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2601.
指導者は世論の誤りを是正できなくてはならない。
たんに世論を代表するだけでは、その責務を果たすことはできない。
（ バルザック ）
2602.
黒人を無色にする最上の方法は、白人に清らな心を与えることである。
（ バーニン ）
2603.
長いこと論争している場合は、たいてい、彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
（ ヴォルテール ）
2604.
人は、大局の判断を迫られた場合は誤りを犯しやすいが、個々のこととなると、意外と正確な判断をくだすものである。
（ マキャヴェリ ）
2605.
我々が自由でありうるために、我々全員が法律の奴隷となる。
（ キケロ ）
2606.
政治を軽蔑する者は、軽蔑すべき政治しか持つことが出来ない。
（ トーマス・マン ）
2607.
未来を見る目を失い、現実に先んずる術(すべ)を忘れた人間の行き着く先は、自然の破壊だ。
（ シュバイツァー ）
2608.
新しい世代が、しばしば、当たり前のこととして受け取っているものは、実は、前の世代の厳しい戦いの成果であることが忘れられるものである。
（ ネルー ）
2609.
「目には目を」では、世界中を盲目にするだけだ。
（ マハトマ・ガンジー ）
2610.
子どもに殺しを教えることだけはごめんだ。
世界中の子どもが正義だといって殺しを教えられたら、いつか世界中の人間は全滅するだろうな。
（ 手塚治虫 ）
2611.
他人の自由を否定する者は、自ら自由を受けるに値しない。
（ エイブラハム・リンカーン ）
2612.
勝てば官軍　負ければ賊軍
（ 日本のことわざ ）
2613.
私はひとりの人間に過ぎませんが、それでもひとりの人間です。
私は何でもできるわけではありませんが、それでもできることはあります。
私に出来ることは、喜んでするつもりです。
（ ヘレン・ケラー ）
2614.
どんな人間でも、完全な嘘つきになれるだけの優秀な記憶力は持ち合わせていない。
（ エイブラハム・リンカーン ）
2615.
見るためだけの目は、世界に対して盲目となる。
（ マハトマ・ガンジー ）
2616.
人間はその全存在を外に向けなければならない。
外の、何か非個人的なものに向けるべきだ。
そうしてこそ救いが得られる。
それができぬかぎり、自分自身の独房のなかで死んでしまう。
（ コリン・ウィルソン ）
2617.
大衆はほとんど、低俗な思想までしか上れない。
（ シャンフォール ）
2618.
つまらない新聞を読んで「なんて近頃はくだらないんだ！」と言った時代もあったろうが、最近の読者はこう言う。
「なんてくだらない新聞なんだ！」と。
（ ダニエル・J・ブアスティン ）
2619.
勝つことばかり知りて、負くること知らざれば、害その身に至る。
（ 徳川家康 ）
2620.
人間であるとは、まさに責任を持つことだ。
自分には関係がないような悲惨を前にして、恥を知ることだ。
（ サン・テグジュペリ ）
2621.
普通の人間バカにするなよ。
（ ドラマ『踊る大捜査線』 ）
2622.
戦争は破壊の科学である。
（ アボット ）
2623.
行動を起こし、今をつかめ。
人は貝になるために創られたのではない。
（ フランクリン・ルーズベルト ）
2624.
牛は角によって捕らえられ、人は言葉によって縛られる。
（ ローマのことわざ ）
2625.
目に見える水の流れは、地下を流れる水の量に比べると本当に少ないのと同じように、目に見える理想主義は、世の中の人々が心の中に閉じこめ、ほとんど出さないでいる理想主義に比べると本当に小さなものだ。
閉ざされているものを放ち、地下水を地表に導く。
人々はそれができる人が現れることを待ち焦がれている。
（ シュバイツァー ）
2626.
優強者が弱劣者を吸収しつつ
おのれを発展したところに
文明もでき、国家もできた。
（ 岩野泡鳴 ）
2627.
人間は人間の未来である。
（ フランシス・ポンジュ ）
2628.
人間に関することで、自分に無関係なものはない。
（ カール・マルクス ）
2629.
有閑階級は使用価値ではなく、象徴的価値の購入に金を使う。
（ ソースティン・ヴェブレン ）
2630.
何をおいても決して恐れてはいけない。
あなたを退却させようとしている敵はまさにその瞬間、あなたを恐れている。
（ アンドレ・モーロア ）

2631.
エンジニアと呼ばれる人たちには警戒を怠ってはいけない。
彼らはミシンから始めて、原子爆弾にまでたどりついたのだから。
（ マルセル・パニョル ）
2632.
人気のないルールは、決して長続きしない。
（ セネカ ）
2633.
治人有れども、治法無し。
（ 荀子 ）
2634.
暴力によって得た勝利というものは敗北に等しい。
それはつかの間のものだからである。
（ マハトマ・ガンジー ）
2635.
人々の心に真の平和が宿るまで、国と国との間に平和はやってこない。
（ スー族の格言 ）
2636.
己の家族を立派に治める者は、国家の出来事についても価値ある人物にならん。
（ ソポクレス ）
2637.
汝の意志の規律が、いつの場合でも、一般に立法の原理として適用できるように行動せよ。
（ カント ）
2638.
いかに我々は「相手に勝とうとする気持」だけで議論するのであろうか？
「新しい展開」を求めてゆくという対話の基本原理を忘れてはならない。
（ 中島義道 ）
2639.
理論も大衆をとらえるやいなや物理的権力となる。
（ カール・マルクス ）
2640.
法のないところに不義はない。
（ トマス・ホッブズ ）

2641.
人間が人間性を無視するのは、人間の理性の誤りである。
（ ヴォーヴナルグ ）
2642.
大衆の判断は、抽象的に説明されたときに間違う。
（ マキャヴェリ ）
2643.
「お先にどうぞ」「ありがとう」。
今日の日本で最も大事なことは、
このような互譲の精神ではないか。
このような精神が吾々(われわれ)の周囲にみなぎることによって、
今日のトゲトゲしい世の中をもっと暮らしよい世の中にするのではないか。
（ 古賀忠道 ）
2644.
道徳と進歩と改善は、
つねに不可分の関係にある。
（ マハトマ・ガンジー ）
2645.
After you──
譲る心、アフター・ユーの気持ちをみんなが持っていれば、
世の中のとげとげしさは、少しでも減るだろう。
（ 勝本信之助 ）
2646.
私は人々の心の中では女王でありたいけれども、この国の女王であるとは思ってはいません。
（ ダイアナ ）
2647.
あまりに寛容な法律はほとんど守られず、あまりに厳格な法律は励行されない。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
2648.
唯一本当の牢獄は恐怖であり、
唯一本当の解放は恐怖からの解放である。
（ アウン・サン・スー・チー ）
2649.
一罰百戒
（ 日本の格言 ）
2650.
人は死に、国は興亡するかもしれない。
しかし思想は生き続ける。
（ ジョン・F・ケネディ ）

2651.
日本人というのは、自分の体に合った洋服を作るのが実に下手だ。
ところが、押しつけられた洋服に体を合わすのは実に上手い。
（ 宮澤喜一 ）
2652.
男が支配する世界より悪いものは思いつかない。
ただし女が支配する世界を除けば。
（ ナンシー・アスター ）
2653.
経験の与えた一つの棘は、
警告の最も厳しいものの全部にも値する。
（ ミュッセ ）
2654.
テレビで食い過ぎの薬のＣＭをやってるけど、
食い過ぎってのは、
バカのやることだぜ。
地球には飢えている人がいるんだから。
（ 永六輔 ）
2655.
乳母車に優しければ、車椅子にも優しい街になれるはずです。
（ 永六輔 ）
2656.
政治において、言ってほしいことがあれば、男に頼みなさい。
やってほしいことがあれば、女に頼みなさい。
（ マーガレット・サッチャー ）
2657.
王は失態を演じ、民衆は尻拭いをする。
（ ホラティウス ）
2658.
黙するは高き叫びである。
（ キケロ ）
2659.
人間は誕生の瞬間から支配するか、もしくは支配されるか運命づけられる。
（ アリストテレス ）
2660.
社会の悪役は利己主義にある。
（ エマーソン ）

2661.
過去を忘れてはいけないが、
私達は過去に利用されてはならない。
（ アデム・デマチ ）
2662.
自分が嫌なことは、
人にはしないようにしましょう、
と言いますね。
これは尤(もっと)もなことです。
只(ただ)、
世界中に人がそのようにすれば、
世界は平和になります、
というのはどうでしょうか。
綺麗事ですね。
自分が嫌でなくても、
人は嫌なことというのは、
幾らでもありますし、
勿論(もちろん)その逆もある。
そういうところから、
人は傷つけあってしまうということを、
綺麗事でなく教えなくてはならないと思います。
（ 山田太一 ）
2663.
功成り名遂(と)げて身退(しりぞ)くは
天の道なり。
（ 老子 ）
2664.
生物学的に考察すると、人間は最も恐ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2665.
兵法は人をきるとばかりおもふは、ひがごと也(なり)。
人をきるにはあらず、悪をころす也。
一人の悪をころして、万人をいかすはかりごと也。
（ 柳生宗矩 ）
2666.
あらゆる政治理念の中で、
多分最も危険なのは、
人々を完全に出来る、幸福に出来る、
という願望だ。
この世に天国を築く試みは、
いつもこの世に地獄を作って来た。
（ カール・ポパー ）
2667.
テロだ！
と騒ぐことが、テロの二次目的だということも忘れないで！
（ 永六輔 ）
2668.
聡明な悪人こそは地の塩であり、世の宝である。
（ 中野好夫 ）
2669.
世の中の動きというのは、
実態はみんなが考えているよりも速い。
だから現場を知らない机上の政策は
いつも後手後手に回るのだ。
（ 藤田田 ）
2670.
人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追求していくことです。
（ アインシュタイン ）

2671.
大きな権限を持つ者は、同時に、大きな責任も持っているんですよ。
（ ドラマ『相棒』シリーズ ）
2672.
有名な法律についての金言を掲げよう。
「法律は小事に関与せず」。
（ デール・カーネギー ）
2673.
友情は世界を一つにする唯一の結合である。
（ ウッドロウ・ウィルソン ）
2674.
経済的な目的は、企業が社会的責任を免除されるべきことを意味しない。
逆に、企業にとっての利益の追求が、自動的に社会的責任の遂行を意味しなければならない。
（ ピーター・ドラッカー ）
2675.
歴史のない国民は幸福である。
（ ベッカリーア ）
2676.
新聞なしの政府と政府なしの新聞、いずれかを選択しろと問われれば、私は少しも躊躇せずに後者を望むだろう。
（ トーマス・ジェファーソン ）
2677.
真の保守政治家は、善には保守的、悪には急進的である。
その意味は革命家なのだ。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
2678.
今の時代には、だれも沈黙したり譲歩したりしてはならない
（ ゲーテ ）
2679.
まず仲間をつくること。
次にその団結を固めること。
そして一人一人がどの役割を担い、どう実行するかを理解すること。
あとは、いい仕事ができるよう前進あるのみである。
（ ジョン・メージャー ）
2680.
あらゆる世代は、先任者を呪う。
（ アラブの格言 ）

2681.
想像してごらん、すべての人々が平和に暮らしている姿を。
（ ジョン・レノン ）
2682.
大多数の人々は保守的であり、新しいものを中々信じようとしない。
だが現実の多くの失敗には辛抱強い。
（ トーマス・カーライル ）
2683.
新しい秩序を確立することほど難しい事業はない。
（ マキャヴェリ ）
2684.
この世界における大事件の歴史は、犯罪史のほかの何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
2685.
一国の元気は中産階級にあり
（ 横井時敬 ）
2686.
我々は女性を解放したが、女のほうは依然として主人を捜している奴隷だ。
（ オスカー・ワイルド ）
2687.
愛のない経営が好ましくないように、愛なり慈悲の少ない政治は許されるはずがない。
（ 松下幸之助 ）
2688.
艱難(かんなん)は気骨ある人の心をとらえる。
それをしっかり抱きしめることにより、自分の真の姿を自覚するからだ。
（ シャルル・ド・ゴール ）
2689.
真の文明は、
すべての人間が自ら主張するすべての権利を、
ほかのすべての人間に与えるところにある。
（ インガーソル ）
2690.
人間は環境の創造物ではない。
環境が人間の創造物である。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）

2691.
議論の決着がついたとき、スポーツの優勝決定戦のように、互いによくやったと健闘をたたえ合えるだろうか？
それができないのであれば、議論はするべきではない。
後味の良い議論には、互いに相手を尊敬・尊重し合うという高貴な精神が不可欠だ。
議論する者にもスポーツマンシップが必要だと言えよう。
（ ながれおとや ）
2692.
悪法も法なり。
（ ソクラテス ）
2693.
たしかに人間にとって、ルックスをきれいにしたり、おしゃれしていいものを買ったりすることは大事なことです。
でも同時に世の中にはすごい悲劇があるということも、どうしても見逃せないんですね。
だから私は、ひとりで幸せに酔うということができない。
みんなが思っているほど幸せではないんですよ。
（ フジ子・ヘミング ）
2694.
自由・平等は悪い原理である。
真の人間的原理は正義である。
弱者に対する正義は保護もしくは善意である。
（ アミエル ）
2695.
犯さんがために法律があり、破らんがために道徳あり。
犯す者、破る者なくんば、何の日か、法律・道徳の効果を表顕(ひょうけん)し得ん。
（ 斎藤緑雨 ）
2696.
文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、
前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろう。
（ ドストエフスキー ）
2697.
間違った意見は一般に考えられているほど世の中には多くない。
というのは、たいていの人々は意見をぜんぜん持たず、他人の意見か、あるいはただの伝聞や人の受け売りで満足しているからである。
（ ジョン・ロック ）
2698.
民主主義とは、腐敗した少数派の任命に対して、無能な多数派の選挙で置き換えたものである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
2699.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
2700.
漫画に必要なのは風刺と告発の精神である。
（ 手塚治虫 ）

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