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3401.
おお自由よ！
汝の名においていかに多くの犯罪がなされたことか。
（ マダム・ジャンヌ・ローラン ）
3402.
議論――他の人の思い違いをますます強固なものにする方法。
（ アンブローズ・ビアス ）
3403.
１グラムの平安は、１キログラムの勝利よりも大きな価値がある。
（ ロバート・ベラミン ）
3404.
相手側の言い分を聞いてやろう、という気持ちがなくなったら、もうその人の負けである。
（ ラ・ロシュフコー ）
3405.
民衆から離れず、
民衆との結びつきを常に意識せよ。
自分たちを生み、養い、育ててくれた民衆との
つながりを失わないかぎり、
我らは無敵となる。
（ クワメ・エンクルマ ）
3406.
剣を取る者はみな剣で滅びる。
（ 『新約聖書』 ）
3407.
智者には説き、愚者にはアジれ。
大衆を動かすには、少々馬鹿げたことも言わねばならない。
識者は腹の中で冷笑しているが、大衆はこれで動く。
九割が動き出せば、理智的な残りの一割は嫌でもついてくる。
（ 辻政信 ）
3408.
平和――二つの戦争の時期の間に介在する、だまし合いの時期。
（ アンブローズ・ビアス ）
3409.
平和は力では保たれない。
平和はただ理解し合うことで達成できるのだ。
（ アインシュタイン ）
3410.
人間は永遠の不正に対して闘うために正義を肯定すべきであり、世界の不幸に対して抗議するために幸福を創造すべきである。
（ アルベール・カミュ ）
3411.
もし悪い人間が手を結んで力を作るなら、潔白な人間も、同じことをすべきである。
（ トルストイ ）
3412.
忍耐と長時間は、往々にして力や怒りよりも効果がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
3413.
社会的正義が暴力によって得られることはない。
暴力は、正義が創ろうとしているものを台無しにしてしまう。
（ ヨハネ・パウロ2世 ）
3414.
凡(およ)そ人の上に立って下のいさめを聞かざる者の、国を失い、家を破らざるは、古今とも、これなし。
（ 徳川家康 ）
3415.
好む好まざるにかかわらず、親の影響は絶大なんだよ。
家族は、人間が経験する最初の社会だ。
言葉だけでなく、人間社会のルールや生存方法、最も基本的なモラルや善悪も、親から学ぶ。
（ リチャード・H・モリタ ）
3416.
蛙は、棲む池を飲み尽くしはしない。
（ スー族の格言 ）
3417.
誰もが危機を感じ取れなくなったときに、
本物の危機が始まる。
それも暴君ではなく、
理想を掲げた指導者の時代に。
（ 塩野七生 ）
3418.
天下りをする奴は、悪い根性の奴が多いですね。
（ 永六輔 ）
3419.
規制の穏健なことはひとつの徳であるが、
主義の穏健なことはつねに悪徳である。
（ トマス・ペイン ）
3420.
地球上の生命の歴史は、生命とその環境の歴史である。
（ レイチェル・カーソン ）
3421.
不平等な経済的・政治的発展は資本主義の絶対的法則である。
（ レーニン ）
3422.
具体的なものを抽象的なものにすり替えることは、革命における最も重要かつ危険な罪過のひとつである。
（ レーニン ）
3423.
平和とは、夢、それも美しくない夢である。
（ ヘルムート・モルトケ ）
3424.
資本主義社会の民主主義は、絶えず資本主義的搾取の狭い枠内で締め付けられているので、事実上はつねに少数者のため、有産階級だけのため、金持ちだけのためである。
（ レーニン ）
3425.
天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疎(そ)にして失わず。
（ 老子 ）
3426.
この国をどうしていけばよいかを知っている人たちが、みんなタクシーを走らせることや散髪で忙しいのは残念なことだ。
（ ジョージ・バーンズ ）
3427.
人間とは「世の中」自身であるとともにまた世の中における「人」である。
（ 和辻哲郎 ）
3428.
科学は刃のついた道具である。
それを使って子どものように遊ぶこともできるが、また自分の指を切ってしまうこともある。
（ アーサー・エディントン ）
3429.
困難の場合および希望が小さいときには、最も大胆な助力がいちばん安全である。
（ ティトゥス・リウィウス ）
3430.
世界は一冊の本であり、
人間一人ひとりは活字である。
国々は綴じひもであり、
時代はページである。
（ ローガウ ）

3431.
誠実でなければ、
人を動かすことはできない。
人を感動させるには、
自分が心の底から感動しなければならない。
自分が涙を流さなければ、
人の涙を誘うことはできない。
自分が信じなければ、
人を信じさせることはできない。
（ ウィンストン・チャーチル ）
3432.
今日では、援助が経済開発をもたらさないことは、十分すぎるほど明かである。
一国の経済を外部からの力で発展させることはできない。
なかんずく援助では無理である。
（ ピーター・ドラッカー ）
3433.
私は誰の意見にも賛成したいとは思わない。
私は自分の意見を持っている。
（ ツルゲーネフ ）
3434.
一将功成りて万骨枯る
（ 曹松 ）
3435.
劣った者は立派な人を馬鹿にするけれど、立派な人はそうはしない（＝劣った人を馬鹿にしない）。
ライオンはキツネの群れを守るけれど、キツネは互いにいがみ合う。
（ サキャ・パンディタ ）
3436.
戦争は畜類がするにふさわしい仕事だ。
しかもどんな畜類も人間ほど戦争をするものはない。
（ トーマス・モア ）
3437.
寛大は用いるにあたって当(とう)を得なかったなら、かえって有害である。
（ マキャヴェリ ）
3438.
人々のために生きることだけが、価値のある生き方である。
（ アインシュタイン ）
3439.
我々は純粋性と暴力との間の選択をするのではなく、種類の異なった暴力の間で選択するのである。
重要な討議しなければならない問題は、暴力ではなくて、その方向と前途である。
（ メルロ・ポンティ ）
3440.
社会情勢から見て人類の不幸は、道徳や政治の面において、「害を及ぼすものが悪である」と定義し得ても、「役に立つものが善である」とはいえないことである。
（ シャンフォール ）

3441.
英国は、各人がその義務を果たされんことを望む。
（ ネルソン提督 ）
3442.
死ぬためではなく、生きるために行動するのが、私たちのあるべき姿である。
（ アインシュタイン ）
3443.
個人の間では、法律や契約書や協定が、信義を守るのに役立つ。
しかし権力者の間で信義が守られるのは、力によってのみである。
（ マキャヴェリ ）
3444.
よい法律家は悪い隣人である。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
3445.
数の威力は、それが理解できなければできないだけ、いっそう恐れられる。
（ ヴォルテール ）
3446.
昔の日本人は時代に逆らっても、大切なものを守ろうとする美学をもっていた。
扱う商品への愛着と自信。
これがあるから、世の中がひっくり返っても軸がぶれず、時代の変化にも動じなかった。
（ 荒俣宏 ）
3447.
資本主義というのは、能率の悪いところから能率のいいところへ、すべての資源が流れていく制度です。
そして、そこでの仕事は、社会のギフトなのです。
（ ジェームス・スキナー ）
3448.
社会は個人に対して極刑を加える権利を持つかのように揮(ふる)うが、社会は浅薄きわまりない悪徳を持っていて、己の行う事を自覚する力がない。
（ オスカー・ワイルド ）
3449.
資本主義と共産主義の違いは何か？
資本主義では人が人を搾取し、共産主義では人が人に搾取される。
（ ソ連の外交官 ）
3450.
富は良心をもたらさない。
しかし良心は、富ばかりでなく、望まれるもの全てを、個人にも国家にももたらすのである。
（ ソクラテス ）

3451.
すべての頑固派の思想というものは、社会的実践から離れており、彼らは社会という車の前に立ち、その道案内の仕事をつとめることができない。
（ 毛沢東 ）
3452.
原子力は生と死の両面を持った神である。
（ ロバート・オッペンハイマー ）
3453.
人々は私が役に立つ限り、お世辞を言ってくれるが、（私と）意見が一致しなければ、とたんに手のひらを返し、自分たちの利益を守るために私を痛烈に批判する。
（ アインシュタイン ）
3454.
動物の中で、猫はシルクハットにフロックコートを身にまとい、自分のペースで仕事を片付ける政治家だ。
犬は、リーダーの後について、従順にこつこつと働く小作農だ。
（ ロバート・スターンズ ）
3455.
日本の教育は、平均点がきわめて高い人材群をつくり出すが、そこに重きを置きすぎていて、リーダーシップの育成には不向きだと感じる。
国際社会で、決まったことを実施する力において群を抜く日本が、なかなか主導権を握れず、何となくもたもたした国だと見られるのは、このあたりに原因があるのだと思う。
（ 緒方貞子 ）
3456.
いかなる革命も、３日目から堕落が始まる。
（ ジャン・コクトー ）
3457.
今日、民衆の中に何が一番欠けているか。
自分を信じ、人を信じ、自分の仕事を信じ、自分の今日の生活を信じていくというような信念が非常に弱いと思う。
（ 吉川英治 ）
3458.
目的は必ずしも手段を正当化しない。
目的が手段として犯罪を要求するとき、
その他の有効な手段を発見できなければ、
目的そのものを再検討するほかに、
抜本的な解決を見出すことはできない。
（ 加藤周一 ）
3459.
子どもたちの個性を伸ばそうとかけ声をかけて、子どもたちの個性を押しつぶしていることに、役所は気がついていません。
（ 永六輔 ）
3460.
トップは男前にやってもらっていい。
ただし、軍師がいります。
そういう蔭の演出家を社会が許容しなければいけない。
戦国時代は英雄がいたが、徳川時代になると将軍は飾りでしたね。
（ 谷沢永一 ）

3461.
ひたむきに生きている国では、死ぬことなんて問題にも話題にもなりません。
死について、なんのかんのと言っている国は天下泰平なんですよ。
（ 永六輔 ）
3462.
勝利は不敵な絵の具で、すべての醜いものを覆い隠す。
（ ヨーロッパの格言 ）
3463.
人間は自分自身の歴史をつくる。
だが、思うままにではない。
自分で選んだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、与えられ、持越されてきた環境のもとでつくるのである。
（ カール・マルクス ）
3464.
途上国の経済発展に必要なことは、第一に教育、第二に資金、三つ目は政府自身が強い意志を持って取り組むことである。
そして、もう一つ付け加えると、平和である。
（ ジョン・ケネス・ガルブレイス ）
3465.
私たちは、人々に奉仕するために、最善を尽くさなければならない。
それこそが、人間としての尊い責務である。
（ アインシュタイン ）
3466.
２０歳の時に理想主義者でないような者は心のない人間だ。
だが、３０歳にもなってまだ理想主義者なら、そいつは頭が空っぽだ。
（ ランドルフ・ボーン ）
3467.
革命の時期と進展を示唆することは不可能であり、多かれ少なかれ神秘的な法則に支配されるが、革命が来る場合には急激に進む。
（ レーニン ）
3468.
近頃の人は、怒らぬことをもって知識人であるとしたり、人格の奥行きと見せかけたりしているが、そんな老成ぶった振る舞いを若い奴らが真似するに至っては言語道断じゃ。
若い者は、怒らにゃいかん。
もっと怒れ、もっと怒れ。
（ 吉川英治 ）
3469.
戦争とは、あなたの愛する人が死ぬ、ということです。
（ 美輪明宏 ）
3470.
多様性は活力であり進歩の源である。
企業は社会や消費者に「それまでに存在しなかった価値」を提案できなくなったら、組織として機能しなくなる。
（ ルチアーノ・ベネトン ）

3471.
愚者どもを支配するよりも、愚者どもに支配される方がまさる。
（ デモクリトス ）
3472.
深入りせず、当たり障りのないのがヤサシイと考え、希薄で実体のない人間関係しか築かない若者。
スマートに生きているつもりが、結局、小さな生活域しか得られず、社会の中で安らぎを感じることができない。
（ 秋山仁 ）
3473.
真実は論争の的になる。
悪意が攻撃し、無知があざけるかもしれない。
だが結局、真実は動じることがない。
（ ウィンストン・チャーチル ）
3474.
今や社会そのもの、さらには社会活動、社会問題のすべてがあまりに複雑である。
唯一の「正しい答え」があらゆる問題に通用するはずがない。
答えは複数ある。
そのうちかなり正しいといえるものさえない。
（ ピーター・ドラッカー ）
3475.
実に多くの日本人が、才能と知能に恵まれながら、賢くなくなったのは、叡知の源である貧困を取り上げられたからかもしれない。
（ 曽野綾子 ）
3476.
問題を解決するのに最適なところは、必ずしもその問題が現れたところとは限らない。
（ ラッセル・L・エイコフ ）
3477.
人は、生物的存在として呼吸するための空気を必要とするように、社会的政治的存在として機能するための社会を必要とする。
しかし社会を必要とするということは、必ずしも社会を手にしていることを意味するわけではない。
（ ピーター・ドラッカー ）
3478.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
3479.
大自然こそ、法なのです。
大自然、環境問題を大切にするというのは、それこそが生きるものの法だからです。
（ 永六輔 ）
3480.
誰だって若いときには自分のために働く、それはそれで結構だ。
一生自分のために働くのも御本人の自由だ。
しかし、還暦をすぎると、自分のためにだけ働くのはいやになる。
というよりも、自分のためと国のためがおのずから一致する境地が開ける。
おのずから開ける。
開けなかったら、どうかしていると思うがよい。
（ 林房雄 ）

3481.
すべての人に玄関を掃き掃除させれば、
全世界がきれいになる。
（ ゲーテ ）
3482.
視野を広げ、同胞意識を持って全世界を受け入れ、他人の困難を感じ取ることの出来る大きな心を持って欲しい。
（ アウン・サン・スー・チー ）
3483.
教育は国民の安価な防備である。
（ エドマンド・バーク ）
3484.
態度がその人の格を決める。
（ メアリー・チョルモンデリー ）
3485.
現場を知らない政治家っていいますけどね。
現場を知ってたら、
政治家なんかやっていられませんよ。
（ 永六輔 ）
3486.
テレビの議論に本質論はありません。
だって本質論は面白くないから。
（ 永六輔 ）
3487.
社会のために役立ちたいという志を持っている経営者が成功する。
（ 牛尾治朗 ）
3488.
男が全てをやりなおすのは、戦争によってか恋愛（エロス）によってかしかない。
（ ポール・ニザン ）
3489.
理性のなくなった人間は、
動物以下であり、
表現の自由のないところに、
人間の社会は成立せず、
生ける屍と言えよう。
（ 正木ひろし ）
3490.
人間集団で最悪なことといったら、態度の悪さ。
これは伝染するんでね　
（ ロジャー・A・レイビー ）

3491.
パートナーと議論したり、悔しがったりすることで、失敗も成功もシミにならないですむ。
（ 飯田亮 ）
3492.
人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。
他人から愛され、協力してもらえるような徳を積むことではないだろうか。
そして、そういう人間を育てようとする精神なのではないだろうか。
（ 本田宗一郎 ）
3493.
子供と向き合うということは、世界を良くしていくための、永遠に続く革命を手がけるということだ。
（ 長山靖生 ）
3494.
良いアイディアと新しい改革は、勇気ある忍耐力で、実現させてゆかなければならない。
（ ハイマン・G・リッコーバー ）
3495.
君主に対する暗殺は、政体を何一つ変える働きを持たない。
（ 塩野七生 ）
3496.
無学は悪の母である。
（ モンテーニュ ）
3497.
進歩的な国では変革は不可避である。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
3498.
革命も恋も、実はこの世で最もよくて、おいしい事で、あまりいい事だから、おとなのひとたちは意地わるく私たちに青い葡萄(ぶどう)だと嘘ついて教えていたのに違いない。
（ 太宰治 ）
3499.
あまり長く権力の座にいると、現実感覚をなくしてしまいます。
権力を持ちすぎたとき、没落が始まるのです。
（ ファン・フリッシンゲン ）
3500.
多くの代議士に狗(いぬ)のような日本語を喋らせておいて、黙ってそれを聞くことの出来る日本人の無神経さがつくづく嫌になる。
（ 薄田泣菫 ）

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｜36｜37｜38｜39｜40｜
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