。
だから、いつまでも青いままでいろ。
（ ドラマ『緊急取調室』 ）
2246.
国が無くなっても自由に生きられるよ。
国なんていう考え方に縛られているのは人間だけだ。
（ 忌野清志郎 ）
2247.
雄弁がローマで最も盛んだったのは、ローマの政治が最悪の時であった。
（ モンテーニュ ）
2248.
政治は暴力を和らげ、争いを最小化する唯一の手段。
（ アニメ『PSYCHO-PASSサイコパス』 ）
2249.
私は（人類の）進歩を信ずる。
人類が完全な幸福に到るべき運命を持っていることを。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）
2250.
王とは、王国と民に守られるものではなく、王国と民を守るもの。
王国の過去を知る楯であり、王国の未来を切り開くための剣(つるぎ)です。
（ アニメ『ルパン三世』 ）

2251.
天下の難事は必ず易(やす)きより作(おこ)り、天下の大事は必ず細(こまか)きより作る。
（ 老子 ）
2252.
名誉の戦死など、
しなさんな。
生きてもどってくるのよ。
（ 壺井栄 ）
2253.
進め一億、火の車だ！
（ ながれおとや ）
2254.
確かに、他より抜きん出て人の上に立ち、人々の賞讃を受ける人間はいつの時代もいるものだ。
しかし、社会が本当に進展していくためには、目立つこともなく、名も知られていない多くの人たちの生き方が多大な貢献をしているのである。
（ サミュエル・スマイルズ ）
2255.
敵国外患無き者は国恒(つね)に亡(ほろ)ぶ。
（ 孟子 ）
2256.
どんな〈未来〉に価値を認めるかで一つになろうとせず、〈過去〉の怨念で一つになろうとしても社会構想につながりません。
（ 宮台真司 ）
2257.
わが英国には、永遠の友もいなければ、永遠の敵もいない。
あるのは永遠の国益だけである。
（ パーマストン ）
2258.
王を作るのは人民であり、王は人民のために作られる。
だが、人民は王のためには作られていない。
（ ラムネー ）
2259.
一事を生ずるは
一事を減ずるに如(し)かず。
（ 『十八史略』 ）
（ 曾先之 ）
2260.
群衆は千の頭を持つ怪物である。
（ ホラティウス ）

2261.
いい加減、目覚めなさい。
日本という国は、
特権階級の人たちが楽しく幸せに暮らせるように、
あなたたち凡人が安い給料で働き、
高い税金を払うことで成り立っているんです。
（ ドラマ『女王の教室』 ）
2262.
一つの思想に凝り固まったとき、その思想ほど危険なものはない。
（ アラン ）
2263.
公正な心を持たぬスルタン（=イスラム教国君主の称号）は、水のない川のようだ。
（ トルコの格言 ）
2264.
王の望みは法の望み。
（ シュジェール ）
2265.
大も畏(おそ)るに足らず、
小も侮るべからず。
（ 『特命全権大使米欧回覧実記』 ）
2266.
好きな人や好きなことには、自然とやさしい大らかな態度になるけれど、嫌いな人や嫌いなことに、「攻撃してもいい」「失礼な態度をとってもいい」ということではないんだよ。
僕は、後者には、なるべく考えない、関心を持たないことで対処します。
短く言うと、「ほっとけ」。
（ 小池一夫 ）
2267.
いかなる思想にせよ、
暴力をもって圧迫することは
絶対に排斥せねばならぬ。
（ 吉野作造 ）
2268.
言いたいことを、出放題に言っていれば、愉快に相違ない。
だが、言わねばならないことを言うのは、愉快ではなくて、苦痛である。
何(な)ぜなら、言いたいことを言うのは、権利の行使であるに反して、言わねばならないことを言うのは、義務の履行だからである。
（ 桐生悠々 ）
2269.
他人や社会のために、どれだけのことができるのか。
まわりの人に、どれだけ優しく生きられるのか。
どれだけ多くの人と分かり合えるのか。
（中略）ただ、どれを目指すにしても、絶対に譲れない大前提があった。
それは、「自分を最も大切にしながら」というものだ。
（ 乙武洋匡 ）
2270.
「かわいそう。
　何かしてあげたい」と思うことは、とても気をつけないと相手を無意識に見下すことになるのです。
（ 鴻上尚史 ）

2271.
同盟というのは、「巻き込まれる危険」と「見捨てられる危険」、その二つをどうやってマネジメントするかなんです。
（ 石破茂 ）
2272.
証拠もないのに断定されたことは、証拠なしで否認できる。
（ メガラのエウクレイデス ）
2273.
現今にあっては、枢要の地位にある年寄り達の中に、ロクデナシが一人もいないとは言えない。
いや、言えないという程度ではなく、ウヨウヨという程度にいると言ってもいい状態である。
それを放置して、何が今どきの若い者であるか。
（ 梅崎春生 ）
2274.
僕が「絆」という言葉があまり好きではなく、
うさんくさく感じる理由は、
「ひとつにまとまること」そのものが目標になることが多いと感じるからです。
ひとつになるのは、
目的があるからで、
目的を成し遂げることより、
ひとつになることに比重が置かれ目標にするのは
おかしいと感じるのです。
（ 鴻上尚史 ）
2275.
何かの集中化が行われる場合には、必ず愚昧(ぐまい)が付きものです。
現代生活における非人間的なもの、それはお役所主義です。
（ オスカー・ワイルド ）
2276.
国際化って、そうむつかしいことじゃないんだ。
五親等以内に外国人がいることだ。
（ よく語られる定義 ）
2277.
普通の人間は戦争を望まない。
しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。
とても単純だ。
国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。
この方法はどんな国でも有効だ。
（ ヘルマン・ゲーリング ）
2278.
善をなしながら誹謗されるのは、国王の宿命である。
（ アンティステネス ）
2279.
誰もがみんなのために働く、それが本当の愛国心だ。
（ ヘレン・ケラー ）
2280.
神は似非(えせ)信心家を作り、王侯は偽善者を作る。
（ モンテスキュー ）

2281.
わたしたちは結局、おなじひとつの兄弟なのだ。
わたしが大地の一部であるように、あなたもまた、この大地の一部なのだ。
（ アメリカインディアン酋長シアトル ）
2282.
小を重んじ小を貴ぶ。
（ 老子 ）
2283.
私たちの務めは、この素晴らしい世界に何か貢献することだ。
（ イヴ・アーデン ）
2284.
文明人は
殺すことはするけども、
生かすことはしない。
（ 水木しげる ）
2285.
法は習慣のおかげで力を発揮する。
（ エルヴェシウス ）
2286.
嘘つきは、戦争の始まり。
（中略）今、多くの指導者たちが平然と嘘をついている。
この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
（中略）嘘に慣れるな、嘘を止めろ（＝やめさせろ）、嘘をやっつけろ。
（ 宝島社の見開き広告 ）
2287.
男と女の役割を交換できたら、私たちはどんなに目が開かれるだろう。
（ グロリア・スタイネム ）
2288.
痛みは初めのうちだけ
慣れてしまえば大丈夫
そんなこと言えるアナタは
ヒットラーにもなれるだろう
（ 真島昌利 ）
2289.
社会のモラルの高さあるいは文明度を測る尺度は、
そこでマイノリティがどういう待遇を受けているかだ。
（ スーザン・ソンタグ ）
2290.
人は誰でも、一国家、一民族の構成員である限り、彼の心理作用は、その従属国家または民族の伝統によって左右されます。
だが、この伝統は、ややもすれば往々にして、また、ほとんど常に、世界の平和、人類の幸福を阻止し破壊すらもした。
私たちはこの一大弊害に顧みて、なるべく超国家的、超民族的でありたいと思います。
そして世界の平和、人類の幸福に貢献したいと思います。
（ 桐生悠々 ）

2291.
言語とコミュニケーションが、社会的現実を構成する基本要素である。
（ ケネス・J. ガーゲン ）
2292.
最も安全に改革を成功させる秘訣がある。
それは、二番目の改革者になる事だ。
最初の改革者に古い世界を破壊してもらい、
それによって恨みを背負った最初の改革者を革命で倒せば、
民の恨みは晴れた上、
古い世界は既に破壊済み。
何のしがらみ無く新しい世界を描けるのだ。
（ 漫画『逃げ上手の若君』 ）
2293.
金(かね)は戦争の活力である。
（ キケロ ）
2294.
国境問題と宗教問題のない国の政治家なんて、屁みたいなものです。
（ 7代目 立川談志 ）
2295.
箱詰めの社会の底で潰された
蜜柑(みかん)のごとき若者がいる
（ 萩原慎一郎 ）
2296.
人間は魂さえ磨いて居ればよい。
ほかに何も考えることはいらん。
国も人も魂じゃ。
魂の無い国、魂の無い人は
国でも人でもない。
（ 頭山満 ）
2297.
馬は蹄(ひづめ)で蹴り、
ザリガニはハサミではさむ。
（ アンドレイ・ヴィシンスキー ）
2298.
人間の本性が邪悪だからといって、その自由意志を制限することが許されるのか？
自由意志のない者を人間と呼ぶことができるのか？
（ スタンリー・キューブリック ）
2299.
本当の幸福は、世のため人のために自分を捨てて働くことにある。
（ ヘレン・ケラー ）
2300.
犠牲者が出れば法律が変わる。
（日本は）そういう国です。
（ 永六輔 ）

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